katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

新作の看板とキウイ宅へお呼ばれ

2013-12-21 04:48:41 | モザイク作家
雨も上がっていて、こりゃ良いわっての出勤。ペ-パ-掛けをして、油も塗って、
乾かしている間に、この方から預かっている銘木を磨く事にした・・・・

いくらかはやっているのだけれど、そう簡単には終わらないのね・・・・


これでもまだまだ・・・。でも、何か今日はこれがほっとする・・・・
実は今日、夕方にタピオカ親子とキウイ宅にお呼ばれしてるのね・・・恒例なんて言うと

失礼だが、クリスマスにはちょっと早いけど忘年会のような・・・・そんな感じの。
ここ数年、そんな事もあって、その頃を意識してコツコツお金を貯めて、

ちょっこっとだけ子供達にプレゼントを持って行けたのね。けれど今年は銘木を買って、
ほぼ1ヶ月間金魚の小物作品を作っての惨敗・・・・そりゃそんな事になれば、

完全に持ち出しになった訳で・・・リスクを負ってやった事だし、特に後悔は無いんだけれど、手ぶらで行く・・・これをずっと気にしてた・・・。

俺が言う事では無いが、2人共、貧乏作家の俺にそうそう期待はしていないだろうから、
成功したのなら別として、今の状態では手ぶらでも平気なんだろうが、

こんな普通の事が出来ないと、結構きつい・・・しかも、何とかちょっと出来ていた事が出来ないもどかしさ・・・更に子供達はいつまでも子供として待ってはくれない・・・

どんどん大きくなって、いつか奴らに会えなくなっちゃう・・・なんだろう・・・
久しぶりに幸せな場所に行くハ-ドルの高さに愕然・・・そんな感じになった。

だから、ちょっと忘れたい・・・最後まで考えたものの結局何も無く、ぼぉぉぉっとしている身分じゃないし、そんな気分の作品作りは嫌だし、だからと言って何もしないのは、

いかがなもんか?ってなると、必要最低限の作品作りはしたし、大義名分は終わった。
でも時間はまだある・・・そこでお客さんの銘木磨き・・・これならお客さんも喜ぶし

何よりなんだから、それが一番良いだろうし、遊んでいる訳でも無いし・・・ってね。
ただ時間が過ぎるのを待つよりも、無駄にならないから・・・・。

しかし、こんなザマから早く抜け出したい・・・ただこんな時に限って、SEOって言ったかな・・・?いわゆる集客の為のパソコンの対策とでも言うのかな?

そんな事や美術の出展の話の電話があったりしてね・・・間の悪い事に・・・。
どれもこれもがお金の掛かる事・・・・。そっとはしていてくれない・・・・。

だからと言って誰のせいでも無いし、大人げ無い対応は出来ないしね・・・50なんだから。ただ気分的にはそっとして置いて欲しい気分なんだけれど・・・それは相手の都合。

電話番号を公にしている以上、仕方ない事でもある・・・。
そんなこんなで帰宅時間となり、タピオカの迎えを待つ。

いつものように2人が用意してくれたご馳走を頂いて、プレゼントまで頂くと恐縮する。
しかもしばらく会っていない子供達は、やっぱり大きくなっていて・・・・

どんどんと遠くに行かれる感じだし・・・でも、また行けた事は嬉しいけれど・・・
ただ、このままって訳には行かない・・・それがプライドなのか?お礼なのか?

借りなのか?いずれにせよ、プレゼントを持って行けた時は、当たり前の事らしき事が出来た事で、ほっとして、帰宅して、1人が寂しいと感じたり、今日のように、

また出来なくなって、人の恩を受けるだけになり、有難いやら切ないやら、けれど、
1人でも寂しい気持ちよりも、やらなきゃ・・・何とかしなきゃ・・・と火は付く。

ただちょっと救いなのは、キウイの旦那さんがいた事・・・。これは本当にみんなには、
伝わらないかも知れ無いが、キウイとタピオカが用意してくれたご馳走を食べて、

2家族分の子供達がいて・・・・そもそもが奥さんも子供もいないのに、2家族分の旦那さんみたいな感じの座り心地って恐縮にも程がある・・・・何か稼ぎの少ない旦那って、

感じでしょ?これって。それがキウイの旦那さんが定位置に座った瞬間、お殿様がいる。
この感じは実家に帰れば今でも同じ。つまり家臣みたいな場所は座り慣れている。

全く持って50なのにだらしない奴である・・・。こんな時はつくづく思う事がある。
すべてが眩しいのである。奥さんとして旦那として、何だろう・・・立派な大人の人に、

見える・・・嫌、それは普通なのかも知れ無いが、俺は随分と見劣りする・・と。
でもここまで違うと、ある意味手に入らなかった人生の意味が良く判る気もする・・・・

ここに来るといつも思う。俺は家族がいなくて良かったんだろうな・・・・と。
俺はこんなにちゃんとした大人じゃない・・・残念だが・・・。

だから、浮世場馴れした生き方しか無いんだろうな・・・・と。
ただこんな気持ちを書くと、落ち込んでいるように思われるのかも知れ無いが、

そうじゃなくて、ただこんな気持ちだった事実であり、むしろ今年はまだ残っている。
やるべき事をやるべきである・・・と、完全に火は付いている。


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ノアさんがいよいよ大作開始と新作の看板下地彫り終了

2013-12-19 21:37:31 | モザイク教室
今日は雨が止んでいたので、いらっしゃる前のいわゆる朝飯前的に下地彫り。
ただちょっとしたトラブルはあったものの・・・きちんと帳尻は合わせた・・・


