今日は午後からリピーターさん教室。この方は以前お風呂のモザイクを作らせて貰った大野荘を見て、お教室に来て下さっている・・・ってエピソードもあって、しばらく振りに女将さんに電話したのね。出会いは後で聞いた事だけど、
テレチャンの決勝の一般審査員の中にご夫婦でいた事なのね。その後、お風呂の工事があって、その時に連絡が来たのね。katsuさんに夫婦で入れたんだよ・・・って。そんな事があって、その時の仲間に手を貸して貰い、丸々1か月泊まり
更にこちらで10日以上仕込んで、男女共に2つのモザイク風呂を作ったのね。まぁ結構な大作となった・・・。その後、追加として、頼まれた時に、女子の風呂にわずかだけれど、かぐやにも参加させたのね。
そうね、その時にかぐやの子供達も連れて行ったんだけれど、まだ小学生だったのに、今は働いているのだから、10年以上は経っているだろうな・・・。しばらく話て無かったなぁ。すると、保留の呼び出し音が郷ひろみだったので笑った。
昔から女将さん好きだったもんな・・・懐かしいわ。katsuさーん久し振りぃぃ。元気ぃぃ。って、相変わらず元気いっぱいだわっ・・・そんな俺は、女将さんを、にょしょう・・・って呼んでたのね、以前から。
何か同じ歳で、グイグイ来る人なのね・・・照れ臭いのもあったのかな?だから、ちょっと茶化してって事だと思うんだけれど・・・。そんな中、今ね、大野荘に泊まった人が生徒さんとして来てくれているんだよ・・・って話もして。
懐かしい話もした・・・あの頃は、こんなにお教室も無く、依頼品だってぼちぼちだったりして・・・そんな事もあって、御宿は車で2時間も掛かるのに、割と何回も足を運んでた・・・それがいつしか俺もそこそこ日程が埋まる様になり
自由な時間が無くなったのね。にょしょうって凄いな・・・結婚してこんなのずっとなんだろっ?改めて思うわっって言うと、そーだよっ、だから、ひろみは辞められないって。そりゃそうだな・・・。まぁ元気いっぱいでいつも通り。
明るくて、気さくで、グイグイ来るけど、優しい人で・・・紹介して貰って作品依頼もあったし、鴨川グランドホテルに出入り出来たのも、元はにょしょうの口利き。とてもお世話になったのね。そうね、まだまだ恩返し出来るほどでは
無いから、敷居は高いが、いつかあれはkatsuが作った・・・って自慢されるようにやらないとな・・・って言うのは、ずっと変わらないし、それを見たさにお客さんが来るようになりたい・・・って言うのも変わりなし。
まだまだその日は遠いかも知れないし、もう近くかも知れないし・・・いずれにせよ、引き続きやり続けるだけなのね。さてそんなこんなのリピータ―さん教室。それがこの方、中々面白い方で、古い話を引き出してくれるのね。
まずは大野荘で見つけてくれた事。そしてこの表札を始めるに当たって、こんな感じに・・・と画像が送られて来たんだけれど、それを作った人がNatsuさん。そうね、古くから知っている人なら何度も名前は聞いているだろうけれど、
そうね、俺がモザイクを本気になったきっかけの人なのね。それは大昔、テレチャンにも出ていなくて、恐らくまだ現役のタイル屋だった頃に、妹がネットでモザイクやっている女の人がいるから、連絡して見れば・・・って。
その時に何か変わった事を・・・って、もがいていた最中だったので、それに乗っかったのね。見せて貰って確かにこれを素人が・・・しかもお母さんが・・・って思えば思う程、凄いなって感心したんだけれど、最後の最後にkatsuさん
タイルって素敵ですよね・・・って言われた一言で火が付いたのね。その時、タイルって仕事の素材で素敵なんて思って無かったのね・・・だから、ガツンと殴られた感じだったのね。勿論、アナンって小説の表紙になっていて、それも
衝撃の1つでもあったけれどね・・・その帰りに俺も本気出さないとな・・・って思ったのは今でも忘れないし、natsuにも俺はずっと言い続けるよ・・・と言ってある。そうね、natsuとも、テレチャンあたりから連絡しなくなったな・・
まぁ奴も辞める事は無いだろうから、どちらかがもっと世に出る事があるのなら、その内に会う事もあるだろうから、今すぐ何か?って話でも無かろうが、こうして思い出すきっかけって事が2つもあったのは、この方のお陰なのね。
大事なのは、大野荘って古い作品を経て、今のkatsu情報を更新して貰える事なのね。あの時のままでは、進展無しになるのね・・・それを新しくして貰うって言うのは、今のkatsuの実力を知って貰う機会に恵まれるって事になる。
