河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

少女の鏡

2020-06-14 11:59:00 | 読書(小説)
佐藤さくら、創元推理文庫。
千歳(ちのくら)呪物目録1巻。
魔導の系譜の人。
前作のシリーズがダメ人間のオンパレードだったが、これもなかなか。
主人公は、呪われた兄弟。兄は犬のような大型獣。弟は、不老長寿となり全ての呪物を集める少年。
第一話は、鏡を恐れる少女だが、もちろんパッとしない。
登場人物たちの不器用さが、この人の話の魅力かもしれない。
なんでも器用な美少年でさえ、人の心が分からないって最悪の欠点を持たせるくらい、ダメな子満載。
そしてまた、挿絵の槇えびしの描く少女の普通さもなかなか。
しかしそれを上回るダメダメの犬の兄ちゃんが最強。
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図書館の大魔術師4

2020-06-14 00:10:00 | 読書(マンガ)
相変わらずのノリだが、ラスト数ページにやられた。そう来るのか。
上手い絵だが、後半ちょっとデッサン狂う時が…
キャラが増えすぎて、ふが?と思うあたりは、図鑑ぽく紹介ページがあるのでなんとかなるか。
最初セドナを女だと思ったくらい、カフナの格好は修道女みたいだよ…セオが着ても女子っぽい。
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