千鳥ヶ淵にあった山種美術館は私の好きな美術館のひとつであった。過去形なのは引越し先がどうにも気に入らないから(^^;;;
だって、千鳥ヶ淵の頃は桜並木やお堀を眺めながらの散歩ができたし、隣組(?)のイタリア文化会館に寄り道することもできたし、二期倶楽部のカフェでお茶することだってできたのだから。そして、そのカフェではお茶しながら松岡正剛氏のセレクト書店も眺められたのだ…。
ということで、今日(昨日)、久しぶりに丸善丸の内店に本探しに行ったついでに、噂の書店中書店「松丸本舗」なんぞを覗いてしまった。
松岡氏らしい知の一大饗宴とも言える書籍の数々が所狭しと犇いている。幅広いジャンルから選ばれた本の凝った並べ方を興味深く見ていたら、アート関係の棚にありましたね、カラヴァッジョ本が数種(笑)。棚には、バロックとロシア・アヴァンギャルドに注目!などという謳い文句までが書かれていた。カラヴァッジョとマレーヴィッチだったら、ミステリー「名画消失」じゃない?と、思わずツッコミたくなる(笑)
ちなみに、ロシア・アヴァンギャルドとイタリア未来派ってなんだか似ているように思えるのだけど、これって私が現代美術音痴だからだろうか?(^^;;;
さてさて、「松丸本舗」を一巡りして帰ろうと思ったら、本舗入口付近の平台に話題の確率本「たまたま」と、関連本らしい2種類の本が並んで平積みされていた。で、思わずその装丁に目が釘付け!
「確率で言えば―日常に隠された数学 」青土社 (2001/02)
ジョン・A. パウロス (著), John Allen Paulos (原著), 松浦 俊輔 (翻訳)
(原画:ヒエロニムス・ボス(コピー)《いかさま師(マジシャン)》サンジェルマンアンレー)
「なぜ金融リスク管理はうまくいかないのか」東洋経済新報社 (2009/9/18)
リカルド・レボナト (著), 茶野 努 (翻訳), 宮川 修子 (翻訳)
(原画:カラヴァッジョ《いかさま師(カードプレイヤー)》キンベル美術館)
【参考】原書の装丁(カラヴァッジョ同作品だが、レイアウトが若干異なる)
いやはや、確かに関連本ではあるが、装丁まで関連しているなんて、懲り過ぎ!!(笑)
だって、千鳥ヶ淵の頃は桜並木やお堀を眺めながらの散歩ができたし、隣組(?)のイタリア文化会館に寄り道することもできたし、二期倶楽部のカフェでお茶することだってできたのだから。そして、そのカフェではお茶しながら松岡正剛氏のセレクト書店も眺められたのだ…。
ということで、今日(昨日)、久しぶりに丸善丸の内店に本探しに行ったついでに、噂の書店中書店「松丸本舗」なんぞを覗いてしまった。
松岡氏らしい知の一大饗宴とも言える書籍の数々が所狭しと犇いている。幅広いジャンルから選ばれた本の凝った並べ方を興味深く見ていたら、アート関係の棚にありましたね、カラヴァッジョ本が数種(笑)。棚には、バロックとロシア・アヴァンギャルドに注目!などという謳い文句までが書かれていた。カラヴァッジョとマレーヴィッチだったら、ミステリー「名画消失」じゃない?と、思わずツッコミたくなる(笑)
ちなみに、ロシア・アヴァンギャルドとイタリア未来派ってなんだか似ているように思えるのだけど、これって私が現代美術音痴だからだろうか?(^^;;;
さてさて、「松丸本舗」を一巡りして帰ろうと思ったら、本舗入口付近の平台に話題の確率本「たまたま」と、関連本らしい2種類の本が並んで平積みされていた。で、思わずその装丁に目が釘付け!
「確率で言えば―日常に隠された数学 」青土社 (2001/02)
ジョン・A. パウロス (著), John Allen Paulos (原著), 松浦 俊輔 (翻訳)
(原画:ヒエロニムス・ボス(コピー)《いかさま師(マジシャン)》サンジェルマンアンレー)
「なぜ金融リスク管理はうまくいかないのか」東洋経済新報社 (2009/9/18)
リカルド・レボナト (著), 茶野 努 (翻訳), 宮川 修子 (翻訳)
(原画:カラヴァッジョ《いかさま師(カードプレイヤー)》キンベル美術館)
【参考】原書の装丁(カラヴァッジョ同作品だが、レイアウトが若干異なる)
いやはや、確かに関連本ではあるが、装丁まで関連しているなんて、懲り過ぎ!!(笑)
さて僕は古本屋さんで、庭園美術館で開催されたカラヴァッジョ展の図録を見つけて買いました。2000円なり。
カラヴァッジョの作品はそんなに出品されていないんですね。宮下先生が早速寄稿されていますね!
当時とはカラヴァッジョ研究も発展したでしょうが、Juneさん当時講演会とか聞かれましたか?
さて、「松丸本舗」はオアゾの4階です。なかなか楽しい品揃えですよ。okiさんもぜひ。
で、庭園美術館のカラヴァッジョ展は確かにカラヴァッジェスキ作品の方が多かったですね(^^;。おっしゃる通り、展覧会図録は宮下先生が書かれています。okiさんも遂にカラヴァッジョの魅力に捕まりましたね(^_-)-☆
私は当時、まだ仙台在住だったので、展覧会は観たものの、残念ながら宮下先生の講演会は聴講していないのです。田舎者は講演会やイベントがあるのも知らなかったのですよ(涙)。今はネット情報がすぐに入手できるようになり、情報の地方格差だけは解消されてきましたね。(文化格差は未だに大!)