Reflections

時のかけらたち

山の辺の道 萱生(かよう)環濠集落まで 秋の奈良・京都へ -4・・・Yamanobenomichi② trip to Nara & Kyoto in autumn-4

2022-12-26 23:57:28 | wonderland

夜都伎神社とその前の集落が素敵です。

 

こんなところに反対側から外国人の若い女性が一人で旅をしているのに出会い、ちょっとした驚き。

 

 

 

 

 

 

 

山の辺の道ははるけく
    野路の上に
  乙木[おとぎ]の鳥居
    朱[あけ]に立つ見ゆ
             東畝

 

夜都伎神社から続く集落は山之内環濠集落の一部かと思われますが
よくこれだけ保存してあると感心します。

 

 

 

 

 

 

田んぼの中の畦道のような山の辺の道を通ってもう一つの環濠集落へ。

 

 

 

 

 

萱生環濠集落

こちらでは濠の名残を見ることができました。

この環濠住宅の中をぐるぐる回って、迷ってしまったようです。

 

 

 

 

人に会うこともなく、やっと庭仕事をしている人を見かけたので、山の辺の道をお聞きしたら、
このまままっすぐ行ったら山の中に入って行ってしまうと言われて、引き返しました。

 

やっとルートに戻ることができました。

 

畑の作業の合間に椅子に腰かけて山の方を見て休憩しているおばあさんがいました。

 

 

 

古墳群まで見るゆとりはありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山の辺の道沿い 萱生伊環濠集落北側の歌碑

柿本人麻呂

『万葉集』巻七、一〇八八番

 あしひきの 山川の瀬の 響るなべに
  弓月が嶽に 雲立ち渡る

 山川の瀬の音高く響き流れるとともに、弓月が岳には一面に雲がわき立っている。

 

やっと道案内らしきものに出会うことができました。
ここから山の辺の道を折れて、JRの長柄駅に向かうことにしました。
当初予定の念仏寺とその先の柿本人麻呂の碑はまだ遠そうなので
止めることにしました。

 

Nov. 12  2022  Nara

コメント
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