だから完成。後はペ-パ-掛けと油塗りだけ。そんな中、片付けしている最中に・・・・
いらっしゃる・・・となり、すいません・・・と軽い失態で済ませて貰った。

一応、情報としてあのパエリアの方でね、それはそうと初めての大作。
こんな時はまず制作に当たっての心得ってのかな?まっ、確認ね、確認。

下地どうですか?・・・凄いです・・・気に入って貰えたようですね・・・・はい。
じゃやる気に火は付きましたね?・・・頑張ります・・・本気です・・・って。

何しろまずはやる気。例えば、のりちゃんのお母さんのように、銘木が使いたいとか、
金色が使いたいとか、焼き板使いたいとか、これだけでもやる気に繋がる。

そうかと思えば、今のみどりのようにこの大作で弟子になる・・・って目標を持って、
向き合うなんて事もある。いずれにせよ、何らかの心構えとか目標とか、どうしても、

これをやりたい・・・そんな気持ちにならないと、軽い気持ちでやると、その果てしなさに心がポッキリ折れる・・・そんな事は多々ある。

何しろ果てしないのだから、そう簡単には終わらない・・・。
ただそれだからこそ、早々簡単じゃないから、大作ってのは凄く見える訳で。

頑張れば出来る・・・じゃなくて、やりたいって思う心が作らせてくれる物だったりする
だから誰にでもチャンスがあるようで、そうとは限らない・・・・

ただ何しろパエリアのように・・・・いつか終わるのね・・・・。
そんなこんなで目か眉毛の細く細かい場所から・・・これですべてが決まると言っても、

良い場所とも言えるし、ここより難しい場所はもう無い・・・って言っても良い場所。
きちんと向き合って、逃げ切る事が出来れば、ここと同じように続けるだけ。

最初の1手は勇気、それからは継続・・・つまり繰り返し。
そしてその姿勢で臨んだ結果が、少し思うように行かなかったとしても、何しろ初めて。

結果が本当に駄目なら、俺がいて進ませるはずが無い。だからセ-フのグレ-ド。
むしろ何がどう納得度が低かったか?をきちんと答えを出す事。

ここがこうだったかな?こうすべきだったか?・・・みたいに考えて、次に生かす。
そんな次への機会の糧にする。つまり大きな失敗は立て直せ無いが、

小さな失敗は逆にすべき。しかも同じ失敗では無く、常に失敗を怖がらずにチャレンジ。
ただ、むやみにやるのでは無く、根拠や予想立ての元に常に実験。

試して見る・・・そんな感じ。ただ、すべてチャレンジしてしまうと、チャレンジは失敗が付きものなので、いかに規定演技でしっかり点を取って置くか?になる。

その規定演技ってのが、点で作るような同じパ-ツの繰り返しのようなそんな事・・・・
そこは必ずきちんと点数を稼ぐ。しかも、もうノアさんくらいになれば、

同じパ-ツの繰り返しなら、きちんと結果は出せる。まっいずれにせよ、そんなこんな中、始まった・・・・また1人、誰が観ても凄い大作に向き合うそんな人の1日目。

こんな作品は教える側も緊張する・・・・。

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さくら教室と、新作の看板の下地の続き

2013-12-19 06:51:08 | モザイク教室
今日は午後からの教室。当然それまでは新作の看板下地の続き・・・


更なる進展。これでもまだまだ。後は文字。けれど欲張らない・・・何しろ寒いし、
緊張感もあって体も硬直している事だし・・・無理には進まない。

だから、ノアさんの下地のペ-パ-掛けとか、ちょこまか挟んで・・・。
それが、こう言う単調なペ-パ-掛けのような場合、リズムが大事なのね。

そうリズム・・・それがね、最近遅ればせながら、恋するフォ-チュンクッキ-の良さが判ってね・・・あれでキュンとして、それでいてリズムが俺に合う。

あの歌詞をそのまま恋愛って取れば、50の俺には何も関係無いのだけれど、恋愛では無く
違うものに置き換えると、誰にでも当てはまるものになり、何とも切なく、

何とも元気付けられる、そんな歌詞に聞こえて来る。それでいて何と言っても可愛い。
俺にはそれが大事で、ピュアな感覚って言うのが、可愛さの原点だったりもする。

そして、そのピュアって言うのが、基本とか、初心とか、そう言うものに繋がっていて、
初心忘れるべからず・・・なんてのは、俺の感覚では、ピュアな心を忘れない・・・・・

