10月5日
珍しく富士山がうっすらと見えました。
秋は空がきれい。
以前は1年に1度は元の職場の友達と会っていたまだ現役の友と久しぶりに会いました。
仕事が一区切りつく秋頃によく食事に行っていました。私の誕生日と彼女の誕生日が近いので
たいてい10月ころに会っていましたが、クラシックをよく一緒に行っていたもう一人の友達は他界して数年
経ち今は二人で会っています。
前回は神田のガード下のおでん屋さん、今回は人形町の焼鳥屋さんです。
もう焼き鳥が食べれる季節になったのですね。でも火の近くは暑いので、カウンターの席を
少し変えてもらいました。
最高においしい焼き鳥とまずはビールで乾杯。二人とも体の不調を何とか乗り越えて、やっと会うことが
できました。
5本セットをお願いして。あとはねぎともも肉、手羽先を開いて焼いたものでした。
ビールの次は獺祭で。久々の日本酒もさわやかでおいしかったです。
最後は雑炊を注文しました。
コラーゲンたっぷりのスープです。
お店には外国人を連れた人も来ていましたが、最初空いていたので、ちょっと心配になりました。
コロナでリモートワークも定着し、飲みに来る人も減ったことでしょう。いいお店がなくならないで
欲しいと思ってしまいます。
昨日の夕方。
たくさんの本を図書館から借りていたので、リュックに背負って返しに行きました。
マンスフィールドの全集が重たかったけど、もう次に予約者がいて連絡が来てしまいました。
次は末盛千枝子さんの本を予約しています。
ボビンレースの以前の作品の布付けを少しずつしたり・・ 初めての布付けで、なんだかつってしまっているけど
アイロンで何とかしなくては。
オラフソンのバッハとエッシェンバッハのメンデルスゾーン無言歌をよく聴いています。それで今日のベルカントの
予習はしていなくて・・
宇宙を感じるバッハに続いて無言歌を聴いているとどこか懐かしさで胸を締め付けられるよう。
無になれる神の宇宙の広がりと人間へのいとおしさか・・ エレジーはあんなに苦しくなるのに何回も聴いてしまって。
宇宙の中に融けこんでいく自分と、心の中に深く落ちていく私に出会うことができる2つの音楽。
メンデルスゾーンのエレジーを教えてくれた友人は「春の歌」を聴いていると美しすぎて聴いていられないと
話していたけど、あの何でもない曲と思っていた「春の歌」の素晴らしい演奏に数年前に出会いました。
ドイツから一時帰国していた江尻南美さんの演奏です。
Mendelssohn Lieder ohne Worte 無言歌集より
10月7日
今日はベルカントのレッスンの後、神保町のブックストアでイタリア語の先生と仲間で食事をしてから、山用のレインウエアの
上着を探しにお茶の水に回りました。高尾山にも行きたいのですが、高野山・熊野古道があるのでおとなしくしています。
ベルカントレッスンでは新しい曲が始まりました。白く輝く雪のような素敵な曲で楽しみです。オペラWallyからのアリアです。
カタラーニ 《ラ・ワリー》「さようなら故郷の家よ」マリア・カラス