Reflections

時のかけらたち

明日に向かって ・・・ towards tomorrow

2019-09-14 23:54:55 | a day in the life
9月13日

昨年の秋、自由学園の明日館に行った時にそこでやっている公開講座の中にフェアアイルニッティングを
みつけたのですが、すでに講座が始まっていて、翌年まで待たなければならないということで、翌年、パンフを
送っていただくようお願いしていました。

しばらく放置していた郵便物の山の中からパンフレットをみつけ、電話をして、現物を見せてもらいに行くことに
しました。入門は決められた中から選び、一度フェアアイルのコースに出た人はパターンと色の組み立て方の方に
出ることができます。

結婚してからは編み物はしたことがありません。それまでは婦人の友社の編み物の本を見たり、婦人之友に
載っていた編み物をいくつか編んだことがあります。そのあとは織物ばかりになっていました。アラン模様とか模様編みを
作りましたが、フェアアイルはとうとうやらずに来てしまいました。その昔伊勢丹で輸入のフェアアイルのセーターを
みつけてほしかったのですが、サイズがどうも小さくてあきらめたことがあります。そのセーターが忘れられません。
編み物なんて習うものではないかと思っていましたが、母も晩年近くの公民館で編み物を習ったりしていました。
ちょうど今の私くらいの年だったかしら・・・ この頃はつい母と重ね合せることが多くなります。

講師は佐藤ちひろさんというかたで、今でも毎年、イギリスに勉強に行っているとのことでした。



Deep woods(黒系)か Silence of the forest(ブルー系)のどちらかを選びます。実際に見たら黒系
の色の組み合わせ方が絶妙でした。ブルー系がもっとブルーだったらそちらにしたのですが・・写真ではわかりませんね。




こちらは上級者の色合わせ用です。


久しぶりの明日館は道路をはさんだ婦人之友社の本社の方で海原純子さんの連載の出版記念会が
ちょうど終わったところでにぎわっていました。心療内科医の「こころの深呼吸」と言うタイトルの本です。

明日館の方では、各部屋でいろいろなクラスに参加している人たちが見えました。男性も多そうです。
宗教や、音楽、建築、美術、工芸など多岐にわたっています。あのライトの建物の中で講義を聞けたり、作ったり
できるなんて最高の環境です。

久々に糸に近づけるなんて嬉しいですね。シェトランドウールで編むセーター楽しみです。
他に織はないけど手紡ぎのクラスはあります。




目白から歩いて行く途中の古着屋さんは建物が老朽化して閉じていました。明日館の近くのくるみ割り人形が
置いてあった喫茶店もクローズ・・世の中どんどん変わっていきますね。




婦人之友社本社側もライトの設計です。こちらで講演会が行われていた模様。



































ちょうどこの日は祥雲寺のカフェも2週間ぶりにやっているようなので、池袋まで歩いて行きました。




緑を見て、落ち着くことができる場所です。蓮の花はもう終わっていました。














Sep.13  2019   Mejiro & Ikebukuro
コメント (2)
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