碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

超人vs.怪人 「DOCTORS2~最強の名医~」

2013年07月24日 | 「日刊ゲンダイ」連載中の番組時評

日刊ゲンダイに連載している「TV見るべきものは!!」。

今週は、テレビ朝日「DOCTORS2~最強の名医~」について書きました。


ドラマ「DOCTORS2~最強の名医~」テレビ朝日
沢村の超人化と高嶋の怪人化が強み!

昨年秋、米倉涼子主演の「ドクターX~外科医・大門未知子~」で、それまでフジテレビの独壇場だった医療ドラマでの“陣地取り”に成功したテレビ朝日。この夏、「DOCTORS2~最強の名医~」を投入したのもいいタイミングだ。

舞台は野際陽子が経営する総合病院。赤字だけでなく、働く者たちのプロ意識の低さが際立っていたこの病院を改革するのが敏腕外科医の沢村一樹だ。患者を救うためには手段を選ばない沢村の清濁併せ呑みと、神の手のごとき手術ぶりが見どころとなっている。

そして第2の主役というべきなのが高嶋政伸だ。病院長・野際の甥で外科医だが、傲慢にしてエキセントリック。沢村を目の敵にしている。病院の後継者を自任するが、人望は全くない。先週も野際から「人格者になれ」と言われて、ガンジーの伝記を読み出す始末だ。

強気と弱気を繰り返し、叔母である野際に「卓(すぐる)ちゃん、がんばって」と励まされる姿は、「ずっとあなたが好きだった」(TBS、92年)の“冬彦さん”を想起させるほどエグい。

この高嶋の怪演は一見の価値がある。最近は元妻・美元とのドロ沼離婚裁判ばかりが目立ったが、そのうっぷんさえ役柄に投入しているかのようだ。これからますます加速するであろう沢村の超人化と高嶋の怪人化。2枚看板がこのドラマの強みだ。

(日刊ゲンダイ 2013.07.23)

実習授業「テレビ制作Ⅰ」、おつかれさま!

2013年07月24日 | 大学

Aクラス


四字熟語をテーマに映像制作を行ってきた、今期の「テレビ制作Ⅰ」。

初めてのカメラ、初めての編集作業というメンバーが多かったわけですが、発表会は、ユニークな解釈、ユーモラスな映像のオンパレードでした。

おつかれさま!



Bクラス