みたいになって、今回の看板の趣旨に繋がっていたりもする・・・。
昔、ここはかめやなる屋号を持ったお店があって、それを降ろしてこの看板が掛かる。

それこそ先代から続く歴史ある看板をね。俺はその看板に替わるものを頼まれた事になり、そこで色々考えた結果、ここはかめやであるべきと考えたのね・・・。

ここはずっとかめやであるべき・・・とね。ただ、カルチャ-教室のような、今までのお店のような日常では無く、非日常を売る感じであるとなると、改築までして新しいので、

それ相応のお洒落を求めると、やはり英語の方が良いかな・・・とも思って、どう入れるか?になる。ただかめやを残すと、亀は作りたくなる。

ただ更にこの2つを残すと、依頼のお母さんの好きなものでは無く、単なる看板となる。
となると、依頼者の大事なもの・・・それが仏像彫刻。

ここでは仏像彫刻の教室も行われている。当然モザイクの看板を頼まれたのだから、
モザイク色が強くても良いのだろうが、俺はそのテイスト、つまり木も見せたいと考え、

この方の2枚看板でもある、そんな事を考えていた・・・そんな中の銘木ブビンガ。
見せる木である。そうなると、当然神様が必要となる。何しろ仏像彫刻なんだから・・・

そんな訳で色々と調べていると、観音様に興味を持ったのね。確かに昔、大船観音を観た時の衝撃ってのは、半端無かった・・・何しろ凄いを越えて、怖かった・・・・。

俺は神様ってのは、そんなものでもあると思う。ただあの大きさでの迫力は出せない。
この大きさであの大船観音にも負けないような観音様になるには・・・

ただ頼まれているのは看板であって、単なる観音様でも無いのね・・・。
そこで母であったり、女の人であったり・・・ってのが出て来るのね。

別に神様は作るけど、神様になりたい訳じゃないだろうし・・・でもね、きっとお母さんってのは、人だし女なんだけれど、俺は子供産めないし、その神秘さはある意味、

神にも等しい。ただね、昔の伝統的な・・・じゃなくて、少なくても昭和の人じゃない?
だから、その神秘なるものでも、何でも良いが、そんな風味を残した看板なのね。

だからちょっと可愛く見せたいのね・・・威圧感よりも・・・・。
そんな中、それを教えてくれる、さくらの登場である。

そもそもが、この人の人生そのものが病院と言っても過言じゃないくらい、生きている
時間の大半が病院なんて言う人。体が薬で出来ている・・・そんな感じ。

やれ手が動かないだの、あっちこっちがポンコツで、それでも頑張って生きている。
働いているのなら、休みは休めば良いし、子供と遊ぶのも良かろう。

なのに、わざわざモノ作りなんて、時間が掛かり面倒なものをずっと続けている。
しかも俺の所では、かぐやと同じ弟子で同じ様な時期だったのもあって、

どうしても本人としても、比べる事もあったが、ばかちん・・・良く考えれば判る事。
方やかぐやは主婦以外の時間はすべてモザイク。この世で俺と同じくらいの時間を、

費やしている者と、方や病気で働いていて、1ヶ月に何時間やる?って言う者が一緒な訳が
無いでしょ?世の中のくだらない質問に惑わされては駄目。と何度も言い続けて来た。

それが何年やってるの?・・・入った年がかぐやと一緒だけで、時間が全く違う。
比べても仕方の無いもの。それよりも大事なのは、続けている事。

その内にこのまま続けていると、今までの人生で一番続いているものになる。
どれもこれも身にならなかったものが、これだけは一生懸命に続けている。

すると何が起こるか?そもそもがさくらの作品はやった事が無い人には、可愛いだけの作品に見えるはずなのである。ただ奴の凄さが判るのはモザイクを真摯に取り組んでいる、

そんな人にしか判らない。そもそも真の技術なんて経験者にしか判らない。
けれどね、さくらの作品ってモザイク未経験でも見ていて楽しいのね。

何かね・・・それがさくらで、さくらは今はそれで良いのね。そして続けていたら、
さくらの何が凄いか?はさくら自信がその内に知る事になるだろうから・・・。

奴の病気の根源・・・それ自体が己のきちんとした評価を知る。他人の言葉に惑わされずに・・・それが頑固で無く、それが流されっ放しでも無く、自分を自分らしく持つ・・・

それには誰の言葉を信じ、何を大事にするか?己を持つ事は、時に人を傷付ける事にもなる・・・受け入れるだけなら奴隷と一緒。ただ自分を出し過ぎればただのわがまま。

いずれにせよ、比べられる事も踏まえて、自分らしく続けられると良いのね。
少なくとも、かぐやはもう子供と一緒にモザイクは出来ない・・・それ1つ取っても、

今ある事ときちんと向き合えば、いつかそれは辛くても良い想い出に変わる。
しかし、適当にただこなしただけで過ごせば、それは単なる出来事・・・あはははは。

単なる出来事は思い出そうと思っても、沢山の中に埋もれて行き忘れて行く・・・
ただそれだけ。そう言う意味でも、続けている・・・これがどんな事を意味するか?

判る人だけ判れば良い。古文でも習ったのね・・・伝わる人にきちんと伝われば・・・

そんな中、目を終えた時に帽子のやり方をひと通り教えたのに、さくらの花びらを切っているので、何で?と聞くと、細かいのがもう切れそうに無いから・・・って。

良いね・・・それで。昔なら、ただ意地で進んでいた。ただ意地で辞めた・・・の繰り返しだった。そんな意地っ張りが、今、出来る事を選んだ。俺もそれで良いと思う。

細かいタイルを持つ左手って言うのは、中々大変でね・・・そんな中、今日は良く目を完成させたものだ。もう十分である。

そんな中、送ろうと思ったが、お互いに凍結すると心配となり、今日は電車で帰った。
当然、少なくとも送っていたと思われる時間は、アトリエにいるべきで・・・

神って言うのは、母って言うのは、もしかしたら・・・・こんな気分でもあるのかな?
とおもったので、新作の観音様の顔を直した・・・・



とても良い表情になった・・・・

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さていよいよ新作の看板下地開始

2013-12-17 23:14:21 | モザイク作家
まずは大まかにサンダ-掛け。40番って荒めのヤスリを掛ける。


横に波打っている白い線判るかな?これが掛けると・・・・


いくらかツルツルになった感じが伝わるかな?勿論この後も、120、180・・・と続くんだけれど、切り落とす場所があるから、それは切った後・・・

その後、昨日の下絵を銘木ブビンガに写し、いよいよ輪郭を切る。
いやぁ固い・・・彫った事はあるが、切るのは初めて・・・・・。

このブビンガって銘木は太鼓なんかにも使うらしいのね・・・まっ軽く予備知識。
まっ、いずれにせよ無事乗り切って、いよいよ経験値はあるにはあるが、彫る事になる。

若干、びびっている感じはあるが・・・・こうなる。


ただこれ以上は欲張りになり、慌てない為にもここまで。
それと平行にノアさんの下地の続き。


後は外側の輪郭を彫れば完成。そんなこんなで今日は下地デ-。
それが思ったよりも早く終わったので、お客さんに作品の下地を見て貰う事にした。

ブログも見ていてくれているので、すんなり話も通り、特に問題なし。
とても気に入って下さっていて、ひとまず・・・・ほっとする。


そんな中、数個お話したい事もあるが、正式に決まったら・・・にします。
そうそう新規のカルチャ-教室の書類を提出したのね・・・

上手く行くと良いのだけれど。


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新作の看板の正式な下絵

2013-12-17 00:14:18 | モザイク作家
朝は拡大コピ-屋さんからスタ-ト。すっかり名前も憶えられて・・・・領収書を下さい・・・・と言うと、かつさんですよね・・・・と言われるようになった。

