宮部みゆき、毎日新聞社。
この人の現代物は妙にリアルなけだるさがあって怖くて、
時代物はほのぼのしているけど、ときに残酷。
そして空想物語については、まあ普通な感じ。
といっても、ブレイブ・ストーリー同様、現実世界は、
とてつもなく残酷なことになっている。
同級生を殺傷して中学生の兄、森崎大樹は失踪した。
彼の行動に驚き、帰りを待つ小5の妹、友理子。
兄の身辺を探るうち、古い書に行き着いた。
物語が生み出され、戻ってくる地<無名の地>で、
兄は「英雄」に魅入られ、「英雄」を解き放ったという。
友理子は、古い辞書「アジュ」と無名僧「ソラ」を共に、
印を戴く者<オルキャスト>ユーリとして、
兄を求め書物の世界に旅立つ。
あらすじをさらっと書こうとして、
単語並べてもさっぱり意味不明ということが分かった。
とりあえず、こんなさみしげなラストとは・・・。
不思議なイメージの世界。
新手の地獄絵図かも。
本を書いている人が、こんな本を書くのって、
自己否定にならんのか心配だ(笑)。
この人の現代物は妙にリアルなけだるさがあって怖くて、
時代物はほのぼのしているけど、ときに残酷。
そして空想物語については、まあ普通な感じ。
といっても、ブレイブ・ストーリー同様、現実世界は、
とてつもなく残酷なことになっている。
同級生を殺傷して中学生の兄、森崎大樹は失踪した。
彼の行動に驚き、帰りを待つ小5の妹、友理子。
兄の身辺を探るうち、古い書に行き着いた。
物語が生み出され、戻ってくる地<無名の地>で、
兄は「英雄」に魅入られ、「英雄」を解き放ったという。
友理子は、古い辞書「アジュ」と無名僧「ソラ」を共に、
印を戴く者<オルキャスト>ユーリとして、
兄を求め書物の世界に旅立つ。
あらすじをさらっと書こうとして、
単語並べてもさっぱり意味不明ということが分かった。
とりあえず、こんなさみしげなラストとは・・・。
不思議なイメージの世界。
新手の地獄絵図かも。
本を書いている人が、こんな本を書くのって、
自己否定にならんのか心配だ(笑)。