テレビで見たよ。
映画館で見た「室井慎次 破れざる者」の小ネタが
あんまり分からないので、続きを見るための参考に。
しかし、何だなあ、悪い意味で、マンガだな。
そんな解決法ってあるのか。
しかし、こんな警視庁を悪者というか、
不正の温床みたいなこと描いてて大丈夫なんだろうか。
前に見た「相棒」の映画(これまた普段見ないのにこれだけ見て
全然意味がわからなかったけど、官房長〜!ってのだけ覚えてる)
も、なんだか警視庁内部での犯罪がどうのって話だった。
警察官の人たちはこういう映画をどう思ってるんだろうなあ。
太田匡彦(まさひこ)、朝日文庫。
ペットビジネスの「奴隷」たち。
こちとら、公衆衛生獣医師なもので、
このテーマは、全くのmy own businessです。
ので、まあ深く突っ込んだりしませんが、
前回の動物愛護管理法が改正になって、
そのあと諸々の後出し基準や段階施行ができた
裏事情が詳細に記されていて、勉強になりました。
前作が「犬を殺すのは誰か」だったから、
対になるタイトルにしたぽいけど、
それほど猫は出て来なかった。
強いていうなら、付け足しみたいな最後の章が、
ほっこりする捨て猫のシンデレラストーリー、
章タイトルそのまま「幸せになった猫」
川上和人、新潮文庫。
文庫になったのは読む。4冊目。
鳥学者なのに、島とは。
「鳥類学者だからって、鳥が好きと思うなよ。」で、
小笠原諸島の鳥類を研究していることはわかってるので、
次のテーマは、島って繋がるけど。
若干のホラも含みつつ、テンポよく島の成り立ち、
どうして、生物多様性が必要なのか、色々学べる。
最近すっかり、日本の現状を把握するだけで満足してたが、
やっぱり世界にはいろんな事例があるんだなあと、
絶滅例だの生き残り例だの色々あった。
小笠原、行きたいなあ。伊豆大島でもいいか。
あー、飛行機乗りたくなってきた。
櫻井とりお、河出書房新社。
イヌガミさんの過去編2冊目。
「司書先輩と見習いのぼく」のそのまま続き。
だけど、内海さんの一件は、時系列がよく分からんな。
青柳さんも霜月さんも退職や転勤していなくなって、
いよいよ初心者ヅラもしてられない犬上さん。
でも確実に成長している。
そこにやってきた後輩くん。
図書館に馴染めない高橋くんをサポートするけど。
最後の最後まで読んでようやく決着するのはこのシリーズのパターン。
しかし、またも、ちょっとしたドンデン返し的な仕掛けがあって面白い。
今度出る新刊が最後になるのかな。
14巻かー。
師匠志ぐまの「死神」、
描き方がすごいわ。
水木しげる風味。
志ぐま師匠と渋谷の街歩き、
カンカン帽で小粋な師匠がかっこいいぞ。
江戸っ子ぽい。
朱音の「天神」も、落語バース再びって感じ、
寄り道してもちゃんと帰って来れるようになったな。
そしてこの先は、何やら志ぐまの名もなき演目だの、
父の破門の理由だの、まだまだ続きそう。