そろそろ雨がほしいと、みかんの木の言霊が聞こえてくる。
昨年、台風で痛めつけられている木は、
作り手が望む生命力旺盛な生育を忘れている。
一雨降ったら、みかんの果汁で作った自家製栄養剤を撒くとしよう。
先週、東京へ行く用事があったので国立の農家の台所へ行ってきた。
サラダバーを楽しみ、タジンのランチをいただいた。
サラダバーで野菜をカットしながら、「語り部」がお客様と会話のキャッチボールをする。
野菜たちの生い立ちは、どんなドレッシングより味を引き立てる。
彼らが食べられることの幸せをまるで感じているかのように、
列に並んで待っている私には思えてきた。
その後、山形ガールズ農場で世間を騒がせている国立ファームの事務所に突然お邪魔することになり、
半年ぶりに、高橋がなりさんとお話することに。
若手社員を叱咤しながら、うまく儂人との接点を演出するところは、
とても上手で共存型のがなり氏を垣間見た瞬間だった。
若手の社員の方から、豊橋のファーブルにいろいろと質問が・・・。
聞かれれば「人寂しい儂人」はついつい時間を忘れて答える。
いつか農の「語り部」として、達人の域に達することを願って・・・。
百人百通りの農業があるという、つきない物語が次から次へとわき上がると
補助金なんかに頼らなくても十分生業としてとして成り立つ。
補助金をもらわないことを農的応援隊の人たちに自慢にしよう!
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