地味な事なんだけれど、でもこう言う事例が今まで無かったのだから、また新しい出会いに繋がる可能性が広がるって事なのね。そんなこんなでお教室となるのだけれど、コロのクラッシュを自宅で切って来たのね。所がみんな同じ様な
大きさになっちゃっているのね。まぁこんな事になる理由はハッキリしているのね。まずは丸、三角、四角を切って・・って言われたら、初心者でも切れるかどうか?は別にして、丸ってどんな形ですか?って質問する人はいない。
当たり前なのね。ではクラッシュって何?これを説明出来る人いる?ランダムって何?これを説明出来る人いる?もしきちんと説明出来たのなら、じゃそうして・・・になる。質問無しなのだから。後は切るだけ。こんな人は切る技術が無い
だけなのね。けれどもし、クラッシュって・・・ランダムって・・・ってきちんと説明出来ないまま、何と無く切っていたとしたら?思い描けないわ、切る技術は無いわ・・・ともう既に出来るとは思えない方向になる。そこで理解する。
クラッシュとは?ランダムとは?ってね。丸を知らない人はいない・・って言う所まで。ではこれを俺流で説明すると、いびつ角形でジャイアンからスネ夫まで。まずクラッシュって言うのは偶然に割れてしまったような意図的では無い
ような形で、ランダムと言うのはバラバラって感じだと思うのね。これが例えばお皿のような大きなタイルだとして、二階から落とせばクラッシュになるし、ハンマーで叩けばクラッシュになるのね。つまり偶然の産物な訳ね。
更にランダムって言うのは、混ぜこぜって感じに大小様ざまで、似たり寄ったりにならない事だと思うのね。じゃ説明したね・・・やってみ?きっとこれでも出来ない人がいるから・・・それは何故?伝わらないからなのね。
こんな説明でみんな判るなら、学校の先生は先生なんだから、落ちこぼれなんか1人いなくなるわっ。そうじゃ無いのね。説明はあくまで説明なのね。それで出来る人は説明理解の関係が得意なんだろうね。でもね、良い事と悪い事は
背中合わせ。って事は、全て説明理解で結果を出すつもりなの?・・・オリジナル作品も?とてもナンセンスなのね。つまり本で調べて載っている専門用語を使っていたら、結局誰かの真似でしょ?あくまで比喩なのよ、自分なりの。
そしてそれを読み取る力と想像力。つまりそれを聞いて、って言う事は、こう言う事?って比喩返しを出来るようになると、相手と共有出来た時、初めて伝わった・・・って事が成立するのね。まぁ簡単な話なら、1+1は2なんて、誰でも
判る。けど2になる問題は?となれば、割り算、掛け算、引き算と足し算以外を使っても出来たりする。問題を出されて解くのでは無くて、問題を理解していれば出す側になれる。これこそがオリジナルの初歩。それが理解出来たのなら、
元に戻して、そもそも偶然の産物を使って大小片寄らず様々に張る・・・って説明文を、いびつな形で・・・つまりきちんとしてはいけないのね。だって丸とか楕円みたいに作る人が出ちゃうかも知れないから。だから角形を付ける。
これで作った言葉がいびつ角形。あくまで角ありね。そしてクラッシュ。あえて差別用語を使えば、デブちびOK。それを使えないなら、ジャイアンとスネ夫みたいに・・・こうすると、きちんと素直にやろうとすれば、人気アニメだから
ジャイアンとスネ夫が頭に浮かぶのね。ジャイアンならあぁデブだな・・・スネ夫なら細いなとかね。そうして意識するのね。その時に細過ぎなら、スネ夫痩せすぎぃぃって声を掛ければ良いし、ジャイアンなら、デブすぎだろっとか、
ライザップしてんじゃん・・・って言えば、何の事だか判るのね。これが想像力。けれど、きちんとしている頭だと、折角習いに来ているのに・・・とか、ふざけているとか思えば、思う程、頭に入らない所かイライラしたりもする。
しかも何も教えてくれない・・・って気持ちになる。更に言えば、それが判る人ってもしかすると、学校の説明を苦手と感じていたかも知れないから、面白い比喩が緊張感から解き放たれるし、理解出来ているから何と無く出来たりする
のね。しかしながら、説明好きは、何事も説明して貰ったのをいち早く誰よりも理解したから、勉強が出来たんだろうね・・・でも、ここはオリジナル教室。サンプル教室なら学校と同じだから、いつも通り結果は出るけれど、実は
オリジナルを作るって言うのは、自分で考えるって事なのね。だから、全部教えてはいけないのね。きっかけだけ。勿論、切り方、張り方の指導はあるけれど、考え方、構想、構築なんて言うのは、やり方だけで、後は考えないとね。
つまりへこたれない様に、考えて貰い、正解探しでは無くて、不正解潰しをして行く・・・こんな感じが初歩。それを踏まえて、同じ大きさになっちゃった理由。それはジャイアンが嫌だった・・・のね。そもそも前回アトリエで張った