多分、ここに来る人は図面とか、ポスタ-なんかを頼むのだろうから、最初は何だろう?これは・・・・って感じで、不思議そうだったが、今はすんなり。



これをアトリエに戻って直す事になる。何しろ単なるラフ画だから、大きくすると、
バランスが悪いのが良く判る。細かい部分のズレが気になる・・・・。

それを直しながら描き直し・・・最初の画像へ。その時に具体的にどんなタイルを・・・
となり、切らないでそのまま張るような場合は、縁取りのようになるのだから、

幅を合わせて見たりする。そんなこんなで、いくらか進展したって感じ。

ただここから下地に写して切る・・・となるのだけれど、流石に安く購入したとは言え、
何しろ本来なら何万もするような銘木。緊張しない訳が無い。

逆に安いんだから・・・・と切れるようでは、折角の緊張感を無駄にする。
ここで高い銘木を切る緊張感の練習にしないと・・・。それなのに、安いから・・・

と緊張感無しでやってしまうと、本当に高い値段にいつかビビる事になる。
まっ簡単な話で意識をしなければ、別にいつも通りでやれる・・・なんて教科書みたいな

事を言える人もいるだろうが、例えば持ち込みされた木だったり、もっともっと上の仕事を目指すのなら、知らぬが仏ばかりは続かない。きちんと知っても対応出来ないと。

素材の良しあし位は知って当然。そんな気持ちで取り組むと、さぁいよいよだわ・・・・
って思う自分もいるし、失敗したくないなっ・・・って自分もいる。

しかも、確かにブビンガと言う銘木を彫った事はあるが、切った事は無い。
彫ると切るでは随分と違うものである・・・・。そもそも道具が違うのだから。

いずれにせよ、良い緊張感である。

そんな中、月末の新規のカルチャ-教室から連絡が入るのだけれど、人数が集まらずに
中止との連絡が入った・・・・。ん・・・まっ、これで小物を売るって言うのと、

カルチャ-教室の2連敗って感じになったって事ね・・・・これで作家katsuに負担が掛かったって事になる・・・・まっ、この看板で腕の信用だけはキ-プしないとね・・・。

本来、こんな事は書かない方が良いのだろうが、きちんと見て下さる人にkatsuの今日を
見て頂きたい・・・こんな事から抜け出して行く・・・そうして来たのを・・・。

チョロッとラッキ-では無く、コツコツとやって来た事を・・・見せないとと思うから。
だから良い事だけを書かない。ただ悔しく無いか?となると、悔しいとは思うが、

それよりも、何が悪いのか?どう是正するか?には、きちんと何らかの答えは出して、
次の機会を待つしか無い・・・・。

ただ、その間も個人の方のお教室は入っていて、遠方からのご新規さんが来年早々にご予約が入ったり、新規のカルチャ-からの問い合わせがあり、書類が送られて来たリ、

いずれにせよ、リベンジさせて貰う場所は頂けている。
そんなこんなの深夜に、茨城に作品が展示されたとの連絡を頂いた・・・・

新しい事も色々と始まっている。良い事、悪い事、今は極端に違っている・・・・・
これをもう少し均等に出来ると良いんだけれど・・・・。

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リピ-タ-さん教室

2013-12-16 07:31:20 | モザイク教室
実はここ数日、また猫に池の金魚がやられていて・・・網を強化して何とか防いでいるんだけれど、まさかの壺の中まで手を出すようになって・・・・

ひとまず早めに出勤すると、今日は平気だった・・・・
そんなこんなで今日は午後からお教室。それまで明日拡大コピ-をするので、新作の準備

何しろ今回は銘木。見せる木なのに彫るのだから、普通は有り得ない。
看板なんかに使用したとすると、文字は彫っても、後はバックと考えて見せるもの。

だから、いかに見せる部分を残すか?・・・けれど全部彫っては、銘木の意味が無い。
まっ大体は決まっているので、ひとまず色塗り・・・。

それと、買ってある銘木の下処理。耳付きって言って、四角じゃなくて、木の丸みの部分が付いているものは、皮を剥いだりしないとならない。

そうね、簡単に言えばクリみたいなもん。まず外の皮を剥く。すると渋皮があるでしょ?
あれを更に剥ぐ。最初の皮はすぐに剥けるんだけれど、渋皮は色々とやらないと・・・・

それを終わらせてあれば、モチ-フが決まれば、単にそれだけを彫れば良いだけになる。
処理の無いものを買えば、当然こう言う作業は付き物なのね。

でもこうした待ち時間にやるには丁度良い。ではお教室。
すでに張り終わっている作品は目地をして、すぐに完成となる。

これはプレゼントらしく、しばらくこの大きさでプレゼント作品を作り続ける・・・・
そんな予定だったらしいが、自分のも作りましょう・・・って言う提案をすると、

今回の新作は自分のモノにします・・・となり、新作になる。


大きさはほとんど同じなんだけれど、今回は難易度を増やした。それが立ち上がり。
これをやった事が無いと、ただ張るだけじゃん・・・と思いがちなんだけれど・・・

それがそうじゃないのね。まず1つは上から全部見渡せる事が出来ない。
だから目地幅を記憶していないと、順番に張って行くと、次々に後に消えて行く・・・・

更に繋がって来るように見えた時には、入らない・・・とか、目地が最後だけ広い・・・
そんな事になる。それを均等に順番に動かして直す。

それが、きちんとボンドが適量に付いていれば、ずらしても大丈夫なんだけれど、
ちょっとだと、ずらすと剥がれる。じゃ仮に直った・・・って思ったとしても、

その目地幅のまま、上に乗っけて行くのだから、今度は丸々目地幅が判る。
つまり張りづらいのに、その結果が見える部分に出て来る事になる。

全く厄介な話でね。これが丸なら何処の目地幅も一緒なんだけれど、楕円・・・更に厄介なのね。つまりきついカ-ブとゆるいカ-ブがあって、きつい所から張ると、

どうしても四角いタイルを張るから、どうしたって目地幅はある程度取れてしまう。
そしてそのままゆるい方に向かって張れば、ゆるい分、自分の好きに目地幅を変えられる

これを逆にゆるい部分からやると、好きな目地幅できつい方に向かって行く・・・・
全く意味が変わって来る。この場合、きつい部分で出来た目地幅を安定的にゆるい方へ、

向かって張る方が簡単だと思われるのね。ただ・・・今回はわざと側面と上のタイルの大きさを変えてあるので、ピタリと合わないのだけれど、もしこれが同じタイルだったら?

