涼しくなったら行きたいところがあった。
今回は2つ。事前に予約しなければならなかったから「暑かったらどうしよう。」と思っていたが日差しは厳しかったが風が涼しく良かった。
まず、一つ目は「並河靖之七宝記念館」呆れるほど何回も傍を通ったが、暑すぎたり、時間がなかったりしてやっと訪れることができた。
今年の4月に改装リニューアルして再開。
HPはこちら
七宝・花鳥風月の世界「並河靖之七宝記念館」
江戸時代元は武士の身分の並河靖之が一年奮起して七宝の技術を学び、工房を開いた。
その繊細な仕事はため息が出る。学んだのは尾張七宝。銀線で下絵をかたどり、しかも繊細な技法を確立した。
改めてその人生を調べてみると何回もの挫折を味わいながらその都度進化した七宝技術は素晴らしい物だ。
京都らしい雅で繊細な作品が並ぶ。
七宝焼きは私もやったことがあるが、この銀線で囲むと作業が並大抵ではないことは解る。
釉薬の発色の細かなグラデーションまであって凄い。
元工房の家屋は重要文化財に指定されてお庭は小川治兵衛の作である。
建物内と作品、資料は撮影NGだった。お庭はOK。
琵琶湖疎水の水を引いてある。
昔のお城の瓦を利用してある。
室内にはレトロにゆらぐガラス。
この主屋で七宝焼きに映像を観る。
最後に昔の台所を観た。ここも趣があって良かった。
お向かいは靖之の養女のお婿さんの病院だったところだと思う。今は住居。
お隣は小川治兵衛さんのお家
なかなか堪能した後、いつものように平安殿で和菓子を買い、息子を呼び出してランチ。
次の目的地に便利な出町柳駅の傍。831キッチン。
HPはこちら
831kitchen
この日は水曜日だったので近くの大きなファラフェル屋さんは定休日、近くのおばんざいランチのお店は予約で一杯。
ここは以前から旦那が目を付けていたところだった。でも予約は必須。12時前だったけれど満席。
ポップな店内
シーザーサラダ
ロレーヌとゴボウときのこのキッシュ
九条ネギのマルガリータピザ
息子がコロナから回復したので快気祝いのビール。結局飲む。
どれも優しい味で美味しかった。そして満腹。
時間的にいい調子で久しぶりの叡山電鉄に乗る。八瀬・比叡山口行。
私のスマホのバッテリーがなんだかおかしい。すごく熱くなってすでに切れかかっている。
旦那に「解る?」と聞いたら「任せとけ!」と返ってきた。これがいけなかった。
駅から十分と書いてあったが、標識も何もない。近くまでたどり着いたが住宅街で大きな御屋敷ばっかり。通りに人がいない。
時間が迫っていたのである御屋敷の外でケアサービスの車を見送ってはる方に
背に腹は帰らえれず、近くのお寺までの道のりを聞くとわざわざスマホで調べてくださって教えていただいた。
たどり着くかなと歩きだしたら、後ろから車で追いかけてきて乗せてくださった。お寺に付いたが位置関係がわからない。
そこで何とかしようとしたが、タクシーが通りかかった。タクシーの乗ろうとしたら、その時車に乗せてくださった方が「もう一回乗り。」と乗せてすぐそばまでまた送ってくださった。本当にありがたい親切だった。
そんな思いでやっとたどり着いた場所は
鈍考
HPはこちら
東京に本拠地がある私設図書館。一日3回、1時間半6人限定の貸し切り図書館である。
事前決済。パスワードが送られてきてそれでドアを開ける。すでに時間は30分すぎていた。汗だく。
やっと入室して荷物を預け、丁寧に入れられたアイスコーヒーをいただく。グラスが薄くて繊細。しみじみ美味しかった。
私が読んだのはイサム・ノグチの東京都美術館の展覧会の図録。
壁一面に本棚。
そう広くない室内だが、部屋の一面、全面ガラス張り。テラスにも席があるが「猿が出たので締めてます。」と言う事だった。
既に4人来客があったが、2人は終了30分前に退出。
すると前の木立に鹿が。
野生のバンビ。カップルがテラスに出てじっと見ていたが逃げずにこっちを見ている。
そのうち、横の道から誰かが出てきて慌てて逃げてしまった。
澄んだその目と見つめあって、いい時間だった。
外から撮影したテラス席はこんな感じ
旦那の「任せておけ。」に再度だまされた。やっぱり私がきちんと詰めて前日に調べておかなければならないのだ。
肝に命じた。それから旦那の事を「シッタカブール」と呼ぶことにした。いつも他人依頼の強い旦那は今回も親切な人に助けられて何とかなった。これで調子に乗るのだ。おかげでとても楽しめた秋の遠足第一弾だった。
有難うございました。
昨日の晩御飯は緊縮食費なのであまり物で
トマト、生きくらげの卵とじ。セロリ、甘エビ。ゴボウ、干しシイタケ、蓮根、人参の炊き合わせ。焼き鮭、キュウリの糠漬け。
玉ねぎ、ワカメ、厚揚げのお味噌汁。
