河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

黒猫の薔薇あるいは時間飛行

2015-05-10 23:53:00 | 読書(小説)
森晶麿、ハヤカワ文庫。
だんだんタイトルの記憶が曖昧に・・・
まだ読んでない(文庫化してない)のは、約束・遡行未来かな。
売りは、黒猫と付き人の関係なのかもしれないが、
ミステリーとしては、有名人があっさり身近な人的なの、
またかよーという感じで、なんとも。
文系の思考というのがどうにも理解不能で面白い。
理系なら、誰がやっても同じことが出来ないと不正なのに、
文系は、ホントにその人がそこまで考えて書いてないようなことも、
自分の感性で言い切って、そういう切り口もあるよねみたいな。
裏の裏をめくったら、更に裏がみたいな展開も、ホントかよと
思ってしまうのは、理系の性なのか。
こういう部分が面白くて読んでいる。
ただ、逆さまに木を植えたら、物によっては、太陽に向かって
曲がって伸びると思いますよ。
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本好きの下克上 第一部兵士の娘1

2015-05-09 23:36:00 | 読書(小説)
香月美夜、TOブックス。
ウェブ小説なんてものに手を出した。
漫画雑誌以下の一期一会ぶりだったので、買ってしまった。
でもまあまあかな。
表面だけの異世界ファンタジーが多いけど、
これはそれなりにリアル。
本好きの日本の少女が、事故で死に、
異世界の病弱な6歳の少女に生まれ変わる。
この世界でも同じように本を読もうと思ったら、
電気もガスもない時代で、本は貴族のもの。
庶民の娘は、石版だの木簡だの、手作りするしかない。
しかも、食べるのが最優先で、ものは無駄にできない。
さてどうする。という話。
本の知識と、手芸の力で乗り切っていく。
子供だけで、紙を作ることができるか。ってとこで続く。
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夜の写本師

2015-05-09 14:51:43 | 読書(小説)
乾石智子、創元推理文庫。
なかなか読み応えのあるファンタジー。
最近さらに多くなった、上っ面和製ファンタジーと
混同されたらかわいそうなぐらい、世界観がある。

右手に月石、左手に黒曜石、口の中に真珠。
これら3つのものとともに生まれてきた少年カリュドウ。
大魔導師アンジストに、育ての親を殺され、復讐心に燃える。
魔法使いに抗うため、魔法を使わない方法を選んだ。
それが、夜の写本師。
文字に、紙に、魔法を埋め込む。
過去に死んでいった3人の女のちからを取り戻し、
アンジストに立ち向かう。
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夏目友人帳19

2015-05-07 21:46:05 | 読書(マンガ)
読んだよ。続くねえ。
絵が全然うまくならない。
顎の線、微妙。
終わる気があるのか、
なんで夏目姓なのか、
分かる日は来ない気がしてきた。
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