ピタリと合わせないとならないよね?つまり立ち上がりの目地幅を丁度良くすると、
上に張るタイルの目時幅は狭くなり、時には入らなくなる・・・そんな事もある。

つまりイメ-ジするのは、上が丁度良く見える為には、立ち上がりは若干広めな目地幅を取る。これはいきなり難しいので、今回は立ち上がりの目地幅を合わせる・・・のみ。

これでもかなり難しそうだった。ただこうして1つづつ経験値を上げられれば、同じ大きさでも、やる事は色々とある。1つの例になって行く・・・そんな展開である。

ここまでは良く言う、規定演技。つまりやった事の無い人にも、あっ曲がってる、目地幅がマチマチ、と子供にも判ってしまう。だから几帳面な作成に限る。

それが終わった後、タイルを切る・・・ここが自由演技。ここからは派手に腕を見せる場所になり、ここからはアトリエのリピ-タ-さんは別人になる。

何しろ体験の時からいきなり切る・・・いや、切りっ放し。しかもこの方はさっきの固いタイルで1作完成させている。だから固さではひるまない。

それを踏まえて、前作との違い。さっきは立ち上がりのあるなし。今度は?
中身として、前作は表札。つまり文字がメイン。それにトッピングの花3つ。

今回は花が全体の半分くらいを占めている。ただ確かに花は3つで同じだけれど・・・・
そこが単純じゃない所で、まず、メインの文字はエミリアを4分の1にしたパ-ツ。

その繰り返し。今回のメインは?花である。ただ前回の花はマ-ガレットやスプレ-菊のような、花びらで、これも同じ花びらの繰り返し。そう両方繰り返しで成立していた。

今回の花はカメリアのような花びら。1パ-ツで1つの花びらを切れないから、点で作れない・・・つまり繋がりを持って・・・線で作る。だからどう並べれば花びらになるか?と

考えないとならない。しかも前者の場合、点だから、色を変えても何も問題は発生しないが、上手く操作して張らないと、隣り合わせの花びらの境目がかぶってしまうと、

もはや赤いお団子にしか見えない・・・・この難しさ。しかも色に頼ると赤なんて、ほぼ
1色しか無い。いかに赤じゃない色で陰を作るか?これが技術。

まっ新作に入って、難易度が上がった事をやっている・・・そこを意識して貰う。
ここがスタ-ト。意識が無いと、何をしてもどんなモチ-フでも大きさが一緒・・・

そんな気になりがち。その意識をきちんとここが違う、ここが難しい、ここをクリア-する・・・と1つ1つ理解して貰わないと、前回と違う進行具合にめげちゃう場合がある。

何しろ今回の新作は中々難しい事をやっているのだから・・・進級したようなもので・・
と、そんな気分で。慌てない、慌てない。

そんなこんなで1つ花を完成した。これを見本にして、次回は作れば良いのね。
良く見て・・・ね。

昨日に続きまたまたリピ-タ-さん・・・流石に上手くなっている。






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亀有カルチャ-教室

2013-12-15 06:17:14 | モザイク教室
今日もいつもの3人。ただ色々と内容は満載。何しろ三者三様で、その上みんなが目地をして完成した作品があるから、画像が華やかなのね。

さてそれでは早速1人目。コロやエミリアの固いタイルを使って完成の作品。
途中、ぺきぺきでハロウィン、リ-スと2点季節モノを挟んだので、随分と間が空いたが

慌てる事無く丁寧に仕上がっている。1つ1つのパ-ツが綺麗で実に仕上がりが良い。
そんな方が、掛け持ちでやっていた時計の作品があって、またぺきぺきに戻った。


もうぺきぺきなら楽しむモザイクは十分作れると思うのね。ただ、上手くなりたい・・・
って思うと、足りない事は、切るパ-ツは綺麗なのだから、いかに見せるか?になる。

つまり犬と言えば犬に、バラと言えばバラに・・・当たり前なのだが、パ-ツ切りに集中してしまうと、綺麗に切れるが、そのパ-ツを張る時にそれを上手く生かして張れない。

そんな事が多々ある。イメ-ジすれば簡単で、きちんと切る・・・って意識するから、
時間は掛かるがきちんと切れる・・・ここまでは完璧。

ただ、思ったよりも時間が掛かったと思う自分がいるのかな?・・・その分、取り戻そうって気持ちもあるのかな・・・?そこを引き継げない自分がいたりする・・・

それは何故か?それも簡単で意識の問題。タイルをきちんと狙って切って、なのに張る時に意識が薄れる・・・・犬を作る・・・バラを作る・・・これで見えるかな?

