「美術手帳」のサイトに、9月9日に行われた「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」記者会見についての記事が出ていた。
https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/20516
私的に、やはりねぇ(-_-;)、と思ったのは「本展では、初期ネーデルランド派以外の作品はすべて網羅しているという。」との一行。ファン・エイク作品とは言わないまでも、他画家作品でも良いから1枚ぐらい貸してくれても良かったんじゃないのかなぁ?
で、私の目が惹かれたのが、記者会見場の出展予定作品一覧のような壁紙(ポスター?)画像だった。ええっ!!サヴォルドの《マグダラのマリア》も来るの?!
ジョヴァンニ・ジローラモ・サヴォルド《マグダラのマリア》(1535-40年頃)ロンドン・ナショナル・ギャラリー
この銀色に輝く光沢表現が素晴らしい!!サヴォルド(Giovanni Girolamo Savoldo, ,1480-1485 – after 1548)はブレシャの画家であり、カラヴァッジョに影響を与えた先駆的画家とみなされているのだ。
それと、嬉しかったのはスルバラン(Francisco de Zurbarán, 1598-1644)作品!!
フランシスコ・デ・スルバラン《聖女マルガリータ》(1630-34年頃)ロンドン・ナショナル・ギャラリー
ちなみに、国立西洋美術館の川瀬氏の印象派有名作品(?!)以外の一押しはクリヴェッリ作品だった(^^)v
ということで、さすがLNGは名画揃いだから、来日作品も目に嬉しい名作揃い。来年の春が今から待ち遠しい♪♪
で、サヴォルドがヴェネツィアでボスの祭壇画を観て、自作に引用していたなんて驚きです(・・;)。きっとボスの奇想に魅了されたのでしょうね。貴重な情報をありがとうございました!!
ちなみに、私も昔、ドゥカーレ宮でボスの祭壇画数点を観ています。ガラスで覆われた展示空間に並んでいたのを覚えています。
は、素晴らしいですね。ほとんど風俗画・肖像画ですが、未だに記憶に留めております。
サヴォルドについてはヒエロニムス・ボスとの関係でURLに