かったかくんのホームページ

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山のふもとのランチタイム

2014年04月20日 | Weblog
霧かかる山のふもとに集まって
      「御飯」でなくて 「ランチ」を食べる






雨の日の日曜日。このところ雨が続きます。晴れても長続きしません。



春の雨の言葉には、「春雨」(芽吹きの頃、静かに降る雨のこと)、「春霖」(菜種梅雨などとも言います)「春驟雨」(春のにわか雨。雷をともなうと春雷)卯の花腐し(卯の花を腐らすほどに降り続く雨、走り梅雨)などがあるそうです。・・・春の雨にもいろんな雨があります。


そんな雨の降り方に名前をつけていることが日本の情緒なのかも知れません。





そんな日曜日。「3コインで若宮ランチをあなたと」ということで、地区のランチ会がありました。地区ののぼりの旗もあります。その横には水害の最大水位の表示板もあります。



豪雨で被災を受けて以来、地区のまとまりを高めていこうということ、また社会の第一線を退いた方が多い中、つながりを深めていこうと地区の主な方たちが「パソコン教室」「カラオケ教室」「3コインランチ」といろんな企画をしています。

会場の公民館の裏は、下の写真のようにまだ被災の痕跡が残っています。しかし、それに負けずに地区の人たちは頑張って生活をしています。




過疎集落の中のチャレンジです。とても素晴らしいことだと思います。



パソコン教室が耶馬溪中学校で開かれているので、時折覗いててみますが、たくさんの地区の方が集まっています。楽しそうにかつ真剣にパソコンとにらめっこしています。講師は、地区の方の中でパソコンが堪能な方です。



しかしほとんどが平日に行なわれるもので、行くことができません。「3コインランチ」は日曜日に開催されるので、行ってみました。今日は第一回目です。


午前中に女性の方たちがメインディシュを創ります。昼に地区の人たちが集まってランチということになります。「ようろうち きち おくれ」(お誘いの合わせの上おいで下さい)というメッセージ付きの案内が各家庭に配布されてきました。



あげ膳すえ膳で申し訳なったのですが、昼前に公民館に行きました。



美味しそうな「豚ロースカツ」ができていました。楽しく会話をしながら食べました。さすが、創る方はいろんな物も持ち込んでいます。家では普通食べることのない漬物などもあり、食が進みました。30名を超える人たちがランチを食べるために集まっていました。




気軽な感じで食事に行き、食べて帰ります。強制感がなくて、おそらくどの方もランチを楽しんで帰ったと思います。このランチの会はひと月に一回ということです。行ける時には行って食を楽しみたいです。




地域の人たちの顔が見えるような、地域にしていこうとお世話する方たちは頑張っています。感謝しています。