河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

雲の王

2012-09-30 15:43:23 | 読書(小説)
川端裕人、集英社。
南雲美晴。息子と二人暮らし。
父母はすでに亡く、兄は行方不明。
気象台で観測気球を上げる仕事をしている。
それが突然あるプロジェクトに参加することになる。
兄からの手紙で自らの出身の郷を尋ねることになって以降、
自分の、一族の特殊能力を知る。

面白そうな要素がいっぱい詰まってるのに、
なにかちょっと残念な感じ。
美晴に全然共鳴できず、むしろ兄ちゃんのノリで、
いけ~とか思ってるのに、美晴が邪魔する(笑)
あと、黒木のキャラもなかなかいい。
でもここまでマンガチックというかファンタジーな話とは
思ってなかったなあ。
そして、確かに青木幸子のマンガからの影響が分かる…
コメント
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