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旧桜宮公会堂レストラン ~再生された大阪レトロ建築その②~

2023-01-15 07:19:59 | 美しい物
藤田美術館を後にしてほんの10分も歩くと銀橋。
そこを渡ると左は造幣局、右手には泉布館、そして奥には懐かしの旧桜宮公会堂。


ネットで調べてみたら、明治4年に造幣寮として建てられ、昭和の初めに老朽化したので門だけを移築したようだ。
戦後、公会堂としてそして図書館として活用され1984年から大阪市立の建物となり、ユースアートギャラリーとして2007年まで活用された。

私が赴任したのは1981年、3年後から毎年のように秋の展覧会で大阪市立天王寺美術館に会場が替わるまで作品を搬入し続けた。
懐かしの建物である。

そして、2013年結婚式場、レストランとして再開。
今はコロナの関係でレストランとしては平日水曜日以外の昼間のみ営業しているようだ。

レストランの入り口は正面ではなく、サイドの通用口。


ロビーに飾られている花台は木で作られた立方体に白いペンキを塗った物。
かつての展示台ではないかな?

かつての備品も飾られている。


内装は結構そのままで天井はリノベされていると思う。


 
豪華なシャンデリア。

結婚式場だけあってテーブルとテーブルの間が広くて天井が高いのですごく開放感があるし、落ち着く。

かつての正面玄関の扉を内部から見たところ。
この扉の左側でよく展覧会の受付をした。
その頃は秋でもよく蚊が出て、なかなかワイルドな館だった。
でも楽しかったけれど、、。いい思い出。

お料理は量も適当でコスパもよく美味しかったです。

メインは豚肉のロティ。デザートも上品で甘さ控えめでした。パンも美味しかった。
グラスワインもお高くなかった。
サービスの食前酒にかなりジンが入っていて結構効きました。

適度に空いていてかといって寂しい感じではなく落ち着きます。

手前の泉布館

 

こちらも由緒ある建物。

奥には帝国ホテルに繋がる遊歩道。


食後、天満橋まで歩いて、橋のたもとの今は専門学校になっている昔のダイコロビルを見ながら京阪に乗りました。
このダイコロビルでも立体中心の造形展をやってました。
なんだかレトロで懐かしい半日トリップです。


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