花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

幻のカラヴァッジョ展?

2024-10-29 22:48:04 | Weblog

高名な美術史家の高階秀爾氏が10月17日に逝去された。国立西洋美術館や他の美術館の館長もされ、多くの著書も残されている。私もその何冊かを読み勉強させていただいた。(合掌)

古い話になるが、会社の他部門の某さんと昼食を一緒した時のことである。某さんが「昔、高階先生とカラヴァッジョ展を企画したことがあったけど、残念ながら流れてしまった。」...と。

その「昔」とは、東京都庭園美術館の展覧会の前のことで、高階先生が国立西洋美術館の館長をされていた頃のようだ。私的に高階先生とカラヴァッジョの組み合わせは少々意外であり、どんな「カラヴァッジョ展」になったのだろう?...と、当時も想いを巡らせてしまった。

高階先生の訃報に接し、ふと思い出した「幻のカラヴァッジョ展?」昔話である。



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2 コメント

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高階先生 (花耀亭)
2024-11-05 02:06:50
高階先生の一般向け著書で勉強させていただきました。確かに危なげのない教科書的ではありましたが、それ故か、わかりやすく読みやすかったような気がします。
安心できる高階先生の不在は...確かに痛いですね。
高階先生のご冥福を心からお祈りいたします。
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危なげが無い (高階先生)
2024-11-04 14:46:55
高階秀爾先生の著作は、常に危なげが無いものでした。教科書的であり、そのため面白味が無い感じもしておりました。しかし、変な新説の信奉者になったり、間違いだらけだったり、勉強不足だったりする研究者・著作物を観る都度に、安心できる高階先生の不在を感じるところです。ご冥福を祈らせていただきます。
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