

四苦八苦しながらいざ勝負


「先生、今日もテストです。」
なるほど、確かに今日もテストです。11日に春休み明けの実力テストがありました。引き続き、今日は、1年生が市、2年生が県のテストとなっています。昨日から、学年の先生方は、箱からテストを出して、テストの枚数を数えたり次の日のテストに備えた準備をしていました。

今日は、「難しかったあ。」
とテストの合間にトイレに行く生徒たち。
市や県や国のテストが行われています。いろいろ波紋を呼ぶこともありますが、「テストをする」こともしっかりと意義があります。大切なのは生徒たちの取り組み方だと思います。
また先生方の授業などの改善だと思います。生徒たちが「成績が悪い。」と責任を転嫁するのではなく、教師自身の授業の改善と工夫、生徒ができていないところの傾向があるところをチェックをしながら修正させていく必要があります。
できていない生徒にしっかりと関わりを持ち、力をつけさせる取り組みを考えていくというのは、当然なことだと思います。

生徒は、
○テストに向けて、しっかり自分で対策をとり、計画的に学習をする。そして、学習の習慣をつけていく。
○テストで間違ったところ、課題となるところを直していく。
そのことで、自分の基礎力、応用力のアップを図ればいいと思います。学習の力をつけることとともに、計画的にものごとに取り組むこと、自分の目標に向かって努力をしていくことの大切さなど学習を通して生徒が生きていく中で必要なものも身につけて欲しいと願います。

市や県や国のテストに対する考え方はいろいろとあると思いますが、成長する一人ひとりの生徒の姿を大切にする評価がもとにならなければ、生徒が学習への意欲がなくなると思います。
できていない生徒を担任が担当の先生が丁寧に関わりながら伸ばしていく、できている生徒をさらにレベルアップさせていくきめ細やかな関わりを私たち教師は忘れてはならないし、取り組まなければなりません。
学校の中で生徒たちが輝くものにしていけたら、生徒たちにとって躍動感のある学校にと願っています。