遊びをせんとや

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三月花形歌舞伎 南座 松プロ

2025-03-13 07:16:57 | 歌舞伎
桜プロから一週間後の松プロ

まずは、早めに着いたので歌舞伎発祥の地阿国の碑にお詣り。右側に楽屋口あり。

この日は開幕前に、パネルの前で親子連れが写真を頼んでいたのに、イヤホンガイドの人に断れれていて(当たり前だが)私が撮影を申し出て、珍しく私も撮ってもらった。


この日は春らしく、ライムイエローの石庭みたいな地模様のある義母の色無地。娘のお宮参りの時に義母が着ていたのを思い出す。
長襦袢も義母の。義母は背が高かったので、なかなかおはしょりが難しかった。少し胴裏が黄色くなりかかっているが、生地がこなれて着やすい。縮緬の黒地に水紋と桜の花びらの模様の名古屋帯。オレンジの帯締め。オレンジ茶~渋茶グラデ帯揚げ。

新しい美容室で軽く借り上げてもらった。首が細長く見えて好評。


ヤフオクで結構値が張った、道中着。重くて、ちょっと匂いもしたけれど、新古品。しつけが付いていた。宇治金道中着と呼ぶことにした。アゲハラでは暑いし、これでちょうど良かった。



お席。桜プロとほぼ同じ。

最初の説明は虎之介さんだった。すっごく若くて元気一杯で嬉しくてしょうがないと言う感じだった。
地声も素敵。ハンサムでした。

 

楽しみにしていた米吉さんのお三輪。

写真は全てWebからお借りしました。
鱶七の福之助がタッパがあって押しが効いて好演。こんな役がはまるようになったんだ。成長したなーと思う。

 
いじめる官女と吉太郎さんの橘姫 吉太郎さん良かったです。
虎之介の求女もはまり役。
この話、コミカルなのだけれど、最後はなんでという展開。

最後に恋したう求女のために殺されていくのが本望ってどうよ。
でも健気で一途なのがこのお三輪の見どころで、先日テレビで観た中村時蔵さんも良かったけれど、米吉さんはまた、現代的な風を感じさせて良かったです。エロキューションが可愛い。

お弁当

この日は手抜き、冷凍してあった塩サバ、鯛めしのおにぎり。トマト、キュウリ、ネギ入り出汁巻き。スライスチーズに余った海苔を挟んで。スナップエンドウ。

次の幕のお染の五役は桜プロで観た演出より分かりやすく、しかも踊りも練れてきて感心した。
「そういうことだったのね。」という土手のお六である。
船頭役の福之助の表情の身のこなしがとても色気があって、しかもすっきりしていなせな感じがして良かった。
さすがに、両親の芸の血を引いているなと感じた。

充分楽しめて、外に出ると少しだけ、小雨がぱらついた。とても暖かい。
高島屋の地下で仙太郎の太餅を旦那の土産に買って帰った。

昨日の晩御飯、鰆の味噌漬け、スナップエンドウ。ほうれん草の胡麻和え。里芋、人参、シメジ、昆布の炊いたん。豆腐の玉吸。

春だなー。








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