かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

新しい週の始まり

2014年04月14日 | Weblog
新しいクラスの中での学び合い
           緊張感あり意欲が見えて






耶馬溪中学校に赴任してきて2週間。まだまだ緊張の連続です。しかし、ちょっと居る場所、立つ位置を変えるだけで、いろんな発見をすることが楽しみになっていま
す。



朝、今日はバスの停留所のところに立ちました。7時40分と7時50分にバスが来ることはいつも立つ場所から遠くに見えていました。遠くから「おはようございます。」と言うと、バスから降りた生徒が遠くから返事が返ってきていました。




バス停のところに立つと、そこは、かつて駐在所があった場所です。懐かしい。


中学校時代、体育の時間、ソフトボールをしていて、投げたボールが遥か彼方、駐在所の窓に飛びこみガラスを割って、やけに怒られた思い出が蘇りました。先生も一緒に行って謝ってくれました。中学校時代を思い出させます。




7時40分に着くのが、城井小学校校区から来る生徒が乗っているバスです。7時50分に着くバスは、永岩・津民方面から来るバスです。チェック、チェック。


バスから降りてきた1年生の生徒に、「バス通学はどう?」と聞くと、「眠たくなる。」なるほど、いい答え。小学校生活から中学校生活に移り変わり、少し疲れも出ているのでしょうか。



城井小学校校区の生徒たちもバス通学の期間もあと1カ月です。洪水で流された山国川第2鉄橋が5月末で復旧工事が終わるからです。それからは、サイクリングロードを自転車で通学します。




道路を挟んで向こうには、下郷小学校の方面から自転車で来る生徒を見ます。「おっ、橋の上を自転車を降りて、押して来ている。」生徒いわく、「決まり」です。教えてくれました。



自転車の通るところは道路よりいちだん高くなっていて、境目には柵もありません。間違って落ちると、車道で車からはねられます。見ていて、危険なことがよくわかります。



あとから来た生徒が、乗って来ています。こらこら。「ここは危ないから自転車を押さないといけないじゃない。」と言うと、「すみません。」そうそう、あぶない、あぶない。




見る位置を変えると、生徒の生活が見えます。バスから降りたら、ぬかるんだグランドを通って行く生徒。コンクリートのパネルが置かれたところを通って行く生徒。改善していかなければならないところにも気づきます。



朝だけでなく、いつもとはいきませんが、掃除の時間に1年生の教室に行きました。すると、懐かしい掃除のスタイル。先生が声かけて、生徒が四つん這いになって拭きまわっています。




ちょっとしたことですが、大きな発見を今日もできました。

ふるさと再発見「桧原マツ」

2014年04月13日 | Weblog
山頂のお寺の賑わいこだまする
          幻想的に霧も包んで





今日は、中学校時代以来に耶馬溪町の上川内を通り、桧原山正平寺に行きました。小学校の頃は、遠足やキャンプで桧原山に行く機会がありました。お寺の前にある池の中にある鬼笛を採って鳴らしたりしていました。



両親がまだ店を営んでいる頃は建材品の配達をするために、父の車に乗りよく上川内に行きました。それ以来です。なぜ、上川内へ?今日は、桧原山で「桧原山マツ」というお祭りが行なわれます。




しかし、天候は雨。ふもとから約4キロの道のり。離合もできないようなうっすら霧がかかる山道に車を走らせました。懐かしい道です。友人も出演する「桧原山マツ」。是非、一度訪れてみたかったお祭りの一つです。同じ町内に住んでいながら、見たことがないお祭りです。


「ふるさと再発見」のドライブででした。




着くと、地元にいる同級生が駐車場の誘導をしていました。「久しぶり。」という言葉をかけながら、鬼笛の話もしました。「今でもこの池にはあるよ。」当時の懐かしい思い出の「たからもの」が消失していなくてよかった。

