遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

ミナ・ペルホネン ~つづくを観て衣食住のデザインを考える~

2020-07-25 16:48:23 | 美術館、博物館
伊丹市立美術館と同じ日に兵庫県立美術館へも行く。

ミナ・ペルホネンの展覧会
~つづく~

まず、予約をする。
予約したチケットをローソンで購入
京セラの場合は予約だけでチケットは当日購入だったけど、今度はすでに買う。

またコロナの感染者の数が多くなってきたが、「行かんわけにいくまい。これは観ておかなければ」と
自分で納得させて万全の準備で行く。

でも、この予約制っていいかも。
そんなに混まない(当たり前か)
しかもしゃべってはいけない前提なので、館内が静か。

実は美術館鑑賞は色々感想を述べながら観るのが大嫌いなので、すごく私の理にかなっている。
予約制になって本当に良かった。

夫婦で行っても館内別行動



いやー、圧倒されました。
これでもかの模様の渦。
いかに皆川明が緻密に仕事をしているかがわかる。
物をデザインしたり、作るって本当に大変。
一見ラフに見えてすごく計算し尽されている。

それぞれの洋服の持ち主のエピソードが添えられた展示なんてのも読んでまわってぐっとくるんだけど、
私の場合はこういうの苦手ね。
物語が濃い過ぎるというか、、、。来ている人間が負けるというか、、、。

私はやっぱり、着る物は簡素なくらいの方が落ち着くかな。
よく考えたらインテリアでも家具でも日常に使う物はシンプルに限ると私は思う。

洋服も着る人にさりげなく寄り添う感じの方が好みです。
あくまでも私の好み。


痛んできたキッチンや洗面所や2階のフローリングや子供部屋の間仕切りを撤去するなど
リフォームを計画中。
近くで作りつけ家具を専門に作っている業者に依頼
関東や仙台まで行くそうだ。デザインしたキッチンを納品しに。
「近くにそういう業者あるでしょ?」と言うと「デザインが凝り過ぎていていや。」というお客さんの声がかえってくるそうだ。

なんだかわかるような気がする。

私もこの業者のあっさりした感じ、しかも細部までサイズや作りにこたえてくれるから、気にいっている。

衣食住、全てにあっさりがいいと私は思う。


熊谷守一  ~わたしはわたし~

2020-07-25 08:12:44 | 美術館、博物館
ひさーしぶりに美術館へ

一定期間美術館へ足を踏み入れてないとすごーく生きるエネルギーが下がる。
ストレスもたまる。

伊丹市立美術館へ
ここは本当に毎年感心するくらい夏にいい展覧会をする。
見逃せない。

でもこれは本当は4月~5月に開催予定だったのね。

熊谷守一です。
「わたしはわたし」
まさにそれ



初期はとてもゴテゴテの油彩で、それとて、天才的なタッチ

書や日本画にも取り組んでいたので
こういう簡略化ができるのだろう。
音楽にも堪能だったようで、だから彼の絵にはすごくリズムがある。




  

私の好きな2枚。

混んでいると聞いたので10時開館前に並ぶ。

開館と同時に入館したらゆっくり観れたが、出てくる時は結構一杯だった。

近くのタリーズカフェで軽い昼食
人間ドッグに備えて夫婦でダイエット中だが、私は色どり野菜のカメリアソースのリゾットを頂いた。
ことの他しみじみして美味しい!
旦那は付け合わせのサラダだけ。

隣接の工芸センターの展示も面白かった。