ル=グウィン、河出書房新社。
77歳の時の作品だそうだ。いま80?
良くも悪くも、ゲド戦記4巻のフェミニンぶりを
思い出すような、女性と男性はこうちがう~みたいな
エピソードがてんこ盛りだけど、まあ。
ローマの詩人、ウェルギリウスが書いた叙事詩「アエネーイス」
そこに出てくる、王女ラウィーニアを、数行の描写からふくらませ、
不死の存在となった彼女に、来し方を語らせる。
なぜだが、ウェルギリウス本人の生霊と出会い、
侵略者に嫁ぎ、ローマの礎を築く未来を知ることとなる。
自分を虚構の存在と感じつつも、人生を生き切る。
詩の行間から王女が湧き出てるような、そんな小説。
もともとの古典を知らないからなあ。
でもこういうスタイル、面白い。
77歳の時の作品だそうだ。いま80?
良くも悪くも、ゲド戦記4巻のフェミニンぶりを
思い出すような、女性と男性はこうちがう~みたいな
エピソードがてんこ盛りだけど、まあ。
ローマの詩人、ウェルギリウスが書いた叙事詩「アエネーイス」
そこに出てくる、王女ラウィーニアを、数行の描写からふくらませ、
不死の存在となった彼女に、来し方を語らせる。
なぜだが、ウェルギリウス本人の生霊と出会い、
侵略者に嫁ぎ、ローマの礎を築く未来を知ることとなる。
自分を虚構の存在と感じつつも、人生を生き切る。
詩の行間から王女が湧き出てるような、そんな小説。
もともとの古典を知らないからなあ。
でもこういうスタイル、面白い。