風景を見ながらもあの頃が蘇ってきました。




『桧原山正平寺(中津市耶馬溪町)は、約1400年前、正覚上人が開いたといわれる天台宗の寺です。鎌倉時代に始まったとされる「桧原マツ」は、五穀豊穣を祈願する神仏習合の特異な祭りで700年の伝統を誇ります。




講堂での法要の後、ホラ貝の響きを合図に「お上り」が始まり、薙刀をもった白装束の僧兵を先頭に、三基の神輿が下宮から200m離れた本堂へ駆け上がります。その後、境内では、「御田植式」が始まります。稲作の一連の所作が、古式にのっとりユーモアたっぷり演じられ、観客者とのかけあいも楽しみの一つです。』




地域の方が観光客の方たちを集会所でおもてなしをしています。「どうぞ、お弁当を召し上がってください。」たくさんの知り合いの方がいました。「あんた、かったかちゃんかね。久しぶりやねえ。」と幼いころ、お世話になった方もいて手を握りながら声をかけてくれました。嬉しく感じました。


市長さんたちものぼってきていました。あったかなおもてなしの中で、「御田植式」を待ちました。今日は、雨のために境内では行なうことができなかったので、本堂での開催です。



初めて見る「御田植式」。友人たちは、下ネタ入りの観客と巧みにかけあいをしながら「御田植式」を『水どめ、田打ち、畦塗り、代かきなどの農作業を古式の歌、笛、太鼓に合わせ、寸劇風に面白く演じて』いきます。さすがです。本堂をかけあいの声や笑い声で包みます。




天気がよければ、景色もいいだろうし、ユーモラスな「御田植式」も見ることができるし、もっと楽しめたと思います。「御田植式」が終わってから、もち投げがありしっかりキャッチして帰りました。愉快に雨の日の桧原山の正平寺は賑わいました。




ひんやりとして境内は霧も立ちこもり幻想的な雰囲気になっていました。知れば知るほど、ふるさとにもいろんな伝統文化が残っています。過疎化が進む中でも、大切にしていきたいもの、継承していきたいものがふるさとにはたくさんあることを肌で感じました。

桜の花も散り

2014年04月12日 | Weblog
風そよぐ桜の花も幕を閉じ
          緑が眩しい山あいの里









中味の濃い一週間でした。3月の終わりまで、三光中学校に勤務していました。長年勤務した名残もありながら、耶馬溪中学校に赴任しました。そこで、また新たな生徒たちとの出逢い。その出逢いも大事にしていっています。






今週は、新任式、始業式。あいさつ回り、入学式・・・と続きました。今ふりかえれば、あっという間の一週間でした。



このおよそ、10日。別れの寂しさとあたたかく迎えてくれた新たな中学校での生活。とても充実しています。昨日は、歓迎会をしてくれ、楽しい夜を過ごすことができました。



今日は、朝起きてから、部活の見学に行きました。部活は、サッカー部、野球部、卓球部、ソフトテニス部の男女、美術部があります。




グランドに行くと、サッカー部は大会のサポートに行っていませんでしたが、テニス部、野球部が気合いを入れて頑張っていました。体育館では、ピンと張りつめた空気の中でかけ声とラケットで打つピンポン玉の音だけが体育館に響いていました。



6月に市総体があります。それに向けて必死で頑張っています。野球部は、2人の先生から200本から300本のノックをしっかり受けていました。女子もレギュラーで頑張っています。とても上手です。テニス部は、先生やコーチから指導を受けながら、ボールを追いかけていました。




春爛漫もこれから初夏を迎え、体を動かすには最適の季節となっています。山あいの地域にも生徒たちの元気な躍動が元気を与えています。




野球部のところに行き、生徒たちの打撃練習で守備についたり生徒たちと一緒にさせてもらいました。久しぶりに体を動かしました。逆に生徒たちの実践的な守備練習の時に打撃もさせてもらいました。



