いよいよ修学旅行だ。
高校生たちのわちゃわちゃが楽しくて読んでいるが、
そういやメインは表紙のこの二人の関係であるのだったな。
4人娘の中の良さぶりがいい感じで、
あんなに打算的に友達になったミカがねえ、とか、
氏家くんのような男子から、八坂さんのような女子まで、
いろんなキャラが描かれるの面白い。
すっかりみつみにベタ惚れというか敬服しきっている志摩くんは
この先どうなるのか。
ところで、出てこない志摩の友人たち、裏表紙で何をカッコつけているんだ。。。
そして、ゆづは我らが後輩になるのか?(進学校だし、H大獣医?)
続くなあ。
表紙にバードさんがいないよ。野郎二人。
滅びゆくアイヌの生活を記録するバードさん。
平取の村で出会ったアイヌの青年ピピチャリは
バードさんの調査に興味を示す。
ちょっとアイヌでは浮いた存在のようだ。
伊藤は彼の存在が気に掛かる。
アイヌの儀式やら風俗の諸々が丁寧に書かれてる。
アイヌ語と日本語と英語、3つの言語を互いに通訳して話す。
アイヌの死体を持っていく話、30年くらい前、大学に所有してた先生がいて
騒ぎになっていたなあ。調査だからって何してもいいわけはない。
やたらピピチャリに焦点あってるけど長くなるのかなあ。。。
沖浦和光、河出文庫。
被差別の原像を探る。
昭和2年生まれの著者からしたら、
昨今の陰陽師ブームは不思議だったらしい。
それくらい、戦前まで陰陽師のことは忘れ去られていた。
有名な安倍晴明は、宮廷陰陽師、
それとは別の民間の陰陽師がたくさんいた。
蘆屋道満系の陰陽師の源泉を辿る。
それは、被差別の有名な2つとはまた別の特殊部落、
正月の祝いの万歳をする流浪の人々や
人形浄瑠璃、歌舞伎、役者村へと続く人々は、
実は陰陽師系の星を読み暦を作る人々の系譜だった。
農作業せずにこういう仕事する人は、
お上からしたら納税しない困り者だから真似しないように
被差別カテゴリに入れて取り締まったんだろうなあ。
お肉や革製品、罪人の処刑から、民間の占いや芸能など、
日本の生活の歴史の底辺には被差別の人たちがいっぱいいて、
いなけりゃ成り立たなかったよなあ。
それがとても興味深いし面白い。
JUMP+で連載中だが、
すげえ絵が上手い。
設定凝りすぎてて、覚えきらんし、
きっと読み返したくなるだろうなあと買ってみた。
ジャンプラ、期間すぎると読み返しできないからなあ。
無料で読んでるので文句は言えない。
秘術を使う者「術者」がいる日本と似た世界、八洲国。
術者が独立し特区を治めるのが「天傍台閣」。
そこの禍獣を祓う部隊に勤める龍守藤哉。
組織はどうにも腐っていて、頻発する禍獣の多発など、
原因はどうやら内部にあるようだ。。。
という最初っからピンチな感じで始まる。
藤哉が完璧な人物のように描かれるが、親しい上司の前では
隙だらけの表情を見せたり、恵まれない出自であったり、
そこは主人公らしい。
やっぱり、手元に置くなら、絵が好みでないと、食指が湧かない。
いくらストーリーが面白くても、絵が好きでないと、ちょっと。
面白い話はたくさんあるから、きっとそこで線を引いてるのだ、私は。
昨今、ウェブで色々読めるので、ほんとにありがたい。
手元に置きたくない絵の漫画でも読めるからなー。
なんかちょっともういいかなーと思いつつ、続き。
柴犬が柴犬らしいなーと思って読んでいたが、
だんだん擬人化が強くなってきたからだな。
喜怒哀楽、特に後半の哀楽が人間並みだ。
やっぱ犬は犬らしいのがいいなあ。。。
それはそれで、203号室のポメシバがちょっと好き。
チビのくせに哲学者風、、、ここまできたらマンガだからよし。
203のお姉さん、そういやこの後、素顔しか見たことないな。