ゲストの通りがかりの者さんから教えていただいていた「Pen online」に青野尚子さんの記事が掲載された。
「“視覚の革命”を起こした、ヤン・ファン・エイクの名画を訪ねてベルギーへ。(前編・中編・後編)」
https://www.pen-online.jp/feature/art/janvaneyck1/1
https://www.pen-online.jp/feature/art/janvaneyck2/1
https://www.pen-online.jp/feature/art/janvaneyck3/1
ああ、私も行きたかったなぁ~、観たかったなぁ~!!!
これは、とても刺激的ですね。
目新しいところでは、スペイン ブルゴスのコルバビオスの聖母子ですが、周囲の調度がそっくり、まさかヤンの調度担当アシスタントが描いたのではないか?と妄想するくらいです。
芸大の熊沢弘さんのツイートが紹介していて、発見しました。熊沢弘さんの翻訳「ヒエロニムス・ボスヒエロニムス・ボスの世界
ティル=ホルガー・ボルヒェルト」の翻訳で、原書が誤っているのか、熊沢さんの翻訳が誤っているのか? どっちにしても文句いってやろうと、Twitterを検索していたら、副産物としてみつけました。
さっそく二つのURLをチェックしましたよ~☆ 拡大しても精緻な画像であるのが凄く嬉しいです(^^)。特に《ファン・デル・パーレ...》の聖ゲオルギウス鎧部分に赤い頭巾のヤンらしい姿が確認できてうれしかったです!!
不思議なのはフィラデルフィア作品が入っていないことで、断られたのでしょうか??
で、ご紹介の“COVARRUBIAS (Burgos). Virgen del libro. ”は確かに調度はファン・エイクそっくりですね(・・;)
各作品を拡大しながらチェックしていくと、色々な発見がありそうです。見応えあるサイトなので、ゆっくり楽しみたいです。ありがとうございました!!
ロンドンNGのものでも入ってないものはありますので、研究用精細写真を新たに撮ることができたものだけだと思います。
網羅を意図したものではないということでしょう。
トリノ・ミラノ時祷書の焼け残り写真は驚きでした
>網羅を意図したものではない
なるほどです。もしかして、これからも画像追加されるかもしれないと、少し期待してしまいます(^^ゞ
で、トリノ・ミラノ時祷書の焼け残り写真は衝撃的ですね!!それに、絵具...特にラピスラズリの青が美しいまま残っているなんて凄いです(・・;)
せっかくご夫妻で計画を立て、展覧会&とびっきり楽しい旅になるはずが....経済的損害も含め、その悔しさが良~くわかります!!!
それにしても、展覧会カタログ英語版をGetされたとはさすがですね(^_-)-☆。
現在Amazonではドイツ語版しか出ておらず、英語版が5月発売予定というのは貴重な情報です。ありがとうございます!!
私もぜひ入手し、せめて、紙上で展覧会に想いを馳せたいものです。
それにしても、なぜ日本には5月すぎまで売れないのでしょうかね??>AmazonUK
The Memling restoration, a marathon ARTtube
http://www.arttube.nl/en/videos/the-memling-restoration-a-marathon
にでてくるアントワープの研究者
Lizet KLaasen女史は、面識がありますが優秀な方のようです。
なんか、研究者が女性ばかりですね。
で、通りすがりの者さんのカタログ内容情報に大感謝です!!最新知見&研究が色々掲載されているようで、特にヤンの自然観察眼の素晴らしさが伝わってきますね。それに、私は横文字苦手なので、内容のご紹介が凄く嬉しく助かっております(^^ゞ
で、さっそくAmazonの「Van Eyck Studies 」&書評もチェックしましたが、なるほど、"Closer to Van Eyck"を参照しながら読むべき研究本なのですね。
通りすがりの者さん、色々と教えていただき、本当にありがとうございます!!
Curieさんも、Lizet KLaasenさんも、女性研究者さんたちが頑張っているのがなんだか嬉しいです(^^)v
それにしても、感染拡大でアントワープ美も再開が遅れそうですね。
エイク兄弟の時代に先行してアルハザン(Ibn al-Haitham)の光学研究が存在したことを、恥ずかしながら初めて知りましたし(汗)、それがキリスト教神学と融合して、霊的vision「3つの光」解釈となり、イタリア美術では単純化による直接光だけになったとは...。(「瞑想によるvisionが大事」は、カラヴァッジョもだ!と了解しました(^^;)
それにしても、エイク兄弟の屈折光と反射光を取り入れた細密描写は、時代を超えて観る者を魅了するほど凄い”視覚の革命”だったと、つくづく思いました(^^ゞ
で、ワシントン《受胎告知》ですが、描かれた教会内部構造までが宗教的意味(隠喩?)を含んでいたとは...(@_@)
ご紹介いただいたカタログ論文には盛りだくさんの新知見が含まれているようで驚き&勉強の連続です。通りすがりの者さん、今回も本当にありがとうございました!!
今回優れた画像をみて、URLのことに気がつきました。カタログの論文集には当然この比較ぐらいはあるでしょうから、研究者の方の意見をきかせてくだされれば幸いです。
で、さっそく拝見しましたが、本当に書体の様式が似ていますね!! 最新のAIなど使って時代測定なんてできないのでしょうかね??(;'∀')
>死後も多くの工房の人間によって彼の下絵を元に...
なるほど、確かにそのような可能性もありますね。HandG=Van Eyck説を信じていた私にはとても勉強になりましたです(汗)。
>ギルドで修行した可能性があるし、他地方のギルドに迎えられて共同作業したとも考えられる
ヤンが宮廷画家をしながら他地方の仕事も請けているのが了解されます。
通りがかりの者さん、今回も色々と勉強をさせていただきました。ありがとうございます!!
>
御確認、ありがとうございました。「ない」という確認をするのは労力・時間がかかることなので、よけいな手間をかけさせてしまったようです。本当にありがとうございました。