途中でお家の方も来られて、一緒に交じりました。かつて一緒に野球で一般県体に行った方です。生徒たちを優しく包んでくれています。



桜の花びらも散った後、あたたかな空気の中で、生徒たちは頑張っています。





午後から、学校から歩いて5分ほどのところにある渓石園に行ってみました。10年ぶりくらいの訪問です。庭園から見える学校もいいでしょう。





入場も無料になっています。しだれ桜がまだきれいに咲き誇り、もみじの若葉がとても鮮やかでした。しゃくなげの花も華麗に咲いていました。



庭園を流れる水のせせらぎも加わり、もったいないほどのぜいたくな庭園の美しさです。




子どもたちも来てくれて、土曜日のひとときを楽しむことができました。

入学式の次の日

2014年04月11日 | Weblog
はつらつと中学校の活動に
         新生活の君たち一年





あっという間に過ぎていった一週間です。昨日は、九州北部豪雨災害で被害を受けた山国川第二鉄橋の復旧工事に赤い橋げたがかかりましました。災害の復興の中で、1年生たちが耶馬溪中学校に入学をしてきました。




3年間、しっかりと学んで耶馬溪中学校で大きく成長していって欲しいと願っています。入学式の翌日の今日は、2、3年生は春休み明けのテストとなっています。1年生は、3人程度の班になって校舎めぐりもしました。いろんな場所を回っていました。校長室にもやってきました。



「入っていいですか。」
  「せっかく来たのだから、ソファーにどうぞ。」


「まず、私たちの自己紹介をします。」
  なるほど・・・


「先生の趣味はなんですか。」
  趣味かあ・・・野球見ること、すること、ブログなどを書くことかな。



「食べ物で好きなものは何ですか。」
  それを聞いてくるか。そうだなあ。果物かな。
「それだけでなく果物の中でも何ですか。」
    突っ込みが厳しい。




「他に好きなものはありませんか。」
    無類のカレー好きです。カレーなら5杯までいけます。  
    ・・・ウけると思ったが、あんまり反応ない・・・



入れ替わり立ち替わりグループがやってきました。しっかり最後まで答えました。



今日はよくまとめられた資料を使って、学校の使い方、掃除の仕方、学習の仕方などを徹底して学んでいました。小学校の生活とはまたひと味違っています。1年生にとっては大きな変化です。




日々の活動の中で耶馬溪中学校の生活にしっかり慣れて欲しいです。いろんな角度から生徒の活動に応援していきたいと思います。

後輩たちと姿がだぶった入学式

2014年04月10日 | Weblog
あの頃が懐かしく想う入学の
          今は教師でこの日を迎え









わたし自身が遥か前の中学校の入学式のことを思い出します。入学式前に自分のクラスの教室に入って先生を待っていました。




周りはほかの学校から来ている生徒もたくさんいます。物音一つせず、前を向いて緊張の中で先生が教室に入ってくるのをじっと待っていました。隣りの人と話すのも何となく気恥ずかしく、どうしたらよいのかわからないまま、背すじだけをピンと伸ばしていました。


その何とも言えない空気に耐えられず、そのときは、だれでもいいから、教室にやってきて指示をしてくれるのを待っていました。その、ういういしかった時代の様子が未だに心に焼き付いています。




あれから何十年も経った母校での入学式。縁があり、4月から母校の教員になって年の離れた後輩たちの入学式に初めて参加する機会を持ちました。朝、新入生たちがやってきました。先輩たちから歓迎されながら、教室に入って行きました。玄関を入る様子などを写真に撮ったりしました。





しばらくしてから、1年生の教室を覗いてみました。まるで自分がそこにいるようなあの時の様子が思い出されました。校舎は新しくなりましたが、何十年も前の自分がそこ座っているのではないかと思うような光景。真新しい制服に身を包まれながら、まさに顔を前に向けて、緊張感があふれた顔で座っています。


