


心機一転 ドラマの幕開け



4月1日、新しい年度のスタートです。通勤する道々は桜の花がきれいに咲いています。春を感じさせてくれます。
ブログの中で、昨日と今日の違いが大きいと言いましたが、昨日は三光中学校を離任し、そして今日は新任地であるわが母校である耶馬溪中学校に着任をしました。
玄関入ると、おもてなし・・・。

「365日×11年」と「1日」では大きな差がありますが、その差をすぐに埋めるように頑張っていきたいです。耶馬溪の地で生徒たちとまたお家の方や地域の方たちと素敵な思い出を共有できることを願っています。「縁の下の力持ち」のつもりで頑張っていけたらと思います。

朝、学校に行くと、生徒たちも部活動に来ていました。顔見知りの生徒が、
「お久しぶりです。よろしくお願いします。」
何と礼儀正しい。
交通安全指導日で地域の方が学校のところに立ってくれていたので、学校の中に荷物を置いてから、一緒に立ちました。若かりし頃、野球を一緒にしたりしていた人もいたので、話も弾みました。

先生方との着任式が行なわれてから、すぐに今年度の学校運営のための会議に入りました。こちらも資料を読んでいたことと引き継ぎもしていたので、およその流れをつかんでいました。
教頭先生たちがいろいろ準備をしてくれていたこともあり、先生方としっかりと話し合いをしていきました。一日かかりましたが、スムーズに今日の会議が終わりました。

昼休みは、着任のあいさつ兼ねて、校区の方が営んでいる食堂に勤務する学校の先生と行きました。帰ってから、校庭や校舎の中を回りました。グランドの桜がとてもきれいです。4月を彩っています。校舎の中は、広い。しかし、生徒数が減少していることが如実にわかります。空き教室があります。

そんな中でも入学式の準備をしたりする生徒会役員などが作業をしていました。あいさつを交わしました。家の近くに住んでいる生徒が、「すごいねえ。頑張っているね。」と話をすると、
「先生が来るって家の人が言っていた。」
自分の住んでいるところから耶馬溪中学校までは、生徒たちは自転車通学しています。しかし、あの九州北部豪雨のために、途中のロードの橋が流されました。そのために今はバス通学となっています。6月からはまた復活します。自分も時々は自転車通学をしてみたいと思っています。
驚いたことに、空手の大会で全国大会に行った三光の生徒が、お家の方とお土産を持ってきてくれました。惜しくも負けたけれど、頑張ってきたことがそして来校してくれたことが嬉しく思います。

いろんなことがありましたが、初日が終わりました。一日一日を大切なものとして過ごしていきたいと思います。
春、心機一転の時です。