Reflections

時のかけらたち

供養  ・・・ gathering for my cousin's memorial service 

2017-05-22 23:43:00 | thoughts


昨日はいとこの3回忌が多磨の霊園で行われました。
そこには私の祖父母や叔父も眠っています。両親のお墓も
同じ墓地の中にあります。

緑が鮮やかな季節の、風が髪を揺らす暑いけれども
さわやかさのある日でした。

つい最近突然亡くなった義理の兄の奥さんを見て、突然死というのが
どれだけ人の心にショックを与えるものかを知って、いとこの奥さんも
夢中で前だけを見て子ども二人の受験を乗り越え生きてきたと話していました。
まだ思い出す余裕はないと。

昨日はみんなの都合もよかったのか一周忌の時よりもたくさん人が集まり、
共にまだ信じられない、亡き人を偲びました。

最後に奥さんが永六輔の言葉を伝えて、私にはまだ思い出に浸る余裕なありませんが
皆さんは思い出してくださいと。

永さんが常々語っていたことだけど、亡くなった時にも紹介されていました。

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永六輔は常々、「人の死は一度だけではありません」と語っていた。

人は死者と共に生きている。
死んだ人たちも、人の記憶の中では生きている。
しかし人は歳月とともに少しづつ、死者のことを忘れていく。
だから時々は亡くなった人の思い出話をすることが必要で、それは供養のひとつだと言っていた。


最初の死は、医学的に死亡診断書を書かれたとき。
でも、死者を覚えている人がいる限り、その人の心の中で生き続けている。
最後の死は、死者を覚えている人が誰もいなくなったとき。
そう僕は思っています。
(永六輔 著『永六輔の「お話し供養」』小学館)

「生きているということは」
永六輔 作詞 中村八大 作曲・編曲

生きているということは 
誰かに借りをつくること
生きていくということは
その借りを返してゆくこと
誰かに借りたら 誰かに返そう
誰かにそうして貰ったように 
誰かにそうしてあげよう

生きていくということは 
誰かと手をつなぐこと
つないだ手のぬくもりを 
忘れないでいること
めぐり逢い 愛しあい 
やがて別れの日
そのときに悔やまないように
今日を明日を生きよう

人は一人では生きてゆけない
誰も一人では歩いてゆけない



              

今朝は早く出かけるため早起き。日曜の朝早く起きたら、必ずTVの「こころの時代」と「時事放談」を
見ることにしています。

こころの時代~宗教・人生~ シリーズ 唯識に生きる 第2回「自分とは何者か」

仏教の根本思想『唯識』。「この世の存在はすべて自分の心が作り出したもの」と考え、心のありようを
変える実践を説く。全6回シリーズの第2回は、「自分とは何者か」。

仏教の根本思想『唯識(ゆいしき)』。「この世の一切の存在は、自分の中の『識=心』が作り出した
仮のもので、『唯だ識』すなわち『心のみ』が存在する」と説く。瞑想をして心の奥深くに沈潜するヨーガを
実践し、人の心のメカニズムを徹底的に観察し分析して、心のありようを深層から変革する方法を打ち立てた。
第2回は、『唯識』が「自分とは何者か」という根源的な問いに対して、どう向き合うべきだと説いているのかを学ぶ。

【出演】立教大学名誉教授…横山紘一,【きき手】草柳隆三,【リポーター】小野文恵

朝食の支度をしながらだったけれど、座禅などについて面白かった。
自分を無にして、生かされていることに気づき。菩薩に導かれて生きるというのは
フラニーとゾーイでGod's actress になるということと同じこと。
宗教ってどの宗教も同じようなことを言っているところもある。


              


昨日は欠席だったいとこの子供はなんと今年就職だったのだけど、就職が決まったいたのに辞めて
なんと今アイドルとしてスタートを切ったとのこと。小さなころからタップを習ったり、
タレントめざして、結構大手のCMに出たり、大学ではチアでTVでその大学のチアガールを追った
ドキュメンタリーに出たり、大学のミスコンでかなりいい線を行っていたりしていたけれど
料理教室に通ってアシスタントをしたり、普通の就職を目指していたようでした。
私の叔父(彼女の祖父)の友人に自由に生きている人がいて、小さいころに聞いたその人の言葉
「人生って1回きり」という言葉を思い出し、アイドルの道を再び目指すことになりました。
大学卒業してからなんて遅すぎる感じもしますけれど。好きな道にかけてみるのもいいのではと
思いました。しかも小さいころから、それを目指していたわけですから・・

ひとつのきっかけは彼女の祖母(私の叔父の奥さん)が子役で木下恵介の「二十四の瞳」で
かなり重要な役だった松江役を演じたことにもよるかと思いました。
小さい頃おばあさんのようになりたいと思っていたとか。

たまたま ”木下惠介監督の名作「二十四の瞳」、約60年前の“子役”たちが思い出語る”
(2013年5月27日)というのに叔母の写真が出ていました。中央のはっきりしたジャケットを
着ている人です。今気が付いたのですが、孫の名前は瞳でした。






運よくデビューすることができて、グループ名は「スマイル海賊団」だって。
中野サンプラザなどで公演しているとのことです。中野サンプラザの前によく若者がいるけど
こういうことだったのね。



瞳ちゃんです。



              


昨日は移動で甥の車に乗せてもらいました。彼はvolvoに勤めていて、小さいころから本当に
自動車大好きでした。安定した保険会社を1年で辞めて、やりがいのある自分の好きなものを
扱っている会社に転職しました。昨日もスウェーデンの出張から帰ったばっかりでしたが、
最近は中国の資本傘下になったので中国に出張することもあるとか。
いつも最新のvolvoを試していて、今回も素敵な車に乗っていました。
私はあまり車のデザインとかには興味はないのですが、初めて素敵と思い写真を
撮らせてもらいました。
1月に高校の英語の先生の奥さまが無くなられて、同級生と一緒にお悔やみに行きましたが
その中の一人がNECの常務を最近までしていてラスベガスの展示会から戻ったばかりで
今コンピューターを一番使っているのは車だよと教えてくれました。自動車ショーだった
ようです。volvoのインターフェースもまるでiPadのようです。





ウッドや皮の素材を使っています。

また色も素敵でmussel blue ムール貝のブルーというそうです。ムール貝は紫貝ともいうので
紫がかったブルーとでもいうのでしょうか・・






デザイナーはドイツ・チームですって。

関係ないけど私のお気に入りのもう20年近く着ているコートは
rolf schulte design team というドイツのものだったことを
思い出しました。
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