遊びをせんとや

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モネ展 大阪中之島美術館 ~モネは最初からモネ~

2024-02-22 07:18:26 | 美術館、博物館
モネ展である。
平日しかも2月限定のペアチケットをネットでゲットしておいたので、来週は忙しいし、うかうかしてたら3月になるので
この日に出かける。
朝から小雨。今週はずっと雨。着物はさっさとあきらめて、洋服で出かける。

この前古代メキシコ展の時にかなり並んでいたので15分前に着くようにする。
やっぱり館内で並んでいた。5分も経つともっと列が増えたので入場を始めた。
荷物を預け、身軽に。

 
点数は少ないがオールモネ。これは凄い。

今まで観たことがない絵も多い。
サロンに出品されていた絵もあった。
でもこの絵も紛れもなくモネ。
モネは最初からモネなのだと不思議と納得した。
どの絵も観ていてもじわっと涙が出る。

総じて、光や色を立体的に捉えるのが上手いのだ。
風景の構図に浮世絵の影響というか日本的な物も感じる。

連作のコーナーで積みわらの連作は見事だった。
フランスの北部には雪がこんなに積もるのだなと改めて思った。


 
  
ウオータールー橋の連作
見事である。

自分の心の琴線に触れる風景に出会うべくその頃発達した鉄道に乗ってモネはどこでもキャンパスを持って出かけていく。

どの絵にも風を感じる。その風の方向に沿って、絵筆を素早く動かせる。その筆致が素晴らしい。スピード感というかその風景が持つグルーブ感。それが作品に躍動感を与える。

睡蓮

 


 
  

珍しくジベルニーの庭の藤の絵


世界各地の美術館、日本各地の美術館からモネを集めている。大変だっただろう。

入館当初は睡蓮のコーナーなんて人が少なかったが、10時30分を過ぎるとすごい人になってきた。
展示数はそう多くはないが見ごたえ充分な展覧会だった。

お昼はカフェでクラブハウスサンドイッチのような物が食べたかったので、ネットで調べて橋の袂のGURFAというカフェへ。
凄く小さいなお店で2人用のテーブル一つ、後はカウンター席3。
開店前から待ち、テーブル席へ。

 
旦那はクロックムッシュ、私はチーズバーガーサンド。付け合わせはフライドポテトかサラダが選べたのでそれぞれにしてシェアした。ホットコーヒー。
スパイスが効いてチーズも美味しく満足した。これで一人1450円。


久しぶりの洋服姿。娘にラインで「なんだか古文の先生みたい。」と。
ここ1年は洋服を新たに購入せず、この冬着なかったセーターやパンツを処分したので半数ほどに数は減った。
このブーツも中がひび割れてもう寿命。
でも洋服に合わないな。

帰りに漆塗りのお箸を買おうとデパートを回ったが、あまりに予算を超えるので保留。
ヨドバシで実家の電子レンジを買って実家に設置。
結構疲れた1日であった。

晩御飯はまた、イワシのフライ。セロリ、キュウリ、トマト、炒めキャベツ。シイタケ、インゲン、人参、麩のお味噌汁。






 



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