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「18年前のあの日~父~」

2021年01月27日 | 大分県
1月27日。18年前のこの日・・・。
 


かけがえのない父が他界しました。
雪が降る日でした。
今でも父を知っている人は、
「あの時は寒かったですね。」
と言われます。
 


だんだんと呼吸が遅くなっていく父。
交代で手を握りながら、力が弱まっていく父の手を握りしめ、父を見送りました。
 



なかなか仏壇で手を合わせる余裕もない中、今日は、お線香も上げながら、仏壇に手を合わせました。


父が亡くなって、間もなく一番上の姉からエッセイと歌を送って来てくれました。
父への思いがこみ上げてきました。
あらためて読むとあの日を思い出します。


そして、今日、ネット上で、数日前、友人のお父さんが亡くなっていたことを知りました。
コロナ禍の中で、葬儀などはおそらく家族で見送ったのだと思います。


生前は、いろいろとお世話になりました。
 


時折、学校での活動で、ケーブルテレビのインタビューを受ける映像がでると、
「頑張っているね。」
と電話をかけてくれたりしました。
 


竹細工が得意で、立ち寄ると、
「これ持って帰りなさい。」
と竹トンボや竹で作った花を入れる筒などを持たせてくれました。
これも、これも・・・と手に持つことができないほど、いただきました。
 



まだお参りができていませんが、寂しい気持ちに包まれました。
きっと多くの方がそう思われていることでしょう。
近いうちにお参りができたらと思います。
 



時代が移り変わっていることを感じます。
同時に、人の命に限りがあることを改めて感じます。



友人のお父さんのように、生ある限り、人を大切に前向きに歩いていけたらと思います。
 


今は、感謝の気持ちでいっぱいです。
 



決していいことだらけの1年のスタートの1月ではありませんが、気持ちがあたたかくなる時が来ることを願っています。