15日の午後タイムライン
丹生都比賣神社前【10:10】-矢立【10:30】【11:07】-町石道(途中でお弁当 12:30)-高野山大門【14:58】-壇上伽藍
-金剛峯寺-赤松院-花菱(夕食 17:00)-千手院橋【18:05】-奥之院前【18:11】-kokuu-奥之院(夜のお参り)-kokuu〈泊〉
-バス -歩き
いよいよ今回の旅行の一つのハイライト、高野山参拝です。九度山から高野山まで町石道を全行程を歩くのはとても無理なので
一度天野で宿泊してそこからバスで矢立まで行き矢立からの5.8kmを登ります。途中から川沿いに沿って歩き、水の流れる音を
聞きながら登るのは気持ちがいいのですが、その坂がいつまでも続き、休める場所はありませんでした。特に最後は急坂が続きます。
そういうところでは写真を撮る余裕がありません。しかも町石道の写真はスマホだけです。
矢立では一人歩きの日本人や外国人の男性が一休みしていました。矢立からの歩きは大正解で、町石道は下の方が閉鎖で慈尊院から
矢立までは6月の線状降水帯による豪雨により今年中の復旧は無理とのこと。丹生都比賣神社から歩けると思っていたのですが、
矢立からしか歩けないことを行ってから知りました。
矢立茶屋でやきもちを買って、持って行きました。
トイレもあるので身支度を整えてから登り始めました。何しろ午前中は天野を歩き回っていましたから
少し休憩。
矢立六地蔵
袈裟掛石
押上石
行く道を何回か沢蟹が横切りました。
町石
町石とは、弘法大師空海が建てた卒塔婆に由来する五輪塔形の石柱で、ひとつひとつに根本大塔を起点とした
数字と仏尊を表す梵字が刻まれています。高野巡礼の人々は一町ごとに合掌して高野山への歩みを進めたと
伝えられています。慈尊院から根本大塔まで合計180基の町石が一町(=約109メートル)ごとに道標のように
置かれています。
町石を見るたびにあと幾つと励まされながら進むことができます。カウントダウン方式です。
この困難な方法で高野山に行くのはほとんど外国人の観光客でした。熊野古道に比べて男性が多く見られました。
自動車道と交差したところに見晴らしがいい場所があったので、ここで宿で握ってもらった
小さなおむすびを食べて昼食休憩しました。
ちょっと先に行くと40町石近くに展望台がありました。
鏡石?
きれいな水が流れる気持ちがいい道です。
おやつタイム
矢立の茶屋のやきもちはとてもおいしかったです。
最後近くは励まされながら登って行きました。写真を撮るゆとりもありません。
大門が見えてきました。
下から登ってきて見る大門の大きさに感動です。
仁王像も迫力あります。
やったね! おめでとう! 南峰庵でいただいたみかんジュースで乾杯です。
山門に着いたのは3時近かったです。これから高野山を巡って奥之院のゲストハウスまで歩きます。
Oct. 15 2023 Koyasan