上野で展覧会チラシを色々ピックアップしていたら…なんと、国立西洋美術館で「アルチンボルド展」が! !
「アルチンボルド展」(Arcimboldo)
・会場:国立西洋美術館
・期間:2017年6月20日(火)~9月24日(日)
「本展は、世界各地の主要美術館が所蔵するアルチンボルドの油彩約10点を中心に、この画家のイメージ世界の生成の秘密に迫り、またその継承者たちへの影響も辿ります。日本で初めて、アルチンボルドのユーモアある知略の芸術を本格的にご紹介するこの機会を、どうかご期待ください。」(国立西洋美術館サイトより)
ジュゼッペ・アルチンボルド(Giuseppe Arcimboldo, 1527-1593年)はミラノ生まれ、カラヴァッジョに先立つロンバルディアの巨匠です。ハプスブルグのルドルフ2世のお気に入り画家で、精緻な静物で構成された人物寓意像で有名であり、綺想の画家とも言われます。ああ、若冲と同じで大当たりの可能性も大ですね(笑)
読みかけで放り出していたカウフマンの『綺想の帝国』もちゃんと読まなくちゃ。それに某所でお勉強させていただきましたしね(汗)。
それにしても、王立サン・フェルナンド美術アカデミーの《春》も来日するようで驚きました(・・;)
ジュゼッペ・アルチンボルド《春》(1563年)王立サン・フェルナンド美術アカデミー
だって、マドリッドで観たばかりですもん。まさか、私を追って来日とか(笑)
ボイマンスの展覧会と期間が重なるのでそこを狙って上京したくなりました。
アルチンボルド本を読み返したくなりました。彼の作品には同じ作品が複数あるのでどちらなのかわからなくなる傾向もありますね。
東京都美術館 2017年4月18日(火)~7月2日(日)
ちなみに、ボス作品も来日するようですね(^_-)-☆
ボイマンスで《バベルの塔》を観た時、絵の前で学芸員さんが熱く語り、ギャラリー客たちが拍手していたのを思い出します。オランダ語がわからない私は絵を眺めるしかなかったのですがね(^^;;