この生徒たちも自分と同じ気持ちで席についているのでしょうか。





当時耶馬溪鉄道が通っていましたが、あの時、入学式が終わって、なぜか理由はよく思い出さないのですが、わたしは親友のこうちゃんたちと列車にも乗らず重い荷物を持って歩いて帰ることになりました。


帰り道、鉄道の鉄橋を渡って帰ろうと話をしました。


長い・・・恐怖・・・今の世の中だったら、見た人や学校の先生からこっぴどく叱られているでしょう。

当時は、破天荒な行動が当たり前のようなところがありました。おそるおそる枕木を渡って行きました。踏み外すとまっさかさまに落ちていきます。


足も震えます。真ん中あたりで泣きそうになったのも思い出です。しかし、あまりの恐怖にこれ一回こっきりの冒険でした。



この鉄橋も、一昨年の豪雨で流されました。最近になって工事が始まりました。ところが入学式の今日、わたしの大切な思い出を宝箱から出してきたように、鉄橋の基礎の橋げたが全部にかかりました。復興のシンボルです。今日の入学式の日に、何十年も昔の入学式の日に渡った鉄橋が蘇りました。




母校の入学式の日に、いろんな中学生時代のことが思い出されました。地域で活躍している同級生や、後輩たちが来賓として来てくれていました。





これも母校での勤務だからこそです。第50回の入学式でした。50回の歴史の中に自分自身の入学式も入っています。
 



当時は一学年で200人近くいましたが、今日は18人の入学でした。人数は少なくなっていますが、後輩たちの活躍に期待しています。学校を盛り上げていって欲しいです。

ヒカレ~新入生~

2014年04月09日 | Weblog
教室の入学式前の静かさも
        明日になれば生徒の声湧く










始業式が終わりましたが、今度は入学式の行事が行なわれます。今日は、高校の入学式に参加しました。緊張感のある体育館で厳粛な中での入学式でした。



昨年度の中学校の卒業生の姿を見かけ、とても懐かしく嬉しく思いました。いよいよ高校生活のスタートです。



中学校も入学式が明日に迫ってきました。今日の午前中は、2時間学習をした後、合唱の練習とリハーサルを実施しました。人数は少ないのですが、自分たちで考えて動くことができます。




自分自身も初めての耶馬溪中学校での入学式です。会議のプリントでしか、流れが頭に入っていないので、動きを確認しながらリハーサルに臨みました。本当にきれいな体育館です。



校舎にしても体育館にしても、学んでいくことに対して、すばらしい環境です。こんな環境の中で入学してくる新入生も幸せです。



午後から準備です。教室、校舎、体育館と入学式モードにしていきました。体育館もフロアーにシートを敷いてから椅子などを出しました。そのあとは、壁画や飾り文字を飾りました。明るいいい雰囲気の入学式の会場となりました。手を休ませすぎた生徒もいなく注意をすることもなく、みんな一生懸命でした。



1年生の隣りの教室を掃除をしていた生徒がいました。体育館や1年生の教室とは違ってなかなか目立つところではありません。
「人が見えないところでも、頑張っているのはすごいねえ。」
と言うと、
「ここまで見に来てくれてありがとうございます。」
すごい言葉。




生徒たちは、チームワークよく役割分担の仕事を進めていったので、あっという間に準備が終わりました。明日が楽しみです。




放課後は・・・高校の入学式があり、帰ってきたたくさんの卒業生たちが、なんと担任の先生などのところにあいさつなどに来ていました。にぎやかな職員室となっていました。先生方と生徒たちのこれまでのあたたかな関わりを感じることができました。ほのぼのとした輪ができていました。




今日は、時間が少しあったので、野球部の練習の手伝いをしました。卒業生もグランドに来ていて、グランドも活気がありました。




桜がほぼ散って、若葉が息吹いてきています。新年度が始まって間もなく、みんなが緊張感のある生活をしています。節目となる入学式などの行事があり、様々な新しい環境に入っていく人たちもいます。