時点で俺はOKを出したから張ったんでしょ?そしてそこにジャイアンはいた。つまり結論から言えば、ジャイアンをいくつ作れば良いのか?になり、もっと具体的にすれば、ジャイアンは1文字に1つね・・・とまで言ってあったのね。
所が1枚も無い。では具体的に説明すると、もうその意識が無い時点で結果は決まっているのね。つまりジャイアン嫌いの人は何をするか?デブ嫌い・・・なんだよ。そしたら1手目の切るって刃は何処に入ると思う?仮に15mmのタイルだと
して・・・例えばデブに切る。これが出来る人は、切らない訳には行かないのね。何故ならいびつ角形にしないとならないルールだから、四角のままではきちんとしてしまうから、最低1回切らないといびつにはならないのね。
だから切るにしても、デブ重視なんで、1.2mm落すなんて事になるから、13mm程度のデブ完成になる。でもデブ嫌いになると、最低5mmは切るだろうね。じゃ10mm残った事になる。確かに計算ならね。所がそれは常連レベルの話。
果たしてきちんと狙って5mm落せると思う?それが良く言う数字のマジックみたいな話で、狙って切れない初心者がやれば、6mm以上落とす事って無いかな?って事はだよ、たった15mmしか無いタイルを6mmも落とせば、残りは9mm。
6と9なんて、そんなに変わりある?たった3mmだよ・・・更になのね、本人の意識が弱いと、更にそれを切る。もはや4分の1を切ったのと同じ・・・一緒に見えるのは必然な事なのね。ただ本人に意識無く・・・でも結果には気が付く。
ただデブ嫌いだから、その切ったパーツには満足が行ったとしても、揃ってしまっている事で、何か・・・って気持ちになる。だってランダム・・・つまりマチマチの大きさになっていない事になるなら・・・。これが全ての理由。
つまりデブ嫌いと思った瞬間に結果は見えていた事になる。更になのね、もしこれで良いのなら、先生はいらなくなるのね。何故なら、前回否定になるのだから・・・俺がOKを出した事を否定したら、1人で出来る事になるでしょ?
しかも、それが自宅での見本になるはずだったのに、自分で決めた事を優先するのではね。しかも俺が押し付ける訳無いでしょ?大抵はそれが出来るのなら?ってやった事を見てOKを出す訳で・・・つまり前回の自分なのね、実際は。
そしてもう1つの原因はやる気があるからなのね。えっ?って思うでしょ。でもそうなのね。この方、月に3回を選んだのね。その上、自宅でも切った・・・持ち帰っているのね作品を。そんな人はきっと相当観ているよね作品を。
そもそも何度も言うけれど、五感を鍛えるのに、感じる・・・は必須。そうなると肥えるのね。眼が肥える、耳が肥える、舌が肥える・・・良い事なのね。所が肥えたのは何?今回は眼。それでどうなった?眼が肥えると・・・。
自分否定し始めた・・・あれが嫌、これが嫌とね。まるで料理も出来ない家族が、お母さん料理に難癖つけるようにね。出来もしないのに。それを自分自身でやっちゃったのね。眼が肥えた分。そして手元に置いた作品を舐めるように
・・・そんな事すれば、初心者作品なんだから、荒は出る。だってまだ未熟なんだから。なのに眼が肥える。そこで大事なのは、前回気を抜きましたか?いい加減にやりましたか?それを見ていた俺がOK出したんじゃ無いですか?なのね。
つまりその時の自分に嘘が無ければ、またその眼にあった自分でやれば良いのだが、許せなくなるのね、作り手のエゴで。でもね、それを取る事で果たして直る事が良い事なのか?それとも、デブを入れなかったからそうなったのでは?
って葛藤せずに、取る事を良しとすれば、この先何度でも無かった事にする癖が付くだろうね。それを抱えて逆襲するくらいの挽回を身に着けた方が必ず上手くなる。今が大事なら取る事を選ぶも良し、これからも続けるのなら、そんな
考えもある事をお伝えして、取ってあげることにしたのね。その時にジャイアンごめん・・・って言ってたから、意味が判ったと思うのね。その一言は上手くなる一歩に繋がるのね。痛い思いは成長には欠かせないのね。
楽しいだけではね・・・でも本来ならまだ楽しんで欲しい段階なんだけれど、ここの所のご新規さんはひと月3回の方が続いていて、本気度がちょいと違ってて、この方、俺の話をノートに取ってて・・・正直ビックリしたのね。
そんな人、今までいたっけ?・・・って。いずれにしても、また切って来る・・・って話なんで、花びらのパーツを確認したので、次回どうなっているか?楽しみなのね。そんなこんな後は、新作3のナナカマド。
後はバックなのね。ちょっと試したい事はあるんだけれど・・・。