MY LITTLE PLANET

岩泉舞作品集。
「七つの海」は持ってるけど、
そこに収録されなかった３編と、
まさかの書き下ろし表題作が収録。
たまたま本屋で出会ったが、なぜか小学館だ。
復活するのかな。
ジャンプで数年で消えただけあって、
衝撃のデビュー作「ふろん」はともかく、
だんだん絵は変わるわ、お話は少年漫画に向かなくなるわ。
未収録だった３編は雑誌から起こしたぽいので残念。
今読んでも「たとえ火の中…」がやっぱ最高だなー。
そして、３０年ぶりの新作は。
悪い子の方がとことん悪くて全く救いがなくてびっくりだ。
絵は綺麗だなあ。またほとんど違う絵になってるけど。

SPY×FAMILY7

なんのかんのと、これももう７巻か。
やっぱジャンプ早いな。
ボンドがいるから読んでいるようなもの。
ダミアン少年たちの休日の冒険、
イギリスの児童文学にありそうだけど、いい感じ。
メインの話はなかなか進まないが。。。
ダミアン父と絡んだので、ちょっとだけ進展。
そしてアーニャの故郷はどこなんだろ。

幸福はアイスクリームみたいに溶けやすい、二鳥翠、半透明のアイスクリーム

黒谷 知也のウェブ書籍。
二鳥翠は筆で描いてるので、どうしても黒田硫黄を思い出す。
ペンで描いたのは、高野文子か市川春子を思い出す。
強烈な個性はないけど、なんかじんわり残るような残らんような。
アイスクリームの溶けやすい方は、設定がなんとも切ない。
でも実際にきっと、理由なんて場合に寄っちゃ本人にも分からなくて、
残された者は、後悔とか、墓場に持っていかれた永遠の謎を悶々と
考えちゃったりする羽目になるんだろう。
そうかと思うと、何じゃい？ってな短編もあるので、まあ面白い方。