遊びをせんとや

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歯の抜けた夢 ~ 娘との対話

2010-06-09 20:49:06 | 日々のあれこれ
 今日仕事から帰って来たら息子はランニング、娘はベッドで寝ている。
で夕ご飯を作って娘をたたき起こして娘いわく「お母さん、歯が全部抜ける夢を
見た!気持ち悪い。歯茎が血だらけで気持ち悪い!」という発言。
 「歯の抜ける夢」私も数年前に良く見た。最近は疲れてるのか夢も見ない。

 田口ランディさんか、はたまたよしもとばななさんかエッセイに書かれていたけれど
は「歯がごっそり抜ける」夢は変革の兆しだと言うこと。それもいい意味で。

 娘に「それはいいほうに自分に変革が訪れると言うことだよ。」と私は喜ぶ。
娘は今、自分にはハードルの高い目標に親に背中を押されて、挑もーかなっと
思案中!?
 
 それから学校の実力テストに出た斉藤環(彼女は「かん」と読んでました。)
の「ひきこもり」の比較文化論、日本における「甘え」と「両義性」の一文の問題を
見せてくれた。とても感銘を受けたようだ。
 
 そこでじっくり読んでみる。

 今日、私が仕事で悩んでいた事の答えのヒントが少し書かれていたような気がした。
今度は私が感銘を受けた。「そうだったんだ。」
 明治時代に欧米人が日本を訪れて感心したのは日本人が自分の子供の相手をして
かわいがる所だ。日本の社会は「甘え」の構造で家庭では母性が支配しているんだ。


 男の子がだめになっていると心底思う。
その斉藤環の一文に書いてあったんだけれどは
日本人はみんなマザコンだって書いてあった。
特に男の子はそうだと言うことだ。


 で、結論的に言うと日本の学校は父性でいいと思う。
ただし、面倒見のいい限定父性。たとえて言えば日曜日に
家の前の道でキャッチボールをしてくれるお父さん。

 こういう自分の疑問に示唆を与えてくれる出来事に
心底びっくりするときがある。
 でもこれって「起きていることは全て正しい。」かな?

 そこで帰宅しただんな(いわいる父性の代表)は家族にお構い
なしにテレビがついているのもかかわらず、ラジオをつけて
阪神戦を聴く。これってマザコンのなれの果て?!