自然農法の祖:福岡正信氏の「わら1本の革命」・「無Ⅲ」・「自然に還る」を読んだのは、
穂の国ブランド研究会のコーディネーターの方に薦められたためだったと思う。
歪んだ社会を当時から、自然との共生という方向でひもといていたのは、
今の偽装問題や医療問題や添加物問題を当時から予測していたと感じる。
本の中の「人間の知恵でやったことはあらゆる一切のものが無価値になってしまう。」
という言葉が今になって少し理解できるように感じる。
理解できるようになっていくのは、
当園の農産物を買い支えてくださる人たちから教えていただいた、
生産者品質と流通品質と消費者品質の違いを知るお言葉からである。
教えてくださった方々に、本当に感謝である。
8月16日(土)、福岡正信氏の訃報をインターネットで知った。
福岡氏の功績は、日本よりも海外での評価が高いと聞く。
日本人が海外に行って、はじめてその評価をかいま見る機会を得て、
その人物を知った人も多いのでは。
ところで翌17日の農業新聞に訃報の記事が出ていたが、
海外での評価と比較してあまりにも小さな記事に驚いた。
これが氏の言う、「複雑怪奇な社会機構のからくり」なのだろうか。
福岡正信氏のご冥福を心からお祈り申し上げ・・・・・ます。
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