碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

今週の「読んで(書評を)書いた本」 2012.09.10

2012年09月10日 | 書評した本たち

見たり、読んだり、聞いたりする中で、何かしら「あ、これいいな」と思った時、割と素直に実行することがある。

特に、本に関しては、そうだ。

これは、と思う人が「いいよ」と言っていたりすると、まずは読んでみることにしている。

外れたら、「自分には合わなかったんだな」と、これまた素直に思えばいい(笑)。


で、しょっちゅう新刊が出る佐藤優さんの新刊『読書の技法』(東洋経済新報社)。

この中に、高校の教科書で、自分の一般教養部分を補強する、といった記述があった。

ふふ~ん、な~るほど。

確かに、それはアリかも。

ということで、さっそく書名が書いてあった教科書を取り寄せた。

日本史、世界史、政経で、いずれも昔お世話になった山川出版社。

懐かしい(笑)。

一気に通読というより、脇に置いて、パラパラめくってみるのが良さそうだ。





さて、今週分の「読んで(書評を)書いた本」は、以下の通りです。

読売新聞昭和時代プロジェクト 
『昭和時代 三十年代』 中央公論新社

福田和也・坪内祐三 
『不謹慎』 扶桑社

芹沢俊介 
『宿業の思想を超えて~吉本隆明の親鸞』 批評社

森 博嗣 
『常識にとらわれない100の講義』 大和書房

ジュンク堂書店新宿店 
『書店員が売りたかった本』 飛鳥新社


* 上記の本の書評は、
  発売中の『週刊新潮』(9月13日号)
  ブックス欄で読むことができます。