16日の東京都のコロナ感染者の16,273名の一人となってしまいました。家庭医の診療所から保健所に報告してくれるとの
ことでした。高齢者、リスクの高い人は医師から直接連絡するとのことでした。そのほかの人は自分で連絡しなければ
いけないので感染者数はもっといるということになります。
My HER-SYS(新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム)に情報を登録してくださいとの怪しい数字だけの
送り主からのSNSがきて、電話番号を知っている上にコロナにかかった個人情報まで漏れていると怪しみましたが、その後
保険所からスマホに連絡があり、病院で私のスマホの電話番号を知っていて連絡していたことがわかりました。
電話では私の健康状態やふだん飲んでいる薬、緊急連絡先、今療養用の都のホテルもかなり埋まってきていることや、もし緊急
の時に病院に入れなかった場合、先生が回ってきてくれる療養施設でもいいかなどいろいろ聞かれました。先生も保健所も
このひっ迫してきている情報を流さないのを不思議に思っていました。政治的なものがあるような気がします。中国のような
極端な政策は問題外ですが、情報が流れないというのはいけません。欧米のようにもうマスクは外しましょうではなくて
まだまだマスクは必須アイテムのような気がします。
昨日は病院で一日がかりで昼ごはん抜きで家に帰ってまたよばれてから行き、寒い風通しのいい場所でまた待たされるという
具合がさらに悪くなるような日でした。結果はすぐ出たので娘に連絡してアルコール消毒液を買ってくるように頼みました。
法事を行った妹にも連絡したら、あとから同じ日に他に2人感染していたとのことでした。10名中3名。クラスターと呼ぶのでしょうか・・・
私が作った食事を娘が食べることができないので何も作っていなかったら、簡単に冷凍の餃子でスープを作ってくれました。
私は寝室にまだ捨てていなかったコーヒーテーブルを出してきて準備しました。
昨年亡くなった叔母が作った鎌倉彫のお盆も出してきて・・・
娘がいてくれて買い物とか頼めて助かりました。一人の場合はいろいろ支援制度はありそうですが、
すぐ対応してくれるかどうか・・・ 「うちさぽ東京」とかいうものです。
濃厚接触者の検査キットも無料であるとのことですが、保健所に連絡すれば2~3日たてば何とか
なりそうですが、娘は会社の帰り道にもう買ってきていました。濃厚接触者の方が厄介です。
発症してからコロナ判明まで私が時間がかかってしまっていたので、家庭内で感染対策を取った翌日から
カウントして5日間隔離。それを3日間に早めるには2日目と3日目の検査をクリアすれば直ちに出社できる
とのこと。娘の会社では陰性の結果が出れば月曜からOKと言っているとのことですが、厳密には違うようです。
私の方は13日から熱が出たり出なかったりを繰り返していましたが、今日やっと下がったようです。
コロナのおかげで今日のイタリア語は先月に続き欠席。行く途中のオペラシティ・ミュージアムで開催の川内倫子展に行こうと
思っていたのですが、それも明日で終わってしまう。仕方がないのでネット上で雰囲気を味わうことにしました。
輝くいのちをとらえる穏やかなまなざし。個展「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」が東京オペラシティ・アートギャラリーで開幕
【レヴュー】6年ぶりの大規模個展「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」東京オペラシティ・アートギャラリーで12月18日まで
6年ぶりの大規模個展「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」
チケットが手に入らなかった今シーズンで一番行きたかったファビオ・ルイージと河村尚子のコンサートを
らじるらじるの聞き逃し配信で聴きました。チケットが手に入っても行けなかったよね。
やっぱり一番よかったみたいと思いました。
グリンカ/歌劇「ルスランとリュドミーラ」序曲
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
(アンコール)ラフマニノフ/幻想的小曲集-「エレジー」作品3-1
ドヴォルザーク/交響曲 第9番 ホ短調 作品95「新世界から」
イングリッシュ・ホルンの和久井仁氏と
どの曲もファビオ・ルイージらしく洗練されていきいきとエネルギッシュでした。ラフマニノフのピアノも
とてもよかった。今までよく聞いていたのと違って曲全体が妖艶ではなく、力強くて美しく、
舩木篤也氏の「甘さや安っぽさがなく、まるで初めて聴く曲のようだった」という感想がぴったりでした。
ドヴォルザークも同じで感傷的にならず情熱的という表現がぴったりでした。私も新しい発見がいろいろありましたが
とにかく泣けました。実際に聴いていたらもっと心揺さぶられていたと思います。私が子供の頃叔父に誕生日プレゼントに
買ってもらったのがカラヤンの「新世界から」でした。60年ぶりに新しくまた「新世界」を聴くような感じ。この曲は
誰にとってもサラッと演奏されていても感傷的に生きてきた様を思い出させる曲です。
N響の写真はすべてNHK交響楽団のツィッターより
私が聴きに行ったAプロ、Cプロでも楽団員が去った後でも、鳴りやまない帰らないお客さんのために
応えてくれるファビオ・ルイージです。来年5月のシーズンが待ち遠しいです。
今年の後半は星岡にもなかなか行けませんでした。おせち料理の材料だけでも仕入れに行こうかと
思いましたが、今年は何十年ぶりにかお節は買うことを決意しました。もう遅いので欲しいような
物は売り切れになっていましたが、適当なものが見つかったので申し込みました。
今年は片づけと掃除くらいでゆっくり年の瀬を過ごそうかと思ったら気が楽になりました。