河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

パイド・パイパー

2013-03-22 23:38:32 | 読書(小説)
ネビル・シュート、創元推理文庫。
推理小説かっていうと違うと思うけど。
ちょいとフランスに釣りに出かけたハワード老人。
戦争が厳しくなってきて、ドイツがフランスに攻めてきた。
イギリスに帰ろうと思ったら、イギリス人の子ども二人を
預かる羽目になり、二人を連れて出発したら、
行く先々がドイツ軍に封鎖され、バスを降りて歩いたり、
子どももどんどん増えてくるし・・・
暴力は全然出てこない。ハワードさん紳士だし。
でも、無事にイギリスにどうやって帰れるのか、
ハラハラ・ドキドキのちょいといい話。
しかし、ユダヤの少年の恨みの深さにびっくりだ。
コメント
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