綺麗かな?・・・・であって、進む事が大事じゃない。勿論進まないとならないが、
切る自分の姿勢と張る自分のバランスが悪いのね。こだわり方が。

それときちんと切れるようになると、ついついモチ-フを満載にしがちになったりする。
何がメインであるか?を意識すると、犬なのか?バラなのか?どちらか1つが大きい方が、

目的がはっきりする。ここが難しいのは、季節モノの時は、ハロウィンは俺のデザイン。
だから色は選べたが、形はそうそう変わらない。そしてリ-スは輪郭のみだったから、

ほぼ自由。だからデザインも自分で考えた。しかしすべてが描き込まれていたから、
ここは出来る、ここはこう変えて見て・・・と相談に乗れた。

そこを踏まえると、この作品は知らないうちに追加したのね。だからそんな注意が出来なかったのね・・・ただ別に消して悪く無い。むしろこの位の作品は自由に作れる・・・

そんな練習になると思うのね。つまりさっきの話は、自分1人で楽しむモザイクなら、
こうして出来るようになった・・・けれど、これを更にグレ-ドを上げたいとなると、

まだまだ指導する事は多々ある・・・って話なのね。いずれにせよ、もう切る事に関しては、特に教える事は無くなった位、上手くなったのね。

お次は・・・またまたお久しぶりの作品。

こんな作品を作る人だから、こんな作品はおちゃのこさいさい。

このサンタは昔、体験教室に使ったものだが、以前はメガネは難しいだろうから・・・と
ワイヤ-で作って、張り終わってから、それをはめた・・・そんな作品。

それをこうして、メガネまで作ってしまう。実に見ていて楽しい作品である。
しかも楽しいだけじゃなく、グレ-ドも良い。パ-ツも丁寧に切ってあるし、

自宅でやっている時間も相当なもの。着々と上手くなっている人の1人。
そんな中、逆にここだけで自宅ではやらないスタイルの方。


今回は今年最後になるので・・・と体験の下地をやりたいと言う事で絵馬。
当然2時間で完成のスタイル。もうこの位の下地なら楽しむと言うよりも、しっかり作る

きっちり作れる。その位、上手に作れていると思う。もうぺきぺきを切るだけなら、
全く問題は無いし、ぺきぺきだけで楽しみながら腕を上げる・・・これを続ければ、

素敵な作品が増えそうなのね・・・所がこの絵馬を十二支作りたい・・・となり、
それなら今取り掛かっている、いちごのテ-ブルと平行に、2回に1回は絵馬にしましょう

ってな話に落ち着くのね。いずれにせよ、ここの場所もみんながまとまって来た。
安定感が増すと、みんなが意識したように、慌てて進むよりもきちんと作る・・・

そっちが美しい作品になる・・・そちらへ進んで行く。ここもそうなって来た。
そんなこんなで終わってから、新作の看板の打ち合わせ。

木の確認、下絵の是正をして、スタ-ト出来る事になったのね。
それからアトリエで軽くオ-ドリ-教室になるのだけれど、画像の撮り忘れ・・・

これについては明日として、そんな中、実は那須のご夫婦の御厚意で、茨城のギャラリ-に展示する・・・そんな話で送った作品が輸送で軽く破損があって、戻って来たのね。

と言う訳で修繕となる。まっ木の補修なので、ある意味ペ-パ-掛けと油塗りだけ。
とは言え、結局そこそこな時間となる。ただ発送準備オッケ-。

そんな中、新作看板の下絵を追加して・・・・


いよいよ始められる・・・・

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立て直しする為の1日

2013-12-14 02:46:27 | モザイク作家
昨日までの小物の花の作品を持って、レンタルボックスのウダガワさんへ行く。
正直、今まで結果うんぬんでは無く、その前の段階・・・つまり、カラ-ボックスの

1区画の中で、一体何を置くべきか?・・・最初は何とか知って頂く為の1歩と考えて、
飛び込んだものの、どうして良いか判らず、場の雰囲気を考えたり、値段・・・・

もっと言えば、結局下地等、既存のモノを買って張るのみだったりすると、結局、
下地代にプラスして行くのだから、当然のごとく値段設定が厳しくなる。

そこで下地を作る事になるのだけれど、そもそもが貧乏発信なのだから、材料の設定を
何としても低価格に押えたい・・・と考える。では何が安いか?となると、

結局建築材となり、シンプルにホ-ムセンタ-に足を運ぶ事になる。
それを、角嶋の親父さんが大工な事で、端材を持って来て貰って、何とか折り合いを

付けたりするものの、所詮建築材。50cmくらいの大きさの作品であれば、建築材の厚みであっても、バランスも良いが、お教室の下地でも同じだけれど、厚ぼったくなる。

つまりお洒落だったり、機能性だったりしても、値段の折り合いだけの問題のみの解決であって、美としては正面から見た場合のみが、成立するだけで、厚みは無理だった・・・

そんな中、みんなで金魚・・・あんな頃にそこそこの大物の作品に銘木を使うようになり、あの大きさなら銘木も・・・になり、衝撃だったのは、仏像彫刻の方の小物を見た、

あれで、そうか小物作品にも使えるか・・・って気になって、徹底的に端材を彫った。
相当な木の種類を使ったので、何が彫りやすいか?どんなタッチなのか?

