最近の金融教育に思うこと

最近、よく高校などで金融教育をするということで出てくるNISAやいiDeco。
私自身もNISAはしているが、それをまだ若い人達にわざわざ教えなければならないのだろうか。
株式だけではない、安全な投資信託もあると報道機関は言うけれど、生活雑誌にはその手の記事が満載である。

狙いはため込まれた現金を世の中に引き出そうということである。
果たしてNISAなどで金融商品に手を出すことがそうなるのだろうか？
私自身もそう制度に詳しいわけではないが、どうもうっすら胡散臭い。
政府が困って、金融機関と手を組んで企んでいるのではないか？

昔お金に関しては「銀行に預けていればいずれ増えるから。」とか「定期にすれば引き出せないし、いい利率が付くから。」「天引きで積み立て貯金したらいつの間にかまとまった額になるから。」という論法だった。
これならわかるのである。
自分の子供の頃もこうやって中学生頃から郵便貯金の定額に預けたものだ。
今や中学生が口座を作るのも奨学金を借りるためにである。

政府が認める優良投資信託と言う物があるそうだが、、、。
なんだかである。

若い子は敏感だから、そんなことをしてもそう効果はないと思いたい。
それよりも金利を少しでも引き上げれば、マシュマロ効果ではないが、我慢して先を見越して、もっと誠実に的確にお金は貯められるようになって欲しいと思う。
あっそれってあかんのね。要するに善民の財を上手く取り上げることが出来なくなるものね。