河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

竜送りのイサギ1

2024-01-15 21:38:24 | 読書(マンガ)
サンデーうぇぶりで読んではいるのだが。
竜が存在して、季節ごとに巡ってる世界。
罪人の島で生まれ、首打役を務める少年、イサギ。
彼は、首を落とす一瞬に、切った相手の記憶を読み取ることができる。
罪人としてやってきた名将タツナミに気に入られ、
親しくなるが、処刑の日はやってくる。
首を落とした時にイサギの見たものはなんだったのか。
タツナミの息子チエナミと旅立つことになる。

差別され不憫な育ちで団子に一喜一憂したり、
世間を知らない姿にほのぼのするなあと思うと、
刀を持たせたら一瞬で仕留めて心は折れてたり。
なかなか情緒不安定な子だ。
この世界設定のこともまだわからないこと多いし、
さてどうなるのか。
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冥天レストラン2

2024-01-15 21:28:28 | 読書(マンガ)
あの世のレストランで、生き返るために働く蛾太郎。
癖の強いお客様の走馬灯を読み取り、
最後の晩餐をお出しして、成仏してもらうのだが、
ちょっとずつ蛾太郎の闇の部分が見え隠れする。
いい話の隙間に、ギャグもだけど不穏なシーンが。
ベニテングダケ食べたい兄さんの部活の部長との挿話や
死神のお兄さんのバディとの晩餐とか、ホロリとくるのに、
眉毛の兄さんの、口、そこ!?とか、歩くこんにゃくとか
とぼけたギャグがクセになる。
間違いなく終わりに向かって進んでいるので、
そう長くはないのかな。
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妖怪ギガ

2024-01-05 00:01:15 | 読書(マンガ)
サンデーうぇぶりでちまちま読んだ。
紙では全11巻らしい。
タイトルのギガは、戯画ね。
いろんなくだらない妖怪たちの話と、
稔を守るクロって妖怪の連作が混じる。
クロの物語は、かなり壮大だったな。
クロはかわいい。途中、どうなることかと
思ったけど、まあ大団円か。
第一話につながる最終話、これでおわったんけ?とは思ったが。
その他の妖怪たちは、くだらなさすぎて、
もう、かわいく思えてしまうようなのが多い。
絵は、石川雅之的なキッチリした絵だが、
それでマジでふざけるのですごい。
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PERFECT DAYS

2024-01-04 23:50:53 | 映画
イオンシネマで早朝割引のつもりが火曜割引のが安かった。
妹が、カンヌで賞を取った映画が見たいんだよねーというので、
一緒に見に行った。
役所広司主演で東京が舞台なのに、監督がヴィム・ヴェンダースって。
思いの外、おもしろかった。
東京で公共トイレ掃除の仕事をする主人公の毎日。
朝、近所の神社を掃除するおばさんの箒の音で目覚め、
歯を磨いて、植物に水をやり、つなぎを着て、
コーヒーを1缶買って、車に乗り込む。
昼は木陰でサンドイッチ。
仕事の後は、銭湯にいき、いつもの店でいつもの酒とつまみ。
そして夜見る夢。
これがまたヴェンダース!って感じ。ベルリン・天使の詩的な。
そして、そんな毎日が、変わる日も。
見てるこっちがルーティーンに慣れて、
この日常を壊さないであげて、と思った。
ラストシーンの泣き笑いのような顔は、
これでいいんだというか、これしかないんだというか。
どんな過去があったのかは知らんけど。
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