河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

ウナギが故郷に帰るとき

2024-01-15 22:10:10 | 読書(その他)
パトリック・スヴェンソン、新潮文庫。
著者はスウェーデンのジャーナリスト。
なぜか、英訳本からの訳出だそうな。
ヨーロッパウナギにまつわるノンフィクション。
ウナギの生活環はまだ不明な点が多い。
川にいるウナギは性別不明で、
古代キリシア時代には、泥から生まれると思われていた。
そして、著者の幼い頃父とウナギ釣りに行った思い出が語られる。
ノンフィクションだけど、牧歌的。
このまま、絶滅していいのか。
レイチェル・カーソンの話になったり、
ドードー鳥やステラーカイギュウにも話が向けられる。
これ読んで、年末に鰻丼食べた。ごめんね。
なかなか面白かった。
池澤夏樹の解説は、なんか羅列で解説してないような。
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リヴァイアサン―クジラと蒸気機関―

2024-01-15 21:56:38 | 読書(小説)
スコット・ウエスターフェルド、早川書房。新ハヤカワSFシリーズ。
三部作の第1巻。
むっちゃ続く、やった。
1914年、第一次大戦前夜。
とはいえ、ダーウィンが遺伝子組み換え技術を開発して、
人造動物が兵器や乗り物になったりしているイギリス側と
蒸気機関とか歩行ロボットを使うドイツ側が争う並行世界。
サラエヴォで父母が殺され、追われることとなった、
オーストリアの公子アレックと、
空を飛びたい一心で男装して航空隊に志願した少女デリン(ディラン)。
少年と少女は出会い、冒険が始まる。
リヴァイアサンは、クジラ型の飛行獣。
食べ物を水素に変えて空を飛ぶよ。
挿絵もいっぱいで、健康的で、YAぽい。
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はたらく細胞 猫1

2024-01-15 21:50:53 | 読書(マンガ)
原作は、獣医師の蒼空チョコだし、
どんなもんかなーと。
はたらく細胞自体は、数話くらいしか読んだことない。
最初に書いた人の手を離れてスピンオフが山ほど出てて
なんか異様な世界だね。
実際の免疫システムとか体内動向がわかっているので、
この漫画を素人が読んでどこまで分かるのかわからない。
わかってる側としては、そこ端折るのかとかは思うけど。
ある程度のシステムはすでに本家でやってるとかなのかな。
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竜送りのイサギ1

2024-01-15 21:38:24 | 読書(マンガ)
サンデーうぇぶりで読んではいるのだが。
竜が存在して、季節ごとに巡ってる世界。
罪人の島で生まれ、首打役を務める少年、イサギ。
彼は、首を落とす一瞬に、切った相手の記憶を読み取ることができる。
罪人としてやってきた名将タツナミに気に入られ、
親しくなるが、処刑の日はやってくる。
首を落とした時にイサギの見たものはなんだったのか。
タツナミの息子チエナミと旅立つことになる。

差別され不憫な育ちで団子に一喜一憂したり、
世間を知らない姿にほのぼのするなあと思うと、
刀を持たせたら一瞬で仕留めて心は折れてたり。
なかなか情緒不安定な子だ。
この世界設定のこともまだわからないこと多いし、
さてどうなるのか。
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冥天レストラン2

2024-01-15 21:28:28 | 読書(マンガ)
あの世のレストランで、生き返るために働く蛾太郎。
癖の強いお客様の走馬灯を読み取り、
最後の晩餐をお出しして、成仏してもらうのだが、
ちょっとずつ蛾太郎の闇の部分が見え隠れする。
いい話の隙間に、ギャグもだけど不穏なシーンが。
ベニテングダケ食べたい兄さんの部活の部長との挿話や
死神のお兄さんのバディとの晩餐とか、ホロリとくるのに、
眉毛の兄さんの、口、そこ!?とか、歩くこんにゃくとか
とぼけたギャグがクセになる。
間違いなく終わりに向かって進んでいるので、
そう長くはないのかな。
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