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しいたけのコマ打ち

2014年04月17日 | Weblog
ぽかぽかの陽だまりの中の心地よさ
          楽しく学んで気持ちも和む






昨日のこと。県の振興局、また地域の椎茸栽培をしている地元の方が見えられて、「しいたけのコマ打ち」を行いました。理科の「菌の繁殖」の一環として行われました。

ケーブルテレビの方も来て下さり、この様子は、近々放映されるようです。




2年生、3年生が対象でした。あたたかく天気も良し。生徒たちもさわやかな初夏の陽気で、心も軽くグランドに出てきました。

振興局の方たちが原木などを用意して下さっていて、あたたかい天気プラスあたたかな関わりの中で時間を過ごしていきました。



まず最初に、椎茸栽培をしている梅木さんから、「椎茸の菌がどのように繁殖していくか。」「他の菌がはいらないためにどのような工夫が必要なのか。」の説明をしてくれました。話を聴きながら、こちらも納得しました。わかりやすい説明でした。

実習が始まる前に梅木さんと話をしていると、姉と同級生であることがわかりました。そこで椎茸以外のことでも話が弾みました。


「自分たちの中学校の頃は一学年でも6クラスあって、240人近くいたんですよね。」



その頃とは違って、人数も少なくなっていますが、素敵な生徒たちばかりです。話を聞いたあと、作業に移りました。みんないい表情で椎茸の原木の穴開け、コマ打ち作業に取りかかりました。


何より、作業をしているときにいろんな先生方もやってきて、先生方自身も作業に加わったり、生徒を手伝ったりホットな雰囲気がそこにありました。
「そこの穴は、コマを打ち忘れているよ。」
「ドリルの穴を開けるのがうまいよね。」
など会話も弾んでいました。




ただし・・・収穫は・・・来年の秋から冬にかけてということです。だから残念ながら、収穫する頃には3年生は卒業をしていいます。



椎茸のコマ打ちをすでに家庭で経験している生徒もかなりいました。体験を通しながら学習を進めていくこともとても大切なことではないかと思います。その中で、学習の理解ととともに、仲間も創られていきます。

そのことがまた学習に生きていくだろうし、生活の中にも還元できるのではないかと思いました。自分自身も作業を通じて、生徒たちとふれあうことができました。


「楽しかった。」


と異口同音の生徒たちの言葉がグランドで交わされていました。



体験活動の中で学習できたこと、友だちや先生たちや地域の方との作業・・・それが楽しさにつながっていったのではないかと思います。