菅野雪虫、講談社。
全5巻の後の外伝2冊は、
それぞれ、巨山のイェラ王女と江南のクワン王子が、
どうしてこんなふうに育ったか、的なお話。
巨山外伝・予言の娘と江南外伝・海竜の子。
相変わらず、ですます調の子供向けの行間に、
妙に政治的な諸々がつめ込まれている。
そして、彼らが、こんな性格だけど、こんな人に会い、
こんなふうに育ったから、こうなったというような、
育ちの部分が重くて、どんな生まれでも、
いい方向に進むことは可能だと思わせる。
イェラの場合、愛されない時期が長かったことが、
クワンの場合、愛された時期があったから、
それぞれの今を形成したのだという感じ。
面白いシリーズだったな。
全5巻の後の外伝2冊は、
それぞれ、巨山のイェラ王女と江南のクワン王子が、
どうしてこんなふうに育ったか、的なお話。
巨山外伝・予言の娘と江南外伝・海竜の子。
相変わらず、ですます調の子供向けの行間に、
妙に政治的な諸々がつめ込まれている。
そして、彼らが、こんな性格だけど、こんな人に会い、
こんなふうに育ったから、こうなったというような、
育ちの部分が重くて、どんな生まれでも、
いい方向に進むことは可能だと思わせる。
イェラの場合、愛されない時期が長かったことが、
クワンの場合、愛された時期があったから、
それぞれの今を形成したのだという感じ。
面白いシリーズだったな。