新しい人が入るということは、新しい人が入ってくる立場の人にとっても生活や環境に変化があります。とまどいなどもあると思いますが、生活の段差は、時間がなじませていくのでしょう。





さあ、ちょっと明日の入学式のあいさつの内容を見直して、練習をしなければ。

やってきました始業式

2014年04月08日 | Weblog
どきどきの四月八日の始業式
         新たな出逢いに希望を抱いて






ついにやってきました始業式。新入生を除いての新しい中学校での出会いの日です。今は、災害復旧の最中のために、バス通学になっている生徒もかなりいます。学校の時程などもバスの時間を考えて組んでいっています。




朝も自転車で来る生徒、バスで来る生徒、保護者が送ってくる生徒、歩いてくる生徒と様々です。しかし、あいさつ運動に地域の人と立っていると、「おはようございます。」と気持ちのいいあいさつをしながら通って行きます。そんな爽やかな朝のスタートでした。





大掃除などが終わると、いよいよ新任式、始業式です。きれいな体育館での式です。生徒たちもいい笑顔で迎えてくれました。こちらの方が緊張してしまいます。新任式では、



『サッカーで前任校と合同チームを組んでいて、頑張る耶馬溪の生徒たちの姿を見る機会が多かったこと・自分自身もそして自分の子どもたちもこの学校で学んだこと・生徒たちとたくさんの思い出を共有したいこと・自分のしゅみなど・・・』


を話しました。新任の先生の中には、ラジコンの飛行機を飛ばしたりする人もいて、生徒たちは驚いていました。



生徒数は少ないのですが、一生懸命に話を聞こうとする生徒たちの姿勢を感じることができました。生徒会から歓迎の言葉があり、「生徒たちの中」に着任することができました。




始業式では、「平和を愛し 心を磨き 未来を拓く」という学校の教育目標から、「命を大切にすること」「周りの人を大切にする心」「目標に向かって努力できる強さ、決めたことをやり抜く強さ」について話をしていきました。



被災した生徒たちも多くいます。まだ復興途中です。命を大切にする心を持ちながら、「優しい心」と「強い心」を持って、中学校生活を充実させてほしいと願いながら話をしました。




担任の発表では、拍手や歓声で沸きあがる場面がありました。生徒たちにとっては今日の最大の出来事だったと思います。この一年、たくさんのことを先生や友だちと学んでいって欲しいと願っています。




始業式のあとでは、クラスでの活動が始まりました。賑やかな声が校舎に響いたり、真剣に先生の話に聞き入ったりする姿も見ることができました。これからの生活が楽しみです。





前任校の三光中学校を離れるときは生徒たちと別れる寂しい気持ちでいっぱいでした。その思い出を大切にしながら、また今日からの新しい出会いの中で、しっかりと次のステップを踏んでいきたいと思っています。耶馬溪中学校で新しい生徒たち、先生方とのドラマを展開させていきたいと思います。





美しき花と嵐

2014年04月07日 | Weblog
敷き詰めた桜の絨毯鮮やかに
          風にそよいで花びら舞って











ふーっ、金、土、日・・・三日三晩の懇親会。とどめの昨日は夕方から、公民館で地区の「花見」でした。いろんな楽しむ企画をしてくれ、老若男女、笑いあり、カラオケが響きと時間を過ごしました。3時間の宴でした。


これで、「明日は仕事がある。」と思い、さっと家に帰ろうとすると、「こりゃ、かったかちゃん、家で二次会をするぞ。」わあ、わあ言いながら家に拉致されました。


あのおととしの豪雨災害からやっと復興をしてきた地域です。公民館も床上浸水をしました。中は泥だらけで激しい水の流れで破壊されました。公民館の前の道路は濁流となり、付近の家を壊していった場所です。公民館の横の桜の木に登って、命が助かった人もいます。


あれ以来、地区のリーダーの方の盛り上げもあって、地区も災害前よりまとまって過ごしているような気がします。心の中はわかりませんが、形としては復興をしてきています。




そんな中でも「花見」で大きな意味がありました。

今日は、眠たい朝を迎えましたが、勤務は間違いなくあります。日曜日ではなく、月曜日です。



明日から生徒が登校してきます。始業式です。始業式の前日ですが、分刻みでたっぷりと仕事が待ち構えていました。



まずは、書類の整理。机の上に書類の束があります。目を通していると、来客。地域の会を開催するのに、学校のパソコン室を貸して欲しいという依頼です。先生方に会の開催の了解を得てから、校舎を案内しました。



よく小学校でという話は聞きますが、中学校で地域の会の開催と珍しいことだと思います。地域の方も中学生の声を聞きながら、研修するのもいい経験?ではないかと思います。




そうこうするうちに、新任のあいさつ回りの時間となりました。一軒一軒の距離が長いです。新任の方たちを車に乗せて、学校評議員の方たちの家を回りました。



校区が広いので、訪問した数は少なかったのですが、たっぷり時間はかかりました。懐かしい人にも会えたことは嬉しかったのですが、昼ごろまでかかって、帰り着いて机をみると、電話や来客などがあったことを示す付箋のシールが貼られています。



おーっ、近くの役所で会議が入っている。ご飯も食べる時間もない。昨日の疲れ、今日のあわただしさもあり、だんだん、心も狭くなってきています。



なぜ、今日この会議なんだ・・・と心の中でしっかりと思いながら、急いで行き、終わってから急いで帰りました。2時30分、3時と打ち合わせがあり、5時終了。今日は、『首相の動向』に負けない行事でした。


それからやっと自分の時間が持て、明日の準備ができました。



明日は、心を広くもって始業式に臨みたいです。生徒たちとの出会いも楽しみです。

ほどよい緊張感

2014年04月05日 | Weblog
春風に桜吹雪が舞いあがる 
             山あいの里にお洒落な彩り











校庭の桜の花びらも、風に乗って川面やグランドに舞い散っています。桜の木にだんだんと花びらが少なくなってきています。始業式に全員の生徒が集まる頃には、もう若葉が生まれてきているのかも知れません。





昨日で新年度に向けての学校の会議もほとんど終わることができました。夕方までほとんど休む時間もなく、しっかりと充実した話し合いを持ちました。あとは、始業式に向けて準備あるのみとなってきました。



生徒たちと出逢えるのが楽しみです。



合間、合間で校舎の中や外を見て回っています。自分たちが中学校の頃とは校舎が違うので、どんな施設があるのか興味がてらに歩いています。すばらしい施設です。昨日も教室を見て回っていました。



すると美術室に生徒たちがいます。入ってみると、美術部の生徒たちでした。みんなとても上手な絵を描いています。「うまいなあ。」と言うと、「楽しいです。」という生徒たち。しばらく活動の様子を見ていました。


美術部の生徒たちは、冬休みに中文連、中津市中学生合同でイオン三光で美術展を開催しています。今年もきっと素晴らしい作品が飾られることでしょう。



階段を上がると、雨で野球部が廊下で練習をしていました。広い廊下なので、室内の練習に励んでいました。人数は少ないのですが、まとまって練習をしています。あいさつをすると、元気のいい気持ちのいい声が返ってきました。


「せんせいは、何の教科の先生ですか。」
「数学の先生が転勤したので、数学ですか。」

・・・・・☆

新しい人物に?生徒たちも興味しんしんです。



学校でもいろんな職場でも人事異動が終わり、新しいスタッフでの活動がスタートされています。新しいメンバーで、そこには、ほどよい緊張感があります。ほどよい緩やかな牽制球も投げられ、投げながらお互いが理解されていきます。その期間も大切なことだと思います。




夜は市内の先生方の歓迎会がありました。一日たっぷり充実した時間を過ごしました。

「私ごとの春」を迎えて

2014年04月03日 | Weblog
春うらら花粉もうららと飛びまわる 
             鼻水じゅるじゅる息も苦しく






「春眠暁を覚えず」なのか、お疲れモードなのか、昨日は、夕飯のあと、ビデオに撮っていた連続テレビ小説「花子とアン」を見ながらこたつに寝入ってしまいました。朝、新聞配達の車の音、ポストに新聞を入れる音で起きました。「おーっ、朝だ。」



新番組「花子とアン」を録画しているものの、この時期、なかなかゆっくりとドラマを見ることができません。だから心はまだ「ごちそうさん」のままです。



先日、大分のiitikoホールに行きました。そのビルには、NHK大分放送局も入っています。骨董品の「ごちそうさん」の葉書をもらいました。大河ドラマを含めてここ数作の葉書を集めています。ちびっとしたマイブームです。春のこの時期、番組の改編の時期でもあります。








前置きは、長くなりましたが、「私ごとの春」の話題です。最近は、年をとってきたせいか、なにもかも鈍くなっています。そのいい例が「花粉症」です。今までは、2月になると、てきめん、花粉に反応していました。春に敏感です。



花粉が飛ぶ頃になると、その季節の匂いがします。匂いがすると間違いなく、鼻水ずるずる、目がかゆくなります。これが5月の終わりまで続きます。 




ところが今年は違いました。「花粉症にならない。」鼻水も出ないし、目もかゆくありません。「もしかして、花粉症が治ったのか。」と思いました。ちょっと自慢でした。




と・・・思ったけれど、おとといくらいから、寝るときに鼻が詰まる、鼻水が出るいつもの症状が出てきました。かなり遅い花粉症の症状です。つまり、花粉に対しての反応が遅かったのでしょう。鼻に違和感があるので、ついに病院に行きました。


去年この病院に行って症状がかなりやわらいだので、独特の治療が自分には合っているのかも知れません。苦しまなくてすみました。




「先生の治療で治ったと思ったのですが、加齢で反応が遅かっただけだったのかも知れません。」
     
     「そりゃ、簡単には治らんやろ。」

「薬を下さい。」
     
     「薬を出すけれど、目をこすっちゃ、だめですよ。や
      すりで目をこするのと一緒で、視力が落ちたりする
      よ。だからその時は、目薬をさすんですよ。薬は、
      症状が出ているときだけでいいですよ。治療には時
      間がある時に来て下さいね。」




これまでいろんな対策をしてきましたが、今シーズンも花粉症と戦っていきたいと思います。「私ごとの春」をしっかり受け止めていきたいですね☆


贅沢な『春御膳』

2014年04月02日 | Weblog
桜舞う春の息吹を浴びながら 
         季節楽しむ弁当たいらげ






春らしい陽気の一日でした。外に出ると、ぽかぽかの気候。室内にいることがもったいないような気がしました。新しい学校での勤務。会議、会議のオンパレードです。この時期はどこの学校でも、決定しなければならないことがたくさんあります。




どれだけ会議に時間を割いても足りないほどです。




昼ご飯の時間です。「今日はもみじの部屋でみんなで弁当を食べま~す。」という声。弁当をとってくれていました。なぜ「もみじの部屋」かと言うことはよくのみこめていないですが、窓のすぐ横には満開の桜が咲いています。部屋の中からの花見です。でも桜の木の真下にいるようなそんな感じがする部屋です。




春風に吹かれてひらひらと桜の花びらが舞いあがっていきます。とてもロマンティックできれいな光景です。元気が出ます☆




「桜の部屋」なのかなあ? 弁当も会話を弾ませながら美味しく食べることができました。心遣いに感謝しています。



昼休みに美味しい料理でエネルギーを蓄え、また午後からの会議に臨みました。順調に会議が終わっていきます。いろんな決めごと、入学式などの企画・・・スムーズにいきました。ほぼ、全体で話すことは終わりました。



明日からは、いろんな分掌ごとに分かれての会議も始まりますし、対外的な会議も行なわれます。



家に帰り着いて車から降りると近所の方がいました。「今度、耶馬溪に来たので、よろしくお願いします。」と言うと、「ちょっと、きない。」と手を振りながら、近所の方の家の勝手口から入っていきました。冷蔵庫を開けると、「これ持って帰りない。」といろいろ入った袋をいただきました。



さてと、中身はと・・・。その場で開けました。「これは、たけのこご飯・・・。これは、たけのこを煮つけたもの・・・。これはゆがいただけのもの・・・これはわけぎとそれにつける味噌・・・。」至れりつくせりです。「これがあったら、晩御飯つくらなくていいですね。」と言うと、「あたりまえじゃねえか。」はいはい。



たけのこご飯はレンジで「チン」をしました。わけぎはゆがいて、旬のものを入れた味噌につけて食べました。最高の味でした。



昼と言い、夜と言い、最高の「春御膳」でした。気候もぽかぽかな春。食卓も春。ぜいたくな季節です。

春・・・新天地に

2014年04月01日 | Weblog
花が咲く春爛漫の新天地 
     心機一転 ドラマの幕開け







4月1日、新しい年度のスタートです。通勤する道々は桜の花がきれいに咲いています。春を感じさせてくれます。





ブログの中で、昨日と今日の違いが大きいと言いましたが、昨日は三光中学校を離任し、そして今日は新任地であるわが母校である耶馬溪中学校に着任をしました。

 玄関入ると、おもてなし・・・。



「365日×11年」と「1日」では大きな差がありますが、その差をすぐに埋めるように頑張っていきたいです。耶馬溪の地で生徒たちとまたお家の方や地域の方たちと素敵な思い出を共有できることを願っています。「縁の下の力持ち」のつもりで頑張っていけたらと思います。



朝、学校に行くと、生徒たちも部活動に来ていました。顔見知りの生徒が、
「お久しぶりです。よろしくお願いします。」
何と礼儀正しい。



交通安全指導日で地域の方が学校のところに立ってくれていたので、学校の中に荷物を置いてから、一緒に立ちました。若かりし頃、野球を一緒にしたりしていた人もいたので、話も弾みました。



先生方との着任式が行なわれてから、すぐに今年度の学校運営のための会議に入りました。こちらも資料を読んでいたことと引き継ぎもしていたので、およその流れをつかんでいました。

教頭先生たちがいろいろ準備をしてくれていたこともあり、先生方としっかりと話し合いをしていきました。一日かかりましたが、スムーズに今日の会議が終わりました。



昼休みは、着任のあいさつ兼ねて、校区の方が営んでいる食堂に勤務する学校の先生と行きました。帰ってから、校庭や校舎の中を回りました。グランドの桜がとてもきれいです。4月を彩っています。校舎の中は、広い。しかし、生徒数が減少していることが如実にわかります。空き教室があります。




そんな中でも入学式の準備をしたりする生徒会役員などが作業をしていました。あいさつを交わしました。家の近くに住んでいる生徒が、「すごいねえ。頑張っているね。」と話をすると、
「先生が来るって家の人が言っていた。」



自分の住んでいるところから耶馬溪中学校までは、生徒たちは自転車通学しています。しかし、あの九州北部豪雨のために、途中のロードの橋が流されました。そのために今はバス通学となっています。6月からはまた復活します。自分も時々は自転車通学をしてみたいと思っています。



驚いたことに、空手の大会で全国大会に行った三光の生徒が、お家の方とお土産を持ってきてくれました。惜しくも負けたけれど、頑張ってきたことがそして来校してくれたことが嬉しく思います。



いろんなことがありましたが、初日が終わりました。一日一日を大切なものとして過ごしていきたいと思います。



春、心機一転の時です。