河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

ヘテロゲニア・リンギスティコ4

2022-01-10 16:19:08 | 読書(マンガ)
あんまり軽く読めない異世界言語漫画。
サブタイトル通り、異種族言語学入門。
博士が怪我した代わりに1年間魔界を旅するハカバ先生。
お供は博士とワーウルフのハーフ娘ススキ。
通訳してはくれるが、完全に意志が伝わってるわけでもない。
この辺り、ぶっつけの海外旅行を思い出す。
人間ですら、言語と多少のボディランゲージが違って、
あらぬ誤解やトラブルを招いたりするのに、
相手の言語が、色とかリズムとか匂いとか、
真似すんの無理やんってのが多数。
読んでるこっちが、あれ?こうじゃないの?って
わかったようなことを、ハカバの先入観が強すぎるせいか、
誤解してる?って思うような時もある。
いつかこの正解わかるようにできてるんだろうか?
人間のようには死を理解しない彼らとの間には争いはあっても、
戦争というイベントはなく、全ては人間側だけの視線。。。
というあたりで先生、落ち込み出した。
彼の旅は10月スタートして、4冊でまだ12月。はてさて。
先生の悩みって、現実世界でも同じだけどねえ。
コメント
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