都会の中の自然で生き返ります。
久しぶりの自然教育園です。なんと10か月ぶりでした。いつも春の始まる前にセツブンソウやユキワリイチゲを
見に行っていました。多摩や高尾山の方に行くことが多くなっていったようです。
私はよくお出かけ好きとか遊んでばかりいると言われることも多いのですが、50年近く仕事を
してきて、その間、ウィークディはもちろん太陽の光を浴びることもない生活。今やっとお天気の日には
外に飛び出しています。通勤をずっとしてきたせいか、家にじっといるのは苦手です。若いころは
家にいて、本を読んだりしているのが好きだったのですが、今は自然に触れていたい感じです。
今はコンサートがほとんどなく、ずっと楽しみにしていた都民劇場もいったん終了となり、寂しい限りです。
美術館には気が付くと行く程度で活動は縮小されています。
あとは健康のために外を歩かないと体がだめになってしまいそうです。庭のないマンションでじっと家にいるのは
家事も運動とはいえ、外を歩くのと比べ物になりません。最近骨折もあり、あまり歩かなかったら、外に出ると
胸が苦しくなることもあり、一昨日血圧の定期チェックに行ったときに先生にお話したらちょうど心臓の先生が
来ているからということで心電図を取りました。専門医は気になる異常があるので、大学病院への紹介状を書くから
診てもらうことを進めるとのことでした。おそらく労作性狭心症だとは思いますが、あまり強い症状ではないので
しばらく様子を見て、一度検査をしてもらおうかと思いました。もう10年くらい前だったか、家の中で静かにしていても
苦しくなるので、大学病院で精密検査をして、心電図はずっと異常があったのですが、気にならない程度とのことでした。
職場の医院でも逆流性胃腸炎でも胸が苦しくなることがあるとも言われていました。
この日はいつも調布を案内していただくUさんと一緒にユキワリイチゲを見に行きました。
自然教育園に入るとすぐユキワリイチゲが咲いているところがありました。
ウグイスカグラ
セツブンソウ
ウバユリ
トラノオスズカケの紅葉
水鳥の沼であの鳴き声は…もしかしてカワセミ? と思ったら
沼の小枝の上にカワセミが止まりました。このマクロレンズで引き延ばしたら
何回もダイブして餌を取っていました。
サルトリイバラ
武蔵野植物園もすっかり草や小枝を払って、日当たりがよくなり、ユキワリイチゲがたくさん
咲いていました。
以前、武蔵野植物園にも結構セツブンソウが咲いていたのですが、今回はユキワリイチゲの中にポツンと
一輪みつけただけでした。
どんぐりが芽を出していました。これを見つけて喜んでいた3人のシニアがいました。
武蔵野植物園で何か鳥がいるらしく、カメラマンが何人か集まっていました。
青くちらっと見えたのでジョウビタキのオスかしらと思ったら、なんとルリビタキ。
写真を拡大したらわかりますね。
マクロレンズで残念だと思ったら、今度は近くの方に飛んできました。
ここには1羽いて数日前はよく出ていたけど、昨日は会えなかったと話していました。
私は撮れているかどうか心配で確認してみるのが恐くて家に帰ってから見ました。
このルリは人懐っこくてじっとしていたら近くまで来ますよと教えてくれた方が
近くまで来たのできっと撮れていますよと声をかけてくれました。
その後続けて水生植物園に行ったら、なんとここにはジョビのメスが来ていました。
ジョビにルリにカワセミにタイミング良く会うなんて、なんてラッキーな一日でしょう!
望遠レンズがあったらな~と思わないではいられない一日でした。
お天気も良く、鳥たちも出てきたのかしら・・
今度は望遠レンズをつけて行きます。もう手の怪我もだいぶ治ってきました。
ここの沼は氷が張っていました。
ひょうたん池
ひょうたん池の前に咲いていたアセビ。
ムサシアブミ
ランチは久しぶりにAunt Mimiで。カフェランチは牡蠣と白身魚のフライ。タルタルソースには
ラッキョウと島唐辛子が入っていておいしかったです。キノコのレモンマリネもおいしかった。
なんとお店が20周年記念とかでクッキーのお土産までもらいました。
Feb. 18 2022 Institute for Nature Study, Shirokane