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河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

THE COVE・鯨捕りの海

2010-08-23 07:21:38 | 映画
名古屋シネマテークで、2本続けて観た。
THE COVE、残念ながら面白いんだよ、映画として。
ハラハラドキドキ、イルカの味方である主人公たちが、
日本の海の荒くれ男たちの隙を狙って、衝撃映像を撮影する。
正直、わんぱくフリッパーでイルカを流行らせてしまった
男の後悔は分からなくもないし、
海で飛ぶように泳ぐイルカは美しい。
だけど、日本人にとって、イルカは鯨の一種だ。
需要があって供給しているのに、日本人は宇宙人的扱いで、
絶対悪みたいな描かれ方が、かなり残念だ。とても一方的。
マイケル・ムーアのボウリング・フォー・コロンバインを
喜んで観たけど、ブッシュ側もこんな思いしてたのかな。

集めたイルカを全部殺しちゃうのか?とは思った。
鯨捕りの海を観て、ある程度分かったけど、
小型鯨類の捕獲のことがまだよく分からなかったので、
「イルカを食べちゃダメですか?」を今読んでいるところ。
鯨を捕る方法、解体する方法、全てが文化だ。
なくなってしまうのはとても惜しい。
しかし、ゴリラを食べるかという問題と一緒なのかなあ・・・
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エイレーネーの瞳 シンドバッド23世の冒険

2010-08-20 07:16:46 | 読書(小説)
小前亮、理論社。
ミステリーYA!の1冊。
節々に田中芳樹風味を感じる。
イスタンブールが舞台だったので、
この間のヴァイキングの誓いとかぶってた。
こちらは17世紀で、オスマン帝国になってる。
時代考証とかしっかりしてそうだ。
とはいえ、23世のセルマ♀や、その弟子のユダヤ少年マレク、
美青年(この設定、無用だったな)商人エンヴェルたちが、
魔神を駆使して(!?)、稀代の宝石の片割れを探し出し、
迫り来る悪漢の手から守る冒険の旅は、面白い。
サファイアとルビーの2つでエイレーネーの瞳。
手に入れたところで、何が起こるわけでもなく、
セルマとエンヴェルの22世への想いも今ひとつ。
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ヴァイキングの誓い

2010-08-18 20:26:26 | 読書(小説)
サトクリフ、ほるぷ出版。
これまで読んできたものは紀元前が多かったけど、
これは10世紀。
キリスト教も存在する。
イギリス人だけど、両親に死なれ、を離れ、
牛飼いとして生活していた少年ジェスティンは、
奴隷としてヴァイキングのトーモッドに買われた。
しかし、人間として見てくれるトーモッドと、
義兄弟となり、復讐の旅へ出ることになる。
船でバルト海から川をさかのぼり、陸路を運び、
また川を下ってコンスタンティノープルへ。
義兄とともに皇帝バシリウスのもと、戦うことになる。

二転三転する主人公の運命。
イギリス人だけど、ヴァイキングに買われ、
バシリウス帝に仕えることで、自分の居場所が分からなくなる。
最後に与えられた居場所は。
語り手が、成人してから回想するという形式なので、
このあたりもちょっとちがうなあ。
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夜想曲集 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語

2010-08-14 19:14:19 | 読書(小説)
カズオ・イシグロ、早川書房。
短編集。
この人、まじめにちょっとへんな人を書くから、
この短編も、やっぱりそんな感じ。
副題の通り、音楽がメイン。
夕暮れだったかどうかは記憶に定かでないな・・・。
音楽家のはしくれのような人たちが主人公で、
とりあえずみんな、音楽で食っていくのは大変そうだ。
歌で別れを告げたり、昔を思い出したり、
音楽というのは脳に直接働きかけるから、
行動も、音楽のせいにできるんだなあ。
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いのちをいただく

2010-08-12 20:32:56 | 読書(その他)
内田美智子、西日本新聞社。
食肉センターに勤めるお父さんから聞いた話。
食育とか言い始めてから、われらが「松阪牛物語」も含め、
こっち関係の本も増えた。
場合に寄っちゃ涙の大安売り状態。
これもまあその一つだけど、シンプルだ。
挿絵も超シンプル。
でもやっぱり、牛に過剰に感情移入するのは好かんのよ。
擬人化するのもイヤだ。
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