梨木香歩、岩波書店。
九州の遅島、という架空の島が舞台。
昭和初期。
許嫁に死なれ、父母に死なれ、大学の恩師にも死なれた
研究者が、島を訪ね、島の調査を行う。
地名と地形と言い伝えと、家の形や動植物など、
そこここの集落にすむ人を訪ねる。
海うそ、と呼ばれる蜃気楼。
うそごえ、とは何のことだったのか。
そして、50年後。
失われゆく風景。
そのなかに残る真実。
うそごえって自分の中に作ってしまった
蜃気楼のような城壁を超えるってことなのかな。
昭和初期の雰囲気をおもしろがってるだけじゃ、
過去に逃げてるだけなんだ。なんか直面した気分。
80歳のじいさんに共感する不思議。
九州の遅島、という架空の島が舞台。
昭和初期。
許嫁に死なれ、父母に死なれ、大学の恩師にも死なれた
研究者が、島を訪ね、島の調査を行う。
地名と地形と言い伝えと、家の形や動植物など、
そこここの集落にすむ人を訪ねる。
海うそ、と呼ばれる蜃気楼。
うそごえ、とは何のことだったのか。
そして、50年後。
失われゆく風景。
そのなかに残る真実。
うそごえって自分の中に作ってしまった
蜃気楼のような城壁を超えるってことなのかな。
昭和初期の雰囲気をおもしろがってるだけじゃ、
過去に逃げてるだけなんだ。なんか直面した気分。
80歳のじいさんに共感する不思議。