今回は2つ。事前に予約しなければならなかったから「暑かったらどうしよう。」と思っていたが日差しは厳しかったが風が涼しく良かった。
まず、一つ目は「並河靖之七宝記念館」呆れるほど何回も傍を通ったが、暑すぎたり、時間がなかったりしてやっと訪れることができた。
今年の4月に改装リニューアルして再開。
HPはこちら
七宝・花鳥風月の世界「並河靖之七宝記念館」
江戸時代元は武士の身分の並河靖之が一年奮起して七宝の技術を学び、工房を開いた。
その繊細な仕事はため息が出る。学んだのは尾張七宝。銀線で下絵をかたどり、しかも繊細な技法を確立した。
改めてその人生を調べてみると何回もの挫折を味わいながらその都度進化した七宝技術は素晴らしい物だ。
京都らしい雅で繊細な作品が並ぶ。
七宝焼きは私もやったことがあるが、この銀線で囲むと作業が並大抵ではないことは解る。
釉薬の発色の細かなグラデーションまであって凄い。
元工房の家屋は重要文化財に指定されてお庭は小川治兵衛の作である。
建物内と作品、資料は撮影NGだった。お庭はOK。
琵琶湖疎水の水を引いてある。
昔のお城の瓦を利用してある。
室内にはレトロにゆらぐガラス。
この主屋で七宝焼きに映像を観る。
最後に昔の台所を観た。ここも趣があって良かった。
お向かいは靖之の養女のお婿さんの病院だったところだと思う。今は住居。
お隣は小川治兵衛さんのお家
なかなか堪能した後、いつものように平安殿で和菓子を買い、息子を呼び出してランチ。
次の目的地に便利な出町柳駅の傍。831キッチン。
HPはこちら
831kitchen
この日は水曜日だったので近くの大きなファラフェル屋さんは定休日、近くのおばんざいランチのお店は予約で一杯。
ここは以前から旦那が目を付けていたところだった。でも予約は必須。12時前だったけれど満席。
ポップな店内
シーザーサラダ
ロレーヌとゴボウときのこのキッシュ
九条ネギのマルガリータピザ
息子がコロナから回復したので快気祝いのビール。結局飲む。
どれも優しい味で美味しかった。そして満腹。
時間的にいい調子で久しぶりの叡山電鉄に乗る。八瀬・比叡山口行。
私のスマホのバッテリーがなんだかおかしい。すごく熱くなってすでに切れかかっている。
旦那に「解る?」と聞いたら「任せとけ!」と返ってきた。これがいけなかった。
駅から十分と書いてあったが、標識も何もない。近くまでたどり着いたが住宅街で大きな御屋敷ばっかり。通りに人がいない。
時間が迫っていたのである御屋敷の外でケアサービスの車を見送ってはる方に
背に腹は帰らえれず、近くのお寺までの道のりを聞くとわざわざスマホで調べてくださって教えていただいた。
たどり着くかなと歩きだしたら、後ろから車で追いかけてきて乗せてくださった。お寺に付いたが位置関係がわからない。
そこで何とかしようとしたが、タクシーが通りかかった。タクシーの乗ろうとしたら、その時車に乗せてくださった方が「もう一回乗り。」と乗せてすぐそばまでまた送ってくださった。本当にありがたい親切だった。
そんな思いでやっとたどり着いた場所は
鈍考
HPはこちら
東京に本拠地がある私設図書館。一日3回、1時間半6人限定の貸し切り図書館である。
事前決済。パスワードが送られてきてそれでドアを開ける。すでに時間は30分すぎていた。汗だく。
やっと入室して荷物を預け、丁寧に入れられたアイスコーヒーをいただく。グラスが薄くて繊細。しみじみ美味しかった。
私が読んだのはイサム・ノグチの東京都美術館の展覧会の図録。
壁一面に本棚。
そう広くない室内だが、部屋の一面、全面ガラス張り。テラスにも席があるが「猿が出たので締めてます。」と言う事だった。
既に4人来客があったが、2人は終了30分前に退出。
すると前の木立に鹿が。
野生のバンビ。カップルがテラスに出てじっと見ていたが逃げずにこっちを見ている。
そのうち、横の道から誰かが出てきて慌てて逃げてしまった。
澄んだその目と見つめあって、いい時間だった。
外から撮影したテラス席はこんな感じ
旦那の「任せておけ。」に再度だまされた。やっぱり私がきちんと詰めて前日に調べておかなければならないのだ。
肝に命じた。それから旦那の事を「シッタカブール」と呼ぶことにした。いつも他人依頼の強い旦那は今回も親切な人に助けられて何とかなった。これで調子に乗るのだ。おかげでとても楽しめた秋の遠足第一弾だった。
有難うございました。
昨日の晩御飯は緊縮食費なのであまり物で
トマト、生きくらげの卵とじ。セロリ、甘エビ。ゴボウ、干しシイタケ、蓮根、人参の炊き合わせ。焼き鮭、キュウリの糠漬け。
玉ねぎ、ワカメ、厚揚げのお味噌汁。
出町柳駅の駅の近くはやはりリーズナブルで美味しいお店が多いと感じます。
早く娘さんのところにお越しになるついでに色々訪れてくださいね。