河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

お苦しみはこれからだ

2008-11-16 16:48:33 | 読書(その他)
又吉正直、ボーダーインク。
獣医師物語は数あれど、公務員のはあまりない。
こちらは、家畜保健衛生所勤務の獣医師の物語。
映画のパロディをちりばめて、通称「家保」のお仕事紹介。
小難しすぎて、わかりやすくなってないところもあるけど。
誤字も結構あった気がする。そこはまあ。
それなりに獣医師らしいよなー。公衆衛生獣医師と比べりゃ。
われらの方は、こんな本を書けるだろうか・・・?
犬の捕獲にしても、食肉検査にしても、
なんとなくショッキングな空気が漂う・・・
他者が書いてくれることはあるんだけどねえ。
例:「隠された風景」「いのちの食べかた」
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遠くの友達

2008-11-15 22:25:35 | 音楽
栗コーダーカルテットの最新アルバム。
今年は栗年だなあ。と思うほど、栗漬け。
今年は歌い手とのコラボが多くて、
「溜め息の橋」「サヨナラのおまじない」と来て、
「PoPo Loouise」なわけですが、
「海をめざす道」好きだ-。単純なメロディだけど。
そろそろ作曲者に興味が出てきたり。

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DVD「迷子の警察音楽隊」

2008-11-15 22:20:09 | 映画
エジプトからイスラエルへ演奏旅行にやってきた
アレキサンドリアの音楽隊。
なぜか迎えは来ないし、「パ」と「バ」を間違えて
違う街に来てしまった。ホテルもないし。
そこで過ごす一夜を描く。
う~ん、想像してたのとかなり違ってた・・・
クスリ笑いもありの、ちょっと物寂しいお話なんだけど、
なんていうのか、愛を描いているのだね。
微妙な人間関係と、男女の際。
いいんですけど。
私の好みでなかっただけ。
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DVD「スケアクロウ」

2008-11-12 22:21:59 | 映画
けっこう古い映画だ。
アル・パチーノが出てくる。
出所したばかりのマックスと、
5年ぶりに船を下りたライオン(フランシス・ライオネル)。
二人は、ピッツバーグで洗車の仕事をしようと、旅をする。
まず、マックスの妹に会いに行き、次にライオンの妻と子に会いに・・・
スケアクロウってちょっとかっこいい響きだが「かかし」だ。
カラス(クロウ)をおびえさせる(スケア)もの。
でも、まず人を笑わせようとするライオンの解釈は違う。
かかしは人を笑わせるもの。
すぐ怒ってけんかばかりのマックスに気に入られてライオンはついて行くが、
その友情が、徐々に堅いものとなってゆく様が丁寧に描かれる。
そうだ、おれはかかしだ、と認めるまでの軌跡。
そして迎えるクライマックスが、もの悲しい。
ライオンが哀れだ。
ラスト、以前とは少し変わったマックスが、旅立つ。
往復切符で。
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高飛びレイク

2008-11-08 13:47:59 | 読書(小説)
火浦功、朝日ソノラマノベルス。
初期の名作・・・。
トイレでちびちび読んでいました。
こういうのがいっぱい書ければこの人も・・・
テレポーテーションできちゃう泥棒、レイク。
相棒ジムとライバルたくさん。
元妻ジェーンは、相棒なんだかライバルなんだか。
だって、本編は1本限りで、あとは全部番外編。
本編の前、っていう設定の小話ばかり。
だから、二人がどうなったんかもわからんのだ。
・・・たぶん、永遠に。
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