皆が和服を着ていた時代の、きっと革命的であったであろう
ファッション展。友禅の柄にも西洋的なものも感じてしまうものもあり
その帯どめコレクションや繊細な刺繍の半襟コレクションなど
初めて実物を見る者にとっては驚きの連続です。
池田重子さんのこの残そうという努力は素晴らしいですね。
これらは今私たちが着るというより、アートではないかと思います。
会場には和服を召した方も多く、ざざんざ織の和服を着ていらして方と
友人が話しこんで、私も後から見せていただきました。私たちより
10才くらい上の方でしたが、その年齢でまだまだ魅せられているというのは
すごいなと思いました。美大の当時の図案科を出た方でしたが、類は友を呼ぶというか
すっかり友人は話し込んでいました。どちらかというと男性的?な大胆な着こなしでした。
ちょっと見たことない手のかかった帯をしていらっしゃいました。
銀座にも和装のそれぞれの専門店が次々姿を消して行って
この和服の粋が消えていくのは寂しいことですね。
私は着付け教室のテストの日で、昨日動画で復習したのですが
2回しかしたことないのにもうテスト。家から着ていくときはまだ後ろ結びですが
今練習している前結びは優れものです。
襟がいつも抜けなく、今回思いっきり抜いてしまいました。
襟の抜き方、半襟の見え方が一つの個性となりますね。自分らしい見え方を
これからできるようになりたいと思いました。
お正月なのではんなりと柔らか物で梅の袋帯にしました。
鎌倉と神楽坂で年に数回リサイクルの着物を展示している今治の
古布・骨董のお店のもので、幅だししてもらったら、洗い張りまでしてくれたという
丁寧な仕事をしてくれるところです。愛知県の木目絞りというので藤娘というタグが
ついていました。もうこういう絞りを作る人もあまりいないとのことでした。
なんだかモネ展に行こうと思っていた時に見て明るいグリーン地にブルーで絞り染め
したものが気に入ってしまいました。神楽坂で見つけたお買い得です。
帯揚げの結び目がちょっと広すぎたみたい。
最初はローズピンクの「とりよろふ」の帯にしようかと思ったけど
どうもしまらない感じになったので、急遽「まい鶴」の黒にしました。
羽織の着方もなっちゃいなかったですね。
気温が高めなのでこのままで充分。ショールをバックに入れて。
おまけ
最近娘が私に何かプレゼントしてくれるというので伊勢丹にオードパルファムを見に行った時
伊勢丹の前の丸井のスタバから撮りました。
子どもの頃からデパートといえばイセタンでした。今ではオシャレでおしゃれすぎて何も買えなく
なりましたが、好きなデパートです