河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

革命前夜

2022-02-20 23:46:20 | 読書(小説)
須賀しのぶ、文藝春秋。
昭和が平成になった年、
眞山柊史はDDR、東ドイツのドレスデンの音大に入学する。
ピアノを学ぶ彼が出会う、人々。
教会でオルガンを弾く女性、クリスタ、
父の亡き文通相手の孫娘、ニナ、
音大の同級生のバイオリニストやピアニストたち。
避難所となる教会のヘルマー牧師や
シュウのアパートの隣人ファイネンさんも結構重要。
「革命前夜」ベルリンの壁が崩れる前の時代。
なかなか複雑な人間模様で、単純に語れないな。
シュタージやIM、密告者のこととか、
地下活動家など、日本とは違う戦後を過ごした人々。
結局、拍子抜けするほど、悪い人が出てこなかったな。
バッハ聴きたくなった。
コメント
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