そこそこ名前を聞いただけでも判るようになった。そんなこんなを手に入れたので、
モチ-フを変えれば・・・となり、花となる。

所が何しろ恐ろしく和風になる。ただ似ている・・・とリアルに作ると、銘木自体が
完全に和風なので、正直レンタルボックスの中では浮きまくる気もするが・・・。

ただ、問題として一番気になるのは、俺を気に入ってくれているご主人が、売りやすいのは何か?と言う事だった・・・・例えば、びれっじさんは金魚屋さん。

そこに金魚の作品なのだから、とても合っている。とてもシンプル。
ではウダガワさんは?となると、手作りお洒落雑貨さん・・・そんな感じに思えた。

それを意識し過ぎて、無理くり作っていた・・・ただそれが俺らしい作品か?となると、
実は下地がオリジナルであるとか、モザイクの技術として内容だったりすれば、

十分俺らしいのだけれど、それが判るのはアトリエに通うリピ-タ-さん以上で無いと、
判って貰えないそんな状況だと思われる・・・・。

所が銘木を使った事で高級っぽくなった・・・判ってしまえば簡単な事だけれど、
もしこれが単なる木だと、バックを張らないとならず、そうなると額が欲しくなる・・・

つまり小物で値段を抑えたいのに、時間が掛かり過ぎてしまう。逆に大物よりも大変な場合もある・・・これでは本末転倒。

そうね、値段を抑える事ばかりに気を取られていた。では考え方を整理になる。
依頼作品はある程度大きさがあり、それに付いては芸術色が濃く高価に見える・・・・

つまり高価になればなるほど、大きくなればなるほど結果が出ている事になる。
つまり小物に弱かった・・・安いのが難しかった・・・

余りに周りとの兼ね合いを意識し過ぎてしまった。しかしやるだけやって、やっと判った気がする。俺は高価に見える方が良いようだ・・・。

それが俺の良さかも知れない・・・それが俺のいとしのエリ-なのかも知れない・・・。
きちんと1日で1作作れるようにはなったのだから、それこそが俺の小物。

ようやくそれを持って、ご主人に合う事になる。すると、見るなり気に入ってくれた。
これ良いって・・・・そっか、やっぱりこれだったかっ・・・。

考え方はこう。設計がいくらこだわっても、デベロッパ-が売りづらいと言うのでは、
まとまりが無い。けれど、売り手に合わせると、設計は誰でも良くなる・・・。

こんな事を踏まえると、ご主人はお客さんに対して俺をどう売りたいか?となる。
きっと、凄い・・・って良いたいんだろうなっ・・・って思うと、プチ凄く見える作品が

欲しかったって事になる。それなのに可愛いとか、お洒落とか、無理にもがいて、更に低価格のみを追究し過ぎて、俺らしさを失っていた・・・・。

当然、それが通るなら、得意の爬虫類なんて作れば、より気色悪さは増すし、コアな人達にはとても合うのは、作らなくても判る。

そもそもが、金魚好きに金魚、爬虫類好きに爬虫類、じゃレンタルボックスには?
そう結局俺は顔の見えないお客さんに弱い。それで限界となり、結局これでどうかな?が

銘木モザイクにたどり着く。恐らく外国の人には良いかもね・・・銘木にモザイクなんて
そうそう見ないだろうから。融合なんて言い方なら、和風として銘木、洋風のモザイク。

ブレンドしてんでしょ?・・・何だか判ってしまえば当たり前だった。
俺を支えている親父が工務店・・・つまり大工。大工は木。それをマンションって言うと

材木になる。材木と銘木の違い。銘木は床の間なんかに使う。つまり一戸建て。
そこで出て来る角嶋の親父の名言。材木は隠す木、銘木は見せる木・・・おぉぉぉ凄い。

それなら端材だって、腐っても鯛。中落ちで最高級の鉄火丼作れば良い。腕さえあれば。
もう迷う必要も無い。後は飽きずにやれば良いだけ。練習あるのみ。

ただそれももうおしまい。明日、仏像彫刻の方に合うから、看板の打ち合わせを終えれば
いよいよ、久しぶりの新作作り。

ただ自分らしさ・・・俺ごときが高級かぁ・・・正直戸惑う。

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小物作品の花・・・ジャ-マンアイリス他・・・

2013-12-13 01:27:59 | モザイク作家
朝、フィギュアから電話があって・・・・今から平気?って。
そんな訳で、特にお教室も無いので、やって来た・・・恐らく病院の帰りだと思われる。

ただ今日は誰もいなかったので、すんなり受け入れられたのね。
特に拾う話は無かったけれど、奴は奴なりに変わってくれようとはしている・・・・

それなら、今の俺が以前と何が違って、どう変わっていて・・・と判るはず。
それなら、いつか自分から今後の俺との接点を見つけてくれるだろう・・・・

それでは、その他の小物。


そして、数日後に使うお教室の下地の3つ。


明日も何も無いので、当然深夜まで・・・。これでひとまず、営業シャッフル出来るだけの玉が揃った・・・・。

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ユニディデイに相席のみどり・・・って感じ

2013-12-12 07:42:04 | モザイク教室
朝、車検の支払いと金魚の振込み確認を2人が来る前に済ませようと、車で回る中、
駐車禁止の取り締まりに合う・・・・何とも残念なスタ-ト。

そんな中、戻ってお教室。本来はみどり教室だったんだけれど、ユニディがかぶって相席となるのだけれど、何しろとうとうカエルが完成したとなると、それだけでもメイン・・

なのだけれど、今日のユニディはそれだけじゃなくて、わんこそばじゃないけれど、
わんこユニディって感じだから、まぁ御覧下さいなっ。

まずはカエルの総評。この立体のカエルの凄さ、大変さって言うのは、立体作品をやった人は誰?と考えると、古くはかぐや。ここの場合、今のようなボンドでは無くて、

セメント系でやった事を考えると、それは例外とすると、慶應のユ-ミンと監督の2人。
ただ奴らは宿題、そして子供と言う事で夏休みをめいいっぱい使う短期集中で、

何度と無くアトリエに来た事により、失敗を防いだ・・・そんなやり方。
それがお母さんであり、働いていて、月に1回もままならない状況の中、完成まで

果てしない時間が掛かる中での完成・・・・逆に少しずつしか進まないもどかしい進行具合・・・何しろ子供が出来る事と比べられがちなんだけれど、そう簡単ではない事。

よく最後までたどり着いてくれた・・・何しろ大きく違うのはデザインがオリジナルである事・・・そっくりに作るでは無く、自分の絵で・・・この難しさ。

勿論そっくりには似ていないとお粗末になる難しさがあり、オリジナルの場合、そのデフォルメ感が受け入れられないと、ただの変なものになる難しさがあり、両者共に、

違った難しさがあるのだけれど、何しろたどり着かないと何の意味も無く、評価にならない作品となってしまう・・・それだけを防いだ事が何しろ素晴らしい。

やり遂げた・・・それだけでも凄いと思うが、これだけのグレ-ド・・・十分である。
そんな中、小物を完成させてあり・・・一緒に目地をして完成させたのね。



1つ目はプレゼントらしく、真ん中の変わったタイルは、アトリエで見つけたもので、
2つ目は去年だったかな?のりちゃん親子がやったやつ・・・私もぉぉって言って、

作った下地だったが、何だかお蔵入りになりそうだった下地。
ある意味、これらの小物作品であれば、1人でも作れる・・・何しろカエルを作った・・

その腕前の人なのだから。ただ、ここがユニディの凄さであり、欠点でもある。
これまでの3点、全てがユニディの作品なのだけれど、それは何か?と言うと、

デザインとしての斬新さ、アイデアそれは見事であり、基礎として学校を出ているので、
それについて教える事はほぼ無いのだけれど、問題はすべて感性のみで進もうとする。

例えばユニディは設計士だから、建築で例えると、建売と注文では当然作り方は変わる。
方やこちら発信、方やお客さん発信。当然素人でも判るよね?

これが基本的な初歩。では応用となると、建売でも1戸だけ単品で作るのと、数戸まとまっている場合では、違って来ないかな?

1戸のみの場合、それだけの問題で済むけれど、数戸まとまっている場合、単に色だけ違うなら同じデザインの色違いだから、元々のデザインは一緒なのだから、

それさえ優れていれば、色なんて単に好みになる。当然角地は高く、日当たりが悪ければ
安くなる・・・とても簡単で判り易い。

それじゃこんな場合は?デザイナ-ズ・・・ユニディデザインの数々のデザインのまとまった1戸建て・・・ってな場合。つまり1戸1戸すべてがデザインが違う料金一緒・・・

例えば5戸だったりして、蓋を開けたら1戸のみが人気集中して、全く人気の無いものが
1戸あるなんて許されると思う?プロなら絶対に、あぁどうしようかなぁ?

あっちも良いけど・・・こっちもなぁ・・・にならないとね。つまり、ユニディにもし指導があるとすれば、モラルと倫理の確認となる。

人はこれを良しとするのなら、何が良くて何が悪いと感じたか?つまり感性の人は、
そう感じたから・・・であって、どうして?の質問にきちんと答えられないのが欠点。

それが先日の都甲さんなら作家1本で私を買って・・・だから何の問題も無いが、
ユニディは人に教えるって言う俺の手伝いもあるし、仕事としてもさっきの例がある。

つまり何がどう違うのか?の説明責任が問われる事例も出てくるはずである。
それがはっきりするのが以前作ったコ-スタ-の話である。

3枚作って誰に聞いても人気は1つ。誰に聞いても人気無い1つはいつも一緒。
そんな事がさっきの建築の例え話。同じ大きさ、同じ時期の作成、デザインはすべて違い

それを見比べて貰い、順位を決めるだけでこんなに差があっては、もしお金を出して買って・・・って言う質問に変更した場合、どうなるのだろうか?

そこがユニディに教えるポイントになると思われるのね・・・きっと。
そんな中での、本日作成の2枚。



左が最初で、右が後から・・・・右は是正の仕方、まずやる前に考える事、ただ考えるのでは無く、それをすると何が起こるか?予期する・・・って考える事・・・って教えた。

すると、横のみどりも変わった・・・って判ったくらい変化が見えた。
勿論、左も良いじゃん・・・・って人もいるだろうが、そこは武士の情け。

2枚の作成を見つつ、余りのグレ-ドの違いを防ぐ為にも、見劣り感満載にならないように、俺が手を加えた。だから、もしどっちも良いじゃんとお思いになったのなら、

これ幸い。何しろプレゼントらしいからね・・・。悩ませられなかったら、後からの人は
余りモノになった気分になるでしょ?どっちに見られても、そっちも良いな・・・に、

してあげないとね。ユニディのこれからの向上ってのは、ここ1点のみ。そう思う。
切る事も相当上手くなったし、この感性、このデッサン力、そして持久力も付いた。

こんな人への指導をする俺も向上しないと、教える事が無くなっちゃうのね・・・あはは
そんなこんなのユニディ大暴れでは、何の進展もしないように見える大作のみどりは、



かすんじゃうのね・・・・またまた、あはははである。
常連の相席ってのは、グレ-ドが良いから、指導もあなどれなくなる。

勿論、いつもあなどれないんだけれど、指導が目に見えない事ばかり・・・・
何しろ作る姿勢・・・って気持ちみたいなものとか、物事の捉え方とか、そうね・・・

昔、美術部だった頃に、画家の先生が静物画の指導を受けている時に、先輩に・・・
正面の形ばかりにとらわれないで、後はどうなっているんだろうか?って思って描く・・

なんて、当時の俺には判らん事指導だったが、あれは比喩で、描いているものは立体物で、正面だけを見ては、輪郭だけを重視し、2Dになってしまう・・3Dだよ、3D・・・って

言ってたんだね・・きっと。つまり見える事だけでなく、見えない所に繋がりがある・・
まっ、世の中のすべてがそうなように、真実とは?目に見えない部分の深層心理なんて

部分があって、それだから結果こう・・・に繋がって行く。もしそれが合っているのなら
・・・思い込みだけでは危険と言う事になる。

より優れた目利きを持つ・・・これもまたクリエ-タ-としての技量となる。恐らくね。
見えない所を予測出来ての提案・・・優れた提案者とは?そんなものであろう。

さて、そんな中、アクアリウムバスでの予約の方の振込み確認もしたので、それと、
遠方からのご夫婦の御厚意での地方での展示作品の発送もして、

ひとまず小物の目地をして、次の小物の準備・・・


明日のさくら教室がキャンセルになったので、ついつい深夜になって・・・。
こんな時間のブログとなりました・・・

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