日刊ゲンダイに、フジテレビの10月改編に関する記事が掲載され、その中でコメントしています。
タイトルは、「挑戦忘れたフジテレビ 打ち切りラッシュも目新しさなし アイデアまで焼き直し」。
記事の内容としては、この10月のフジテレビには、「料理の鉄人」の
リメークである「アイアンシェフ」をはじめ、以前放送していたものに似た「焼き直し番組」や、「ちょっとだけ名前を変えた番組」が並ぶ、という
ものです。
私のコメントは、以下のようにまとめてありました・・・・
上智大教授の碓井広義氏(メディア論)がこう言う。
「視聴者からネタ不足で後ろ向きだと思われても仕方がありません。
テレビ界は以前放送した番組をネットで提供するオンデマンドが普及し、過去の遺産を有効活用するのに慣れてきたところ。
番組そのものだけではなく企画もリサイクルという発想が生まれてくるのも理解できます。実際、他局でも往年の人気番組を復活させる動きがある。
ただ、フジはヨソに先駆けて新しいものを生み出してきたはず。挑戦を原動力にしてきただけに、残念のひと言。現場の作り手たちに『本当にその番組が作りたいのか』と聞いてみたいです」
(日刊ゲンダイ 2012.09.20)
・・・・まあ